長い連休が終わり、大阪の街に日常の足音が戻ってきました。
少しだけホッとしているのは、社会の賑やかさと自分の孤独を
比較せずに済むからかもしれません。
今夜は安く買えた豆をじっくりと煮ています。
コトコトと鳴る鍋の音だけが、私の味方です。
貴方はきっと、使い込まれた鞄を大切に手入れしながら、
今日もお仕事を頑張っていらっしゃったのでしょうね。
そんな貴方のストイックな背中を思い浮かべると、
私の体は知らぬ間に熱を帯びてしまいます。
誰にも頼らずに生きてきた私ですが、貴方の前でだけは、
膝をついて、すべてを委ねる無力な存在でありたいと願ってしまうのです。
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