新年度になりました。

理事会も無事終了し、新しい年度が始まりましたが・・・実際のところはそんなに「年度始まり」を実感しているわけではありません。前回のブログでも書いた通り、今年度はなんとかして収入を上げたいです。

 

そんな中、よくもそんなに・・・なんて話が。

 

いやぁ、ひどいですね。

不正請求の額、2億2800万円。どのくらいの期間をかけてこれだけの不正請求をしたのかは分かりませんが、額としてはあまりにも多すぎます。それだけ、悪質ってことですよね。処分内容を見ると、不正請求の他に工賃の一部を利用者さんに支払わずそれを法人会計に流用していたらしいですから、ひどいものです。

 

ただ、この処分はある種「おまけ」みたいなもの。本当の処分は、こっち。

 

興味ある人はどんどん調べていただければと思うけど、こっちが主たる処分。

この処分をするために監査をし、合わせて関連施設を監査したところ不正請求も見つかったというのが同時処分の顛末だと思います。

 

まぁ個人的には処分されて当然・・・というか、遅いくらいです。

自分がこの地域で仕事をしていた時からこの法人(当時は別名義のNPO法人格や営利法人格で運営。今でもその法人格は存在しています。)の悪い噂は大変多く聞いていました。市も虐待の話を聞いてはいましたが、その時は明確な確証がつかめない状態だったこともあり手が出ませんでした。個人的にも近くで働きながら何もできないことに忸怩たる思いがありました。

 

とはいえ、一方で行政などもこの施設を「利用」していたと思います。

このグループホームの特徴は、他のホームでは支援が困難な人を積極的に受け入れていました。そこには行政も依頼することもあり、対応が難しいケースを受けることで一定の発言力を得ていたような気がします。

 

うん、この構造って「滝山病院事件」と同じですよね。

滝山病院事件も身寄りのない人や他の精神科病院では受け入れの難しい患者さん、行政からの依頼で入院を受け入れていました。その結果ズブズブの関係になり、病院側が力を持つ構造が生まれてしまいました。

 

両方の施設とも言えるのは、どこか「必要悪」の存在としていたこと。

滝山病院の場合は「引き受けてのない患者」を受けることで自分たちを優位な立場に持っていこうとしていた部分があります。自立支援塾も同じように「支援の難しい利用者」を受け入れることで「大変な利用者を受けている」ことを示しながら行政に対して優位な立場を形成していたのではないかと思います。

 

だからこそ、そろそろ「必要悪」を断ち切らないといけないです。

必要悪って、みんな「悪」って認めているんだから、悪いんですよ。悪いとわかっていながら自分たちの力量不足や責任逃れから、必要悪を認めているんです。どこか「仕方ない」「しょうがない」と思っているところがあるんです。だからこういった輩が存在してしまうんです。

 

これ、自分に言っているところもあります。

この法人と同じ自治体で働きながら、何もできなかった自分。一度この法人(この法人の理事長)が運営する施設に見学に行った時、施設に通されて見た光景は驚くものでした。自分は普通に施設に入ったけど、利用者さんの玄関はチェーンを巻かれ自分たちの意思では出られない状態。明らかに異様でおかしい状態。でもその時の自分は何も言えませんでした。

 

市の福祉祭りでも、職員が利用者さんに手をあげる場面がありました。

直接の目撃ではないものの、自分たちが参加していたブースでお客さん対応をしている時に、どこからもなく乾いた音が響き、誰かを引っ叩いた音とすぐにわかりました。周りを見てみると、その施設の職員が利用者さんを引っ叩いたみたいで、直接その光景を見ていたお客さんが引っ叩いた職員を問い詰めていました。そんな状況にも関わらず、引っ叩いた職員の同僚たちは、ただただ取り巻いて見ているだけ。何もせず見ているだけで異様でした。

 

その後もこの法人の理事長と何度か会うことがありました。

しかし運営のおかしさを指摘することはできませんでした。利用者さんへ接する態度も疑問に思う部分がありましたが、指摘することはできませんでした。はっきり言えば、色んな意味で自分が未熟だったんですよね。知識も経験も、技術も心も。

 

きっとこういう施設や病院は、本当に氷山の一角かもしれません。

必要悪を排除するのに、小さな力では太刀打ちできません。排除するためには大きな力が必要です。そのためには社会全体で動くことが必要で、こういった施設や病院があることを社会がしっかりと認識していくことが重要だと思います。なので、自分も言える範囲のことをここで書いて見ました。

 

必要悪、退場です。必要悪に屈しない、強い心を持ちたいです。

自分の収入が上がれば喜ばしいものです。

でもそれ以上に職場の収入も上げたいものです。

 

職場(施設)の収入の多くは、国からの税金。

税金って言うとざっくばらんすぎるけど、国が決めた障害福祉サービスの報酬がほとんど。そこに様々な補助金をもらって施設運営を行なっています。

 

ですが、うちの施設は決して裕福ではありません。

むしろ、赤字がどんどん重なっていると思います。その赤字の理由は、言うまでもなく自分。自分がいることで施設としては赤字になっています。

 

