夕方、法人の事務局長(GHの世話人さん)が駆け付けました。
他の職員さんのことを気遣って、その様子を確認に来てくださいました。
きっかけは、施設長とのやり取り。
朝の職員ミーティングで、先週金曜日の出来事を報告した時のこと。施設長は不快感を持ち、やや当てつけのようにその職員さんに対して苦言を呈していました。
言いたかったことは、報告・連絡・相談(ほうれんそう)をしなさいということ。
ただそこまでネチネチ言わなくても・・・という違和感は感じていました。少し感情も入り混じったような感じの苦言。
ただ事前に世話人さんから施設長に一報を入れたときに、異変を察して連絡。
その職員さんも事前に連絡があったので、あまりダメージを食らわずに済んだみたいです。
以前、世話人さんから自分が入職する前のことを教えてくださいました。
自分が入る前、施設内(職員間)の環境は決して良好ではなかったみたいで、施設長の当たりの強さから職員が辞めてしまうという事態が続いていたとのことでした。もっと遡れば、その前の施設長は法人の私物化をして大変だったみたいですが、それを何とかしたのは、今の施設長。施設長と職員が協力して施設の立て直しをしてきたとのこと。
ただ施設長は上に立つことが苦手とのことで、今の立ち位置もやらざるを得ないための位置。
施設長なりに色々と苦労をしながらやってきて、職員が立て続けに辞めてしまったことを反省して、今の自分への対応になっているとのことでした。
正直なところ、施設長は管理的なことより現場の方が好きなことは感じます。
週1回のカレーショップでは職員全員が関わって運営していますが、ショップに入っているときの施設長はどことなく楽しそうで、利用者さんとのやり取りもまんざらではない感じ。利用者さんからも慕われていることは自分も肌で感じているので、元々は現場がいいんだろうなぁ・・・って感じています。
自分もどちらかというと、現場が好き。
今の立ち位置としては「相談支援専門員」だけど、きっとそれだけじゃやりがいを感じていないと思います。計画を書くだけではなく、実際に利用者さんと接しながら仕事ができるから今の仕事を続けていられるし、その関わりも自分にとっては心地いいです。自分の根底にあるのは、やはり現場なのだと思います。
世話人さんからは、自分が入ったことで「緩衝材」になっているとのこと。
なので感謝をされていますが、自分はそんなに特別なことをやっているわけではありません。ただ、他の職員さんの気持ちもわかるし、施設長の気持ちもわかります。自分も同じ立場だったら、絶対にやりくりはできませんから。
それを理解できるのは、以前の職場で「課長」という立場に立ったから。
「課長」と言いつつも、実際には施設の運営に関わっていた立場。施設長に近い立ち位置にいたことは間違いありません。近い立ち位置・・・というか、実際には部門のトップでしたし、事実「施設長」という立場での仕事もしていました。自分は決して望んでいなかった立ち位置だったけど、やらざるを得ずになったので、今の施設長と状況はほぼ同じです。
課長だったときは、本当に大変でした。
結果、体を壊して休職し、課長の立場を外れて復帰はしたけれど体調は戻らずに退職。その後のことは既に書いている通りですが、やっぱり本来自分が望んでいた立場ではない仕事をしてきたことの代償は非常に大きかったということです。だから、今の施設長にも潰れては欲しくないし、もちろん他の職員が潰れてもいけない。潰れたことを経験した身としては、何としてもそれだけは避けなければいけない。
今の職場ではそんな思いを持ちながら、できるだけシェアしていくことを心掛けています。
仕事のシェアはもちろんのこと、気持ちのシェアもしていく。他の職員さんのケアもしながら業務を進めていく。施設長のサポートもしていく。
そう、一応「法人事務局主任」という立場になったから、その意識を持っています。
施設長が抱えていた仕事を、自分ができる範囲の中で行っていく。施設長の負担を減らすため、結果として施設全体が円滑に進んでいけるようにするためにも、ほんの少しだけ施設長のブレインになれればと思いながら、仕事もしています。
話はそれましたが、前の職場は心身ともに疲弊してしまいました。
あまり経験したくないものでしたが、結果的にそれが今の職場で「同じことを繰り返さない」という思いの元仕事をしているのは、課長という立場に立ったことがまんざら悪かったわけでもなさそうです。
もし、またやれと言われたら・・・少なくとも、40代のうちは勘弁です。
色んな意味で器が大きくなってからにしたいものです。もっとも、一番いいのは今の「相談支援専門員」をしながらB型の現場に携わって、縁の下で施設長を支えていくのが、自分にとってやりやすい仕事の仕方かもしれません。