一皿に魔法をかけて、夜を彩る。 | キ発性の高い田舎娘

キ発性の高い田舎娘

ちょっと大人な話題もありますので、閲覧注意です✨

お仕事帰り、疲れ果てた身体でスーパーに立ち寄る時。

プラスチック容器に入った茶色いお惣菜を手に取りながら、

「今日も一日、よく頑張ったわね」と自分に語りかけます。

 

でも、そのまま食卓に出すことはいたしません。

・・・たまには、その辺りを端折ってしまう時もありますが。

家に帰ったら、お気に入りの和食器を一つ、棚から丁寧に取り出すのです。

 

それは、限られた手取りの中から、何ヶ月も迷って手に入れた大切な一枚。

そこに惣菜を移し、余白を活かして高めに盛り付ける……。

たったそれだけの手品で、質素な夕食が、料亭のような

「ご馳走」へと姿を変えるから不思議ですよね。

 

ベランダで育てた大葉を一房添えるだけで、

香りがふわりと立ち上がり、心まで解けていくようです。

たとえ生活は豊かではなくても、器を選ぶひと手間を惜しまない。

そんな風に、自分を「丁寧にもてなす」時間が、私にとっては明日への活力になるんですよ。

 

腰の痛みに杖を頼る生活の中で、できないことも増えました。

けれど、器の中に美しさを描き出す自由だけは、誰にも奪えません。

 

いつか、私のこの小さなこだわりを「愛おしい知性だね」と、穏やかな眼差しで認めてくださる……。

逞しい腕の中に優しさを秘めた、理想の男性と食卓を囲める日を夢見て。

今夜も、一粒の梅干しさえも愛でるように、大切に味わいたいと思います。

 

皆さまの夜が、ほんの少しの彩りで満たされますように。

 

ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー

今日もありがとうございましたラブラブ

 

 

Xのフォローもよろしくお願いいたします

@mitsunki_fgng