施設を運営するには、さまざまな基準が存在します。

その基準の中に「人員配置基準」と言うものがあり、施設を運営するには最低限この人数の職員を配置しなさい、の決まりに基づいて運営をしています。もちろんうちの施設はその基準を満たしており、むしろ基準以上の人員配置をしています。

 

普通に人員配置をしていればそこまで赤字にならないのですが、うちはちょっと違う。

と言うのは、自分を1人多く配置していることにあります。普通に職員を多く配置してもそう簡単に赤字になることはないのですが、うちの場合は自分を「配置」していないにも関わらず雇用しているところ。

 

普通に聞くと変なことを言っているような感じですが・・・

ここでも何度か話しているように、自分の本職は「相談支援専門員」で、相談支援事業の職員として採用されています。なので配置上は相談支援事業に属しています。しかし相談支援事業は採算の取れない事業で、自分がどんなに頑張って働いても自分の年収分の収入を得ることができない状態。

 

そのため、自分の人件費を別の事業部門から捻出している状態。

赤字の原因はまさにこれで、自分を雇用しなければ赤字にはなりません。自分を雇用することで施設が赤字になっている・・・赤字の理由が自分というのは、そういう意味です。

 

ただ施設長としては相談支援事業を重視しており、それで採用された自分。

そのことが自分でもわかっているので、相談支援事業に属していても、実際には就労継続支援の仕事もしています。配置上として自分のことは位置付けられていませんので、ある意味「影の職員」として働いている状態です。

 

とはいえ、この状況が良いわけありません。

理事会を前にその辺のことを施設長からも相談されました。自分としては、自分さえいなければ頭を抱えないで澄む問題なので、本当に申し訳ないところ。となれば、自分もいかに施設の収入を上げるかを考えなければいけません。

 

そんなところで今年度導入したのは、地域協働加算の算定。

お恥ずかしい話、うちの施設は就労継続支援B型でありながら、月額平均工賃が1万円に至らない事業所。そのため障害福祉サービスの報酬は1番低いランク。1つ上の報酬ランクに上がるには結構大変そうな感じなので、少ないなりに少しでも収入を増やすために考えたのは、条件を満たせば算定できる「地域協働加算」を得ること。

 

その結果、昨年度に比べ少しだけ収入を上げることができました。

しかし・・・自分のお給料を穴埋めできるほどの収入にはなりませんでした。もちろん報酬上は「加算」という扱いなので、莫大なお金を得られる物ではありません。とはいえ自分が思っていたよりも加算が取れなかったと感じたのが実際。

 

もちろんこの加算をもっと取れるようにしていくのも大事。

でもそれだけではまだまだ穴埋めができないので、もっと自分が努力して収入を得られるよう考えていくことも必要。

業種は違うけど、ちゃんと取り組んでいるところもあるんです。

 

そう、こうやって努力しなきゃいけないんですよね。

国の報酬だけを当てにしていてはダメなんですよね。自分たちで努力して収入を増やすことをしなきゃ経営はダメなんですよね。

 

まぁ経営の専門家じゃないのでセンスはゼロだけど・・・

でもこういう話を聞くと、できる努力はしなきゃダメなんだなぁ・・・とつくづく感じます。来年度からは社会福祉士の実習を受け入れる予定だけど、実習は受けられるものなら積極的に受け入れることも必要かなと感じています。

 

大した経験じゃないけど、実習生を受け入れることなら自分も力になれるかな。

特にうちの施設は精神障害の方に特化した施設だから、やっぱり精神保健福祉士の実習生も受けれることがあってもいいのかな。実習生を受け入れることは決して楽なことじゃないけど、でも外の風が入ることは施設にとっても職員にとっても利用者さんにとっても刺激になっていいこともあるはず。ここは一つ、自分も頑張らないと・・・かな。

 

あ、もちろん無理は禁物なので、できる範囲で。

ただ赤字の解消は・・・やっぱり、なんとかしなきゃ。

2月は稼働日数が少なかったから、仕事に追われっぱなし。

その忙しさは3月も変わらないけど、なぜかちょっとだけ余裕。

 

多分その余裕は、ちょっとだけ稼働日数が多いから。

2月は28日までで、本当に時間がなかった状態。でも今月は31日まであって、まだ1週間の余裕があるので、なんとなく気分的にも落ち着いています。

 

本当は計画相談関係の仕事は今週中に終わらせたかったけど、断念。

モニタリングのために電話した訪問看護の担当者が今週お休みとのことで、全て聞き取りをすることが不可能な状態に。

 

これが先月だったら、チョー焦っていました。

でも今月はまだ余裕があるから、気分的に全然違います。報告書の署名が貰えていない利用者さんも何人かいるけど、こっちもある程度目処が立っているので先月に比べたら気分的には全然違います。

 

でも計画相談の仕事以上に気になっているのは、法人関係のこと。

年度最後の3月31日に法人の理事会があり、明日理事会の資料を仕上げる予定。優しい理事さんばっかりなので多少のことはご愛嬌で済むけど、でも理事会はやっぱり緊張します。

 

それと同時に気になっているのは、4月に提出する変更届。

計画相談の方は特に届出を出すものはないけど、就労継続支援B型の方は報酬関係の変更届を必ず4月に提出しなければいけません。仕事としては決して割り振られているわけではないのですが、施設長の忙しさを見ていると任せるのは忍びなく、できるところは自分がやる予定。本当にわからないところは施設長に任せ、自分が作れるところは作って渡す予定。

