今日は休み。
朝からずっとお布団の中でゴロゴロしている。
窓から入る冬の光は薄くて、
布団の中のぬくもりと外の冷たい空気の境目が
なんだか妙に心地よかった。
こういう日こそ誰にも見られないのをいいことに、
髪もぼさぼさのまま、布団の中で寝返りを打っては、
また丸くなって…を繰り返す。
でも、不思議なもので。ひとりでぬくぬくしていると、
「ここに誰かいてくれたら」
なんて、いらない妄想が勝手に湧いてくる。
さっき、布団に顔を埋めたとき、ほんのり自分の体温が残っていて、
その温度が妙に切なくて、胸の奥がじんわり熱くなった。
布団の中って、静かすぎて、あたたかすぎて、
少しだけ頭がふわっとする。
もし隣に誰かいたら、きっとこんな風にゴロゴロしながら
どうでもいい話をして、たまに沈黙して、
それでも離れたくなくて──
なんて、また妄想が止まらなくなる。
布団をぎゅっと抱きしめたら、それだけで身体がぽっと温まるのに、
心のほうはなぜか物足りない。
いい歳して、こんなふうに人肌を想像してしまうなんて。
でも、こういう“気持ちの揺れ”があるのも
ひとり暮らしの特権なのかもしれない。
今日はもう少しだけ、
布団の中でぬくもりに甘えていたい。
