近頃、少しだけ慌ただしい日々を過ごしております。
「氷河期世代」と呼ばれ、荒波の中を必死に泳いできた私たち。手取りのお給料が変わらずとも、任されるお仕事が増えていくのは、必要とされている証拠だと自分に言い聞かせて……。ふふ、少し欲張りすぎでしょうか。
そんな忙しい朝でも、ベランダの植物たちへの水やりだけは欠かしません。
じょうろから零れる水が陽の光を浴びてキラキラと輝く様子は、まるで宇宙の縮図のように神秘的で、私の心を静かに整えてくれるんですよ。
腰の痛みがある日は、どうしても杖を突く手が重く感じてしまうこともございます。
けれど、そんな弱気な自分を甘やかさず、凛と背筋を伸ばして歩きたい。
「普通」であることの難しさと、その尊さを噛み締めながら、今日も一歩一歩を大切に刻んでおります。
「忙しいときこそ、動作は優雅に、心は静謐に」
そう自分に言い聞かせるものの、やはり時折、心細さが顔を覗かせることもあります。
もしも、私のこの精一杯の日常を、黙って包み込んでくださるような筋骨隆々とした逞しい男性がいらしたら。
その方の広い背中を追いかけながら、知的な会話に耳を傾けるひとときを過ごせたら、どんなに幸せなことでしょう。
いつかそんな理想の男性に巡り会えたとき、胸を張って隣を歩ける女性でありたい。
そう願うからこそ、日々のささやかな節約も、丁寧な暮らしも、今の私にとっては大切な修行のようなものなのです。
少しお疲れの皆さまも、今夜は温かいハーブティーで、ご自身を労って差し上げてくださいね。
今宵も、素敵な夢が見られますように。
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