 

この辺の作業、自分が来る前は全部施設長がやっていたと思います。

もちろん施設長だからやるのは当然なのですが、なかな仕事を振るのが苦手なのが施設長。あまりの状態を見て、最近は「自分ができる書類」と判断したものは半ば強制的に自分が仕事を奪っています。ただ全部できるわけではないので、その辺は「わかるところだけ、自分が書類を作ります」と言って作っています。

 

2月・3月と忙しいのはみんな同じ。

でも施設長は半端なく忙しいから、負担軽減できる部分は逆にこっちから減らしています。新型コロナに関する事務処理はほぼ全部引き受けていますし、必ずしも施設長がやらなくてもよいことはこっちで「回収」したほうが早く進みます。

 

こんなことができるのも、前職の経験があるからかな。

前職は心身ともにボロボロになって職場を去ったけど、それでも施設を開設するための準備業務や開設した後の施設運営や事務処理は少なからず今の職場での業務に活きている様な気がします。職員が心身を壊さないで仕事をするにはどうすればいいか考えながら仕事をするようになったし、今まで以上に他の職員のケアを意識するようになりました。

 

なので「忙しい」と言いながら切羽詰まっても、意外となんとかなっています。

ぶっちゃけて言えば、諦めがつくようになったのかもしれません。いや、諦めがつけられるのは、ある意味で正常な精神状態だと思います。精神がおかしくなってくると、きっとその分別もつかなくなっていくのでしょうね。その分別がついている今の自分は、一応精神面の健康は維持できるいると思います。

 

余裕が持てるのは、心身にとっていいこと。

2月と3月・・・ちょっとした違いだけど、そのちょっとしたことの余裕を感じられるのも、今の自分は良い状態なのかもしれません。

今日は午後から外出。

ただいつもの外出とちょっと違う。いつもなら自分1人の外出がほとんどだけど、今日は自分の他に同僚の職員2人を連れて外出。

 

今回は他の就労継続支援B型の見学に行きました。

それも利用者さんの見学ではなく、職員の見学。専門学校時代の友人にお願いし施設を見せてもらいました。

 

見学の目的は2つ。

1つは今後うちの施設で行いたい作業の様子を見せてもらうこと。これは3人共通の目的。そして自分としてもう1つの目的は、他の施設の様子を知ってもらうこと。

 

実は同僚の2人、うち以外の就労継続支援B型を見たことがありません。

自分は相談支援専門員という立場上、色んな施設を見てきています。その中には就労継続支援B型もあり、色んなタイプのB型を見てきました。また自分自分も相談支援専門員になる前には作業所で仕事をしてきた経験があります。

 

一方で同僚の2人はうちのB型しか知りません。

であれば、作業見学とともに施設そのものの見学もしてしまえと言うのが自分の考え。その考えを友人にも伝え、今回の見学実現になりました。

 

見学に行ったのは、うちと同じ規模のB型。

対象としている障害種別も同じ精神障害の人のみ。違うことといえば、食品を扱っているかいないかの差。あとは受注作業を行なっているかいないか。正直うちの施設には受注作業のノウハウやイメージがあまりできていないため、説明をして理解してもらうよりも、実際に見て理解した方が良いと考えていました。

 

見学に行った時は、ちょうど受注の作業中。

結構納期に追われている作業みたいだったけど、利用者さんはマイペース。まぁ急かすわけにはいかないよなぁ・・・と思いながら見ていました。

 

その一方で友人は同僚に施設について説明。

自分も友人の話を聞きながら、何となく窮屈そうな居心地の利用者さんにアプローチ。自分は友人からの話よりも、利用者さんから作業のことを聞いていました。話せそうな利用者さんと話してしまうのは、相談支援専門員をしてきた自分の性。友人もそんな自分のことを知ってか、自分のことは関係なく施設の説明をしていました。

 

施設の説明が終わると、次は見学したかった作業の説明。

この作業は自分自身経験のある作業だったけど、同僚から「実際に見てみたい」との話があったため、友人に打診して見学と説明をお願いすることに。当初は「忙しいかも・・・」とのことで説明だけの予定だったけど、わざわざ実際に体験までさせて頂きました。本当に忙しい中、申し訳なく思いながらも感謝。

 

作業体験をしたあとは、お互いに情報交換。

同僚も実際に体験できたことでうちの施設との比較をしながら、運営についての質問をしていました。自分からもうちの施設の現状を話しながら今回の見学の目的なども説明。でも情報交換してみて、悩み事はどこの施設も結構同じなんだなぁと実感。思いの外、情報交換の時間のほうが盛り上がりました。

 

いや、こうやって見学をさせてもらえること、本当にありがたいです。

相談支援専門員をしていればそれなりのコネクションはできてくるものですが、友人のコネクションはやはり心強いです。友人も自分と同じ相談支援専門員をしていたので、自分の趣旨も理解してもらえました。プライベートでも交流があり日頃からコミュニケーションをとっているので、気兼ねなく話をすることができたのも良かったのかも。

 

