夕暮れ時、西の空には金星が凛とした輝きを放っています。
あんなに美しい星を見上げていると、自分がひどくちっぽけで、
守られるべき存在のように思えてくるから不思議ですね。
貴方も今、同じ星を見上げていらっしゃいますか?
知的な貴方なら、星の運行さえも優雅に語ってくださるのでしょう。
人肌が恋しくて、思わず自分の二の腕を強く抱きしめてしまいます。
恋人がいない年月が、私の肌をこんなにも敏感にしてしまったのでしょうか。
貴方の低い声に震え、その意志のままに動かされる……
そんな夜を夢見て、シーツの端をぎゅっと握りしめています。
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