今朝は、窓の外が息をのむほど美しい朝焼けでしわ。思わずベランダに出て、冷たい空気を吸い込みました。
あのグラデーションを見ていると、まるで宇宙の知性が描いた芸術のように感じます。
ふと、以前訪れた街で知り合った男性、遅くまで語り合ったことを思い出しました。
彼は、私が道を歩く時、必ずさりげなく車道側に立ってくれるんです。そういうさりげない気遣いができる男性には、どうしてこんなにも惹かれてしまうのでしょうね。
それにしても、この静かな朝の光景、誰もが持てるわけではない「特別」な時間です。これを独り占めしているかと思うと、少しだけ胸が高鳴ります。
時々、この知的な静けさを、荒々しく、私だけを求めてくれる強い力で破ってほしいと、身勝手な妄想をしてしまうのです。
さてと、仕事の準備をしなくては。