今日の見学、うちの施設としても収穫が多かったかも。

他のB型を知らない同僚に、うち以外の施設を見てもらえたのは、良い意味で比較してもらえるきっかけになったと思います。他の施設と比較をするにしても、他の施設を知らないので比較しようがなかったのが今までの状態。でも今回こういった形で知る機会を設けられたのは、うちの施設をさらに良くしていくための材料になったのかなと思います。

 

もちろん自分も(厳密には)部署は違えど、一緒にやっていきます。

しかしあくまで自分は相談支援専門員なので、B型の「主役」になるわけにはいきません。そこは同僚に腕を振るってもらう必要があるので、今回はあくまでコネクト役。ここから先は一緒に考えていきながら、今後のうちの施設のあり方を構築してもらえるようにしたいですね。

以前から精神科病院での問題がありますが、近年は特に目立っている気がします。

とりわけ、滝山病院の一件が大きくクローズアップされてから、精神医療のあり方や行政の姿勢が注目されています。

 

個別の案件については調べていただくこととして・・・

日本の精神医療が注目されることになったものとして、1983年の「宇都宮病院事件」があります。近年では神出病院事件や先の滝山病院事件などがありますが、それ以上の最悪な事件であります。

 

宇都宮病院事件を機に、精神障害を持つ人への人権が見直され、法改正に至りました。

しかし現実問題として近年の事件が表面化していることを見れば、未だに精神障害者への人権意識は低いものと言わざるを得ません。国連の「障害者権利条約」(障害者の権利に関する条約)も2006年に採択され、日本では2008年に発効したものの、批准したのは2014年のことです。

 

こういったところからも、障がいのある人に対する権利意識の弱さを感じます。

そんな中で最近感じるのは、どこか他人事のように捉えている人が多いのかなと感じることがあります。

 

例えば今回の滝山病院事件について、Yahooのコメントの中に「自分で面倒を見ればいいじゃないか」的な意見を目にすることがあります。そう言う意見を見ると、やはりどこか他人事のようにものを言っているような気がしてなりません。

 

そりゃ、家族だって自分で見れるものなら見ていると思います。

でも止むに止まれず病院に預けることになり、そのために決して安くない医療費を支払っているのだと思います。決してタダで看てもらっている訳ではないのですから、病院に預けた家族や親族に矛先を向けるのは違う気がします。それにもし自分が同じ立場になった時に「自分で面倒を見ればいいじゃないか」と言う意見にどう反応するのでしょうか。

 

同じく市長同意による入院対応をした行政を告発したニュース。これに対しても他人事のような意見を目にすることがあります。

確かに生活保護のケースワーカーの業務負担は尋常じゃなく、過重労働状態であることは言うまでもありません。しかしそれを理由に適法な手続きを踏まずに市長同意の医療保護入院を決めたことは間違いです。法に則って手続きを行わなければ違法であるのは当然であり、違法行為に理由は関係ありません。

 

それを告発したら「じゃあなたが面倒見ろ」的な意見も違う気が。

これもやっぱり「他人事」の物言いで、身内が同じ立場に立たされた時に果たして同じことを言うことができるのかな。お金がなかったら、お金のない人は何事も甘んじなければいけないのかな。

 

入院の話で言えば、どこも悪くないのに恣意的に入院させられることも。

精神症状がないのにも関わらず、親族の勝手な思惑で勝手に精神科病院に相談し、無理やり本人を連れて行って「あなたは認知症です」といって本人の同意なく勝手に入院させる・・・こんなケース、嘘見たいかもしれませんが普通にあります。そんなことができるのが、現在の「医療保護入院」と言う制度なのです。どんなに本人が「自分はどこも悪くない」と言っても、精神科医(厳密には精神保健指定医)が「本人が認知症だから、病状が理解できていない」と判断すれば、簡単に強制入院できます。

 

こう言うことが現実にあることを知らないから、どこか他人事になると思います。

家族間のトラブルが起きて、突然自分の身に降りかかることは今の医療保護入院という制度では誰だってあり得ることです。行政がなんとかしてくれると思っている人もいるかもしれませんが、行政は何もできません。そうなったら頼るのは、やはり弁護士しかいないのだと思います。なのでそこで支援をする弁護士を批判するのもまた変な話です。

 

個人的には、今回の事件を機にもっと自分事と物事を捉えてほしいです。

健康な人にとって医療保護入院のような強制入院の制度は無縁のように思っている人が多いと思います。しかし年をとり家族との縁が悪くなってしまった時、家族から恣意的に医療保護入院になることは十分にあり得ることです。悪質な病院がある以上、事実ではないのにも関わらず一方的な申し立てで、ちゃんと診察をせずに入院が決められることはあり得る話です。だからこそ、もし自分の身にそのようなことが起きたことを想像して欲しいのです。

 

もちろん今回の件は病院に問題があることは言うまでもない事実です。

しかしそのようなことに社会が関心を示さなかったことも事を大きくした1つでもある気がします。また行政も適切な対応ができず、時には行政が都合よく相乗りしたことも問題を大きくした要因かもしれません。本来行政は中立・独立していなければいけないはずにも関わらず、どこか病院と馴れ合いになってしまったために本来あるべき機能(監督権限など)が失われてしまったのではないかと思います。

