古い額を見つけたので、夢二の版画を額装しました。
版画は大正時代に発刊された「路地の細道」から取ったものです。
この本には十数枚の手摺の版画(挿し絵)が含まれていました。
本以外では、女性雑誌の「婦人グラフ」や「セノオ楽譜」などが有名です。
これらは表紙や挿し絵に木版画が使われていますから、発行部数は少なかった様です。
夢二の描く女性像は、「夢二式美人」と言われています。
大きな眼、色白のうりざね顔、すらりとした手足、きしゃな肢体などが特徴です。
どこか漫画チックにも見えますが、愁いをたたえた表情は魅力的です。
私もグラマーな女性よりも、スレンダーな女性の方が素敵に見えます。
でも、美人像は時代により変化し、人それぞれ異なるものです。
「まるで夢二の絵から抜け出た様」と言われた三番目の妻の「お葉」さん。
絵のモデルだったのですから、そう例えられるのは当然のことですが、令和の今でも充分美人です。
秋田生まれとされますから、色白の秋田美人だったのでしょうか。
日本では、津軽美人、庄内美人、越後美人、加賀美人、博多美人など日本海側に美人が多いとされますが、一理有る気がします。
ただ、本来の美人は外見だけではなく内面の美しさも具わった人のはずですが、それらは目に見えないものですから、外見だけでは分からないのですね。























