少し前、フリーマーケットで「六連の菓子ビン」を見つけました。

むかし駄菓子屋などで、飴やせんべいなどを入れていたガラス容器です。

「六連の菓子ビン」の完品は、今では中々見つけることが出来ないものです。

六つのガラスビンが、そのまま揃っていることが重要なのです。

当時は、こんなものに価値が有るとは思いませんから、閉店の際にほとんど廃棄されたのでしょう。

 

 

少し前には普通に有ったものが、いつの間にか無くなっていたのですね。

昭和レトロブームの影響でしょうか。興味のない人には粗大ごみですが、今では懐かしさを憶える人もいる様です。

 

 

この「六連の菓子ビン」の値段は、高額紙幣が一枚。

私がこれまでフリーマーケットで求めたものの中では、最も高い買い物でしたが、

それでも、骨董店などで求めれば、その数倍です。

 

 

菓子ビンには色々な形が有りますが、これは猫がうずくまった姿に似ていることから、「猫ビン」と言われています。

私には猫に見えませんが、可愛いらしい菓子ビンです。

 

 

 

 

 

 

親戚から蛸を頂いたので、肴をつくりました。

一つは大好きな蛸の唐揚げです。

 

 

油がもったいないので、しし唐と牛蒡も揚げました。

牛蒡は下味をつけてチップスにしました。

蛸は高温で短時間揚げるのがコツですが、少し固くなった様です。

 

 

もう一つはカルパッチョです。

薄く切ってオリーブ油などをかければ終わりですが、単純ゆえに味はソース次第なのかもしれません。

 

 

カルパチョには、冷やした日本酒が合う様です。

 

 

 

 

 

 

「紅葉が見たい」と言う母親を連れて山に行ってきました。

猛暑で色づきが遅れたのか、今が丁度見ごろでした。

 

 

ここは紅葉の名所ですが、あまり知られていません。

その為すれ違う車も、ほとんど有りません。

 

 

人家や電柱も無く、有るのは原生林や渓谷だけです。

道路脇で、熊のものに似た獣の糞を見つけました。

 

 

奥羽山脈の真っただ中、日本でも熊の生息密度の高い所です

から、油断できません。

 

 

帰りに直売所で「高原大根」と「姫クルミ」を求めました。

今スーパーなどで売られるクルミのほとんどは、外国産です。

 

 

「酒のつまみ」にと思いましたが、しばらく食べていない

「クルミ餅」を作ることにしました。

 

 

クルミを割り身を取り出すのが、少し手間がかかるものの、

①炒ったクルミをすり鉢ですり ②砂糖と醤油などで味付け 

③餅と絡めれば完成です。

 

 

「高原大根」は煮物で頂きました。

いつの間にか、おでんが美味い季節になっていた様です。

 

 

 

 

 

山に行って見ると、まだアザミが咲いていました。

花器は「切込焼」のすず(一升)徳利です。

以前骨董市で似た様な徳利が、傷物にも関わらず、結構な値段で売られていました。

やはり、地元では「おらほの焼き物」の評価が高いのでしょう。

切込焼の徳利文様では「三蓋松文」が最も多い様ですが、首に「唐草文」を描いたものは、少し珍しい様です。

 


 

切込焼は、江戸後期(諸説有)から明治頃まで、宮城県宮崎町の切込地区で生産されていた陶磁器窯です。

伊達藩の御用窯として上質な焼き物を作る一方、庶民用の日用雑器も大量に生産していたと言われますが、不明な点が多いのです。

 

 

伝世品は、宮城県や岩手県南部(伊達藩領)で見つかることが多いと言われています。(私の住んでいる処です。)

そうすると、遭遇の機会が多いはずですが、切込焼と断言できるものは、あまり見つけることが出来ません。

 

 

もう一つは「山水文」の徳利です。

これは切込焼かどうか確信が持てず、骨董市に持参して、知り合いの店主に尋ねてみた物です。

私が参考にしているのは、博物館の収蔵品や図録、発掘品などですが、同手のものは分かりますが、それ以外はなかなか難しいのです。

 

 

三人の名()目利きの鑑定は、二対一で切込焼でした。

「根拠は」と聞くと、一人は「秘密」でしたが、もう一人は「胎土や呉須の色染付の文様」と一般的な答え。否定派の一人は「伊万里では無い地方窯のもの」でした。でも、そうすると、ここは東北なのですから「切込焼」なのでは?

ただ、江戸後期にも成ると全国に沢山の磁器窯があったとされますから、否定も出来ません。

切込焼は「幻の焼き物」などとも言われていますが、知らずに埋もれているものが、結構有るのかもしれません。

 

 

 

 

 

 久しぶりに伐採地の遺跡を訪れてみました。

スコールのような激しい雷雨が何度も有ったので、土が流されています。

暑さは落ち着いて来た様ですが、少し歩くだけで汗が流れ落ちます。

 

 

珍しく石鏃を複数見つけました。

左端はこれまで見つけたものと同型ですが、他の二つは違う様です。

いつも石鏃や尖頭器などが見つかれば良いのですが、滅多には有りません。

普段見つかるのは、もっと大きく地味な石器です。

 

 

上の棒状礫には全体に敲き痕と磨き痕があり、折損しています。

断面も扁平ですから、もし刃がついていたならば、石斧の可能性も有りそうです。

下の石棒状の石器には、先端や側面に敲き痕が有ります。

 

 

この円盤状の石は、両面から交互に打欠いて刃を作っています。

石核かもしれませんが、敲き痕や大きな欠けも有るので、石器なのでしょう。

 

 

縁の薄い楕円礫ですが、全体に擦痕と大きく欠けた痕が数か所あります。

破損状況を見ると、硬質なものを加工した様に見えます。

 

 

これらが普通の敲磨器類と違うのは、打ち欠きや磨きにより刃を作っている事です。

形から見ると、何かを打ち割ったり、断ち切るように使用した様に思えます。

それは動物の解体なのか、それとも木材の加工だったのでしょうか。

 

 

私が最近読んだ本では、大型の石器の加工具として、次の様に書かれていました。

刃部を持つ礫器に相似した敲き石、安山岩や砂岩などの円礫を素材に、その端部を利用したもの、複数の剥離により刃部を作り出したもの、円礫を打割した粗大な剥片の縁辺を利用したもの。

そうすると、石器の加工具の可能性も有る訳ですが、一体どう使われたのでしょう。