 

さらには、国にも問題があります。国ができることだってあります。

古くに作られた「精神科特例」は1958年に発出されたもの。発出された当時と社会状況が全く違うのに、未だに見直されていない現実があります。そのことが従事する人の待遇にもつながっており、従事者の待遇は国レベルで見直していかなければいけない問題です。これは医療に限らず、福祉・保育に従事する人も全く同じです。国が本腰を入れなければ、その下の都道府県・市町村も本気になりません。

 

ちょっと話が逸れましたが、種々の問題を我事として考えて欲しいです。

 

 

★参考までに・・・

 

 

モニタリングにヒォヒィ言っていた自分。

何とか今日中に全ての書類の作成が終了。久しぶりに自宅でも仕事をしてしまいました。それだけ追い込まれていた状況だったわけで・・・

ただ、来月はもっと「鬼」ですけどね・・・

 

まぁ今月こんなにも追われていたのは単にモニタリング数だけではない訳で。

今月は同行支援や訪問の数がいつも以上に多かった状態。ただですら稼働日数が少ない月にもかかわらず、じっくりと書類作成に費やせる時間が少ない状態。そこも追われていた理由です。

 

でもそんな「追われた月」でも、形になるものがあります。

担当している利用者さんの1人が、グループホームへの入居が決まりました。ここでも何度か話題に挙げていた方です。

 

これまでの状況を簡単に話すと・・・

元々はうちの就労継続支援B型に通われていた方。計画相談も別のところでやっていたけど、お母様の希望により自分のところに移管して自分が担当することに。その中でお母様からの早々の希望が「グループホームに入れれば」とのこと。

 

そんなことから始まった、グループホーム探し。

自分もそんなに早く決まるものとは思っていませんでしたし、長期戦のつもりでした。ただそんな中でお母様は少し前のめり状態で、通過型・滞在型関係なく情報をかき集め「ここはどうでしょう?」「あそこはどうでしょう?」とかかり気味に。自分も焦るお母様を落ち着かせながら対応をしていました。

 

そんな中お母様が滞在型のグループホームを探し出し、体験したいとのこと。

なので一緒に見学に同行して相手の方に状況説明をしながら体験入居をしてみましたが、結果は体験中断となることに。その結果は、ここで書いた通り。

 

そこからお母様も少しトーンダウン。

トーンダウンと言うより、自信を失った感じ。「やっぱりうちの子は難しいのかも・・・」と言う状態。ただご本人にあったホームは必ず見つかるので、そのタイミングさえ合えばと思っていました。

 

そしてそのタイミングは意外と早くやってきました。

新規の滞在型グループホームができるとの話を聞き、自分からお母様に打診。お母様からも「やってみたい」とのことで、今回は時間をかけて準備をしました。その1つに、うち以外の就労継続支援B型に通所すること。もし希望通りにグループホームに入居できた場合、物理的にうちのB型に通所できなくなってしまうため、いかなる結果であろうと他の通所先を体験するのも1つと考え、計画相談の仕事でつながりのできたB型事業所にお願いし、通所を開始しました。

 

通所もいきなり切り替えるのではなく、併用しながらの利用。

この曜日はうちに来て、ほかの曜日はもう1つの事業所に行く・・・そんな感じで少しずつ他の事業所に通所することに馴れる練習をしてきました。初めはご本人も緊張していたけど、徐々に通所にも馴れ楽しく利用できるようになることに。

 

馴れたタイミングを見て、グループホームの体験利用も開始。

前回の失敗をしないために、今回は少し長めの時間をかけて体験をすることに。体験の日数も少しずつ長くし、最終的には入居した時と同じ状況を想定しての利用をすることに。その甲斐もあってか、今回の体験利用は中断することなく完走。

 

全ての体験が終わり、先週最終判断をするために関係者会議を開催。

ご本人とご家族はもちろんのこと、グループホームの職員や入居後の通所先になるB型の職員に方にも会議に出席していただくことに。ご本人の意向も確認したのち、最終的には全会一致で入居が決まることに。

 

ご本人も当初は自分が親元を離れるなんて思っていなかったと思います。

ただ色々と準備をする中でもしかしたらご本人も朧げながらに状況の変化を感じていたかもしれません。なかなか真意を読み取ることが難しい利用者さんですが、色々と話をする中で少なくともグループホームでの生活が嫌ではないことを感じ取れたことと、ご本人にとって楽しみとなることがあることが確認できたので、自分もその判断をしました。

 

まぁ実際に入居してみて見えてくることもあるかもしれません。

ただそれはそれでいいと思いますし、その後に何かあればその時に対応していけばいいと思っています。お母様にとっては「グループホームに入れた」ことで1つの目標を達成したことになりますが、これは決してゴールではありません。むしろここからがスタートだと思います。ご本人も新しい生活が始まりますし、お母様にとっても新しい生活が始まります。

 

それこそ、離れてみて「親離れ」「子離れ」の現実がわかるかもしれません。

離れて生活をしてみて、実は親の方が子離れできていなかった・・・なんてこともあるかもしれません。その時のフォローが自分の役割にもなります。ご本人の支援をすることは当然でありますが、親御さんの支援も大事な支援です。親御さんの不安が少なくなり、自分たちの生活を第一に考えられるようになってようやく一区切りになるのかもしれません。

 

いずれにしても、支援は次の段階へ。

すぐに物事が形になることの少ない相談支援ですが、こうやって形になると1つ仕事をした気持ちになりますね。

モニタリング、半分も終わってません・・・笑い泣き

 

モニタリング自体はすでに全員やっています。

でも、その報告書が全然出来上がっていません。まぁいつものことですが、非常に厳しいです。

 

こういう言い方は悪いですが、好きに書けるのであれば苦労しません。

いや、好きに書くのもそれなりに苦労はするのですが、変に色々考えずに書けるという点では苦労しないと思います。でもハードルがついてしまうと結構考えてしまいます。

 

というのも、先日モニタリングをした利用者さんについて難しい話がありました。

それはB型のケース担当をしている職員から。その利用者さん、自分よりもケース担当の職員の方が長年の関係もあり一定の信頼関係があります。

 

ケース担当の職員も定期的に面談を実施しているのですが、先日のこと。

いつもの定期面談をしていたのですが、その定期面談がなかなか終わらない。時間は定時を過ぎても終わらず、その間自分は作成できるモニタリング報告書を作成。自分としてはなかなか終わらないことにちょっとヤキモキ。

 

で面談が終わって職員が戻ってくることに。

その面談時間・・・3時間半。長すぎ!そんなに集中力、続かないよ!

 

もちろん、事情を聞きました。すると長時間になった理由は、恐怖の吐き出し。

とにかく、いろんな恐怖感がありそれを聞いているとこの時間になったとのこと。職員曰く切り上げることもできたけど、今回切り上げるとその後に残る可能性もあるとのことで、とにかく吐き出させたとのこと。

 

その「恐怖」の中には、自分との面談のことも。

どうやら自分とのモニタリング面談の中で、ご本人が話したくないことを話した模様。そのことが勝手に情報として流れ出すことに対する恐怖感がとてつもなくあったとのこと。ただその話は決して自分が無理くり聞き出そうとしたわけではなく、話をする中でご本人から情報の開示があり、こちらは聞いていないけどご本人から話されたこと。なのでご本人の中で「話さない」という選択があったはずだけど、それでも話してしまった様子。

 

そこから妄想チックになって、この状態になったとのこと。

もちろん自分には守秘義務があるので、知ったことをペラペラ話すことはしませんし、ご本人が希望しないことは書くことはしません。モニタリング報告書も書ける量は限られてしますし、市役所に提出する前にご本人に確認してもらい署名をもらってから提出しているので、ご本人の意に沿わないことは出していないです。

 

そんな中で言われてしまうのは・・・もちろん「ご本人の気持ち」は尊重します。

ただ過度に反応があると、自分が書こうとする内容にブレーキもかかってしまいます。サンプルを例に話すと・・・

 

例えば「本人の感想・満足度」は、まさにご本人の気持ち。

ここはご本人の話したことや思いをそのまま書くので、ここに対して「直してください」と言われれば無条件で直します。ご本人の意向にそぐわない内容を書くのは違いますから。それは当然のこと。

 

しかしその他の欄については、支援者からの視点。

「サービス提供状況」はサービス事業者から聞いたことだから、そこは事業者から聞いた話や所感を書かなければ聞いた意味が無くなってしまう。「支援目標の達成度」は両者の話を聞いた相談支援専門員の考えを書くところで、ここはありのままに書きたい。この2つの内容について「都合が悪いから直してくれ」と言われてしまうと、事業者と相談支援専門員の考えを曲げることにも繋がりかねないので、ここをご本人の意向通りに書いてしまうと、そもそもこの報告書の存在意味が問われてしまう。

 

確かに「サービス等利用計画」は「本人中心支援計画」ともいえます。

だからご本人の意向に沿ったものを作っていくのは当然のことであり、ご本人の意向に沿って支援を行なっていくのは当たり前の話です。しかし、だからと言って本人にとって「都合の良くないこと」を書かないのは、ちょっと違うのかな。都合の良いこと・良くないことを含めて評価していくべきだし、そこからどう支援していくかを考えていくのが相談支援専門員の役割でもあります。

 

まぁ利用者さんにそのことがうまく伝わっていないのか。

伝わっていないのは、自分がちゃんと説明できていないということ。一応この方の報告書は作り上げたので、お渡しする時にもう一度丁寧に説明しなければいけませんね。

 

ちょっと話はそれますが・・・支援って、絡まった糸を解く作業みたいなもの。

絡まりが少なければすぐに解くことができるけど、ぐちゃぐちゃにお団子のように絡まってしまった糸は丁寧に解いていかないと、いつまで経っても解けないまま。無理に引っ張って解こうとするものなら、二度と解けなくなってしまう。だから、支援ってものすごく丁寧にやらないと変な方向に行ってしまいます。ある意味これは、信頼関係の構築と同じ。無理矢理やろうとすれば、絶対に関係は作れません。

 

