どんなに遠くても🎵明日が どんなに遠くても 信じる力はある🎵西の空は 19時になっても燃えるような色彩を放ち、淡い輪郭の月を含んだ東の空までが、うっすらと紅色を滲ませていた。暮れ泥む空を見て、昔よく聴いていたJUJU の曲を思い出しながら帰ってきた。夜になって、車検で預けていた30年来の愛車を迎えに行った。どんなに小さな世界でも、自分を生きている人がいる。修理を終えて快調になったSRに跨って、単気筒400ccのパワフルな力と明日を信じる力を感じながら小さなバイク屋をあとにした。