キ発性の高い田舎娘 -39ページ目

キ発性の高い田舎娘

ちょっと大人な話題もありますので、閲覧注意です✨

夜のコンビニって、なんだか特別な空気がある。
 

 

明かりは明るいのに、外の冷たい闇とくっきり分かれていて、
自分がぽつんと浮かんでいるみたい。

 

 

今日も寝る前にホットミルクでも作ろうと、
コートの襟を立てながらコンビニに入った。

 

 

店内はほとんど無人で、流れるBGMがやけに甘く響く。

牛乳を手に取ろうとした瞬間、誰かが横をすっと通り過ぎた。
 

 

すれ違うときにふわっと漂った、静かで落ち着いた香り。

それだけで、身体の奥で何かがピクリと反応してしまった。

 

 

こんなささやかな気配にまで心が揺れるなんて。
“触れられた”わけでもないのに、コートの内側が少し温まる。

 

 

レジで並んだとき、その人の背中がすぐ前にあって、
ふと見えた首筋に思わず視線が吸い寄せられた。

 


厚手のニットのすき間からのぞく、
冬の男の人の体温みたいなものが、
ほんの一瞬、私の想像をくすぐる。

 

 

もちろん何かが起こるわけじゃない。
ただ“同じ空気を吸っている”その数秒だけが、
妙にドラマチックに感じてしまうのだ。

 

 

会計を済ませて外に出たら、
夜風が思ったより冷たくて、
さっきまでふわっとしていた胸の熱が
一気に鮮やかに感じられた。

 

 

静まり返った道を歩きながら、
さっきの香りと、背中のラインと、
わずかな距離の温度を思い返す。

 

 

夜のコンビニって、
ただ買い物するだけの場所じゃなくて、
“ちょっとだけ心がほどける時間”を
くれる場所なのかもしれない。

 

 

今日の妄想はこれくらいで十分。
ホットミルクの香りに包まれながら眠ることにしよう。

 

 

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今日もありがとうございましたラブラブ

 

 

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