どんな仕事も同じかもしれないけど、丁寧な仕事が大事。

特に対人関係の仕事はマニュアル通りに行くことはまずありません。機械仕事でもありません。そんなことを感じています。

基本的に「温和」な人間で通っている自分。

でも所詮自分も人間。イラッとすることもあります。

 

ここ最近法人の今後のことを考え、定期的に会議を行なっています。

会議は自分のほか施設長とグループホームの施設長の3人が集まって話をしています。自分は相談支援の立場、施設長は就労継続支援B型の立場、そこにグループホームの立場。ただ「法人」としての位置付けになると自分は法人主任、グループホームの施設長は理事であり法人事務局長、施設長は理事であり統括管理者。自分でいうのも何ですが、役員会議みたいな感じです。

 

今日の話題で上げたのは、職員の負担感。

いかに職員の負担感を減らしていくかを自分が間に入って分析。その中で実際の負担感解消のため自分が介入して対応していく方針に。

 

で早速それに向けた動きも始めました。

ただ・・・自分と他の職員との温度感が違うのか、意見が噛み合わない。まぁそれはどこでもある話で、考え方が違えば意見が違うのは普通の話です。なので少しでも歩み寄れるように自分の考えを示しながら相手の意見も噛み砕いて理解する努力も。

 

でも自分が意見をする中で「変えることをやっていきたいんです」と伝えると・・・

別の職員からは「じゃ、どうぞ。(やってください)」みたいな対応。

 

うーん、昔の自分だったら完全にキレちゃっていたと思います。

ただここは冷静に、黙り込むことに。

 

ただねぇ・・・かなりストレスです。イライラしています。

そこに自分が当番の仕事(日誌作成)があり、通所時間を書いていない利用者さんがたくさんいて、さらにイライラ。おまけに今日はリハビリの日だったけど、仕事が終わらないからそっちもキャンセル。色々なことが重なっているので、何かあればすぐにキレそうなくらいのイライラ。

 

そんな自分に自分自身で気づき、貰ったチョコレートでクールダウン。

いや、そんな簡単にクールダウンはしていないのですが、努めて冷静になるように心がけました。その後しばらく経って怒りのトリガーを引いた職員から声をかけられたけど、落ち着いて対応。

 

まぁこういう対応を取るのも、施設長を見ているからかも。

施設長も結構感情的になりやすいタイプで、先日も会議終盤で感情的になり怒り爆発。2・3日空気の悪い職場を実感しているので、こういうことをしちゃいけないなという反面教師のもと振る舞いをするように心がけています。

 

あと冷静になった時に、今日面談した利用者さんと話したことを思い出すことに。

ちょうど利用者さんにアンガーマネジメントの話をしたのですが、そのことをそのまま自分に置き換えてしましました。きっと自分がイライラにつながったのは、自分が思っていた「あるべき」が裏切られたから。一緒に考えてくれると思っていたことが裏切られたことで、怒りに変わったんですよね。アンガーマネジメントに照らし合わせれば、自分のイライラ・怒りもちゃんと説明できるんですよね。

 

でもストレスは解消されたかというと・・・そういうわけではなく。

職場を出て自分の車に乗ってすぐに、大声で叫んでしまいました。やっぱり何らかの形で発散しないと気は済みませんよね。基本的に自分の場合は大声を出すことで発散。ちょっと前はブログで発散していたかもしれませんが、最近になりそれはあまり健全ではないかなと思いひかえていますが・・・もしかしたら今発散しているのかもしれません。

 

だから、そういう時は外でリラックス。

いや、別にイライラしたからリラックスしているわけではなく、仕事終わりに気分転換でいつも外でお茶しているんですよね。でも今日は自分の思い通りにならなかったことが多い日だったから、気分転換は絶対に必要。どのくらいの時間が必要かな。まぁこれも1つのストレスケアですね。

ようやく東京都から就労継続支援施設の令和3年度の平均工賃が公表されました。

平均工賃は年度はじめに必ず東京都に報告すべき事項。特に就労継続支援B型では平均工賃によって報酬が変わってくるので、4月頭の段階ではほとんどの施設で算出されているものです。

 

その結果がようやく今になって・・・遅い。

遅くても6月ごろまでには全ての施設から平均工賃の情報が揃っているのだから、そこから公表までは令和4年のうちにはできるもの・・・と思っていましたが、それが今頃の公表になるなんて、ちょっと遅いですよね。

 

まぁその辺の話は横に置いといて・・・

令和3年度の東京都就労継続支援B型施設における平均月額工賃額は15,563円。去年より少し下がっています。いろんな影響があると思います。平均工賃が10万円を超える事業所も今年度はありませんでした。

 

これに対し、うちの事業所は平均工賃が1万円にも届きません。

まぁその理由はなんとなくわかります。作業に参加しない利用者さんも利用者さんとして受け入れており、また月の作業工賃額が1000円に満たない人、数百円の人にも工賃を支払っているので、当然ながら平均工賃の額が引き下がることになります。それがなければもう少し月額平均工賃は上がるとおもいますが、工賃は作業対価として支払わなければいけないので、たとえ数百円でも支払わなければいけません。

 

ただうちの事業所だけの問題なのかというと・・・そうでもないような気が。

東京都が出している平均工賃は、全ての事業所の平均工賃。なので平均工賃の額が本当の平均値であるのかは、吟味の必要があると思っています。

 

個人的には障害種別によって平均工賃は違ってくると思っています。

事実、令和2年度の東京都が公表した平均工賃を分析したところ、知的障害だけを対象にした就労継続支援B型事業所に比べ、精神障害だけを対象にした就労継続支援B型事業所の方が約7000円近く平均工賃が低いことがわかりました。また精神障害だけを対象した事業所に限っていえば、平均工賃額が1万円に満たない事業所は49%もありました。

 

複数の障害種別を対象にした事業所でも、知的障害を受け入れている事業所の方が受け入れていない事業所に比べ平均工賃が高くなることも令和2年度の平均工賃を分析してわかっています。なので単純に平均工賃を見るだけでなく、その内訳をしっかりと分析していく必要があると思います。東京都が公表しているのは事業所名と平均工賃額だけなので、もう少し詳しく見ないと平均工賃の影に隠れたものが見えないと思います。

 

そんなわけで昨日からデータの整理をしている真っ最中ですが、その中で少し気になっていることもあります。それは「精神障害だけを受け入れている事業所の工賃アップ」ということ。

 

令和2年度の工賃分析の中で「精神だけの事業所は工賃が低い」と感じていた自分。

ただ一方で令和3年度のデータを整理している中で、精神だけの事業所でありながら、前年度より平均工賃を上げることができてる事業所がちらほらを見受けられます。率直に自分の中では「どうやって上げているんだろう」と感じています。

 

うちの事業所でも「平均工賃1万円」を目指して活動をしています。

しかし現状はなかなかそれを達成することができず、5年以上1万円の壁を突破できない状態にあります。先に述べたように平均工賃が低くなってしまう原因があることも把握はしていますが、果たしてその原因が取り除かれただけで「平均工賃1万円」が達成できるのかは、ちょっと疑問に感じている部分もあります。

 

となると、他の事業所がどうやって平均工賃アップを果たしたのかが知りたい。

一概にうちの事業所と比較できるものではないことはわかっているけど、でも同じ「精神障害」の人だけを対象にした事業所としてどう言った方法でそれを実現していったのか、工賃アップを目指している事業所としては、そのノウハウを知りたいです。

 

早い話、うちの事業所にとって工賃アップに足りないものは何なのか。

もちろんうちの事業所も古くからの歴史があり、法人としての理念を持ちながらうちの事業所の利用を希望する人は可能な限り受け入れてきました。中にはなかなか作業に結びつきにくい方でも、分け隔てなく受け入れてきました。

 

一方でいかに事業収入(報酬)を得ていくかも課題。

平均工賃1万円というのは、報酬を受け取るためにも大きな境目になるもの。1万円を超えるか超えないかで、報酬はだいぶ変わってきます。そう言った意味でも1万円の壁は越えたいのが本音です。

 

だからこそ、それを達成できている事業所にノウハウを聞きたい。

教えてもらったノウハウの全てが実現できなくでも、できそうなところがあれば取り入れていきたい、工賃分析をしていてそんな思いが芽生えています。自分の中で「(工賃アップは)難しいなぁ・・・」と常日頃思っていましたが、分析している中で「まだ、甘ったれている?」なんて気持ちを感じたのも事実。

 

正直、自分自身やることはたくさんあります。

そもそも計画相談担当(相談支援専門員)なので計画が1番なのですが、それでも事業の主体は就労継続支援B型なので、その事業を無視することはできません。自分のことだけじゃなく、法人全体を見なければいけない立場なので「やることいっぱい」なんて言ってられないですね。

まぁ、自分の体のことが最重要であることは言うまでもないことですが・・・

 

工賃分析はまだ始まったばかり。

もう少し分析を続けていくと新たなことが見えて来るかもしれません。ただ工賃アップはやっぱり必要と感じている自分です。

1月の分の仕事がひと段落していたので、半休を取りました。

とはいえ、別にどこにも遊びにいく訳ではありません。

 

主たる目的は、市役所。

今年も自立支援医療の更新手続き。これだけは毎年更新の手続きをしないと受けることができないので、仕事を休んでも手続きをしなければいけません。まぁ一番いいのは休まずに手続きをすることですが、うちの自治体は残念ながら平日以外に窓口が開いていないので、休みを取るしかないんですよね。

 

今年は診断書提出の年。

以前は申請の度に診断書を提出しなければいけなかったけど、今は2年に1回の提出に。診断書代もそれなりにかかるので、変わったのはいいことです。

 

ただ・・・診断書の内容は、そんなに変わってないですよね。

少なくとも、最初だけは。

 

2年前もここで同じことを書いていたみたいで、やっぱり同じものを載せていました。

 

ウン、変わりありませんね。

2年経って良くはなっているものの、持続性感情障害はなくなりませんでした。不安障害だけになることをちょっと期待はしていたのですが、まだリスクは残っているからかな?

 

ただ、別の部分の表現は少し変わっていました。

薬が減ったので使っている薬の名前は少なくなりました。過去最小の記述量。あと具体的な現在の症状も前向き表現になりました。「就労して落ち着いている」と書かれていたので、前進はしたのかな。

 

でも、自立支援医療を受けてから変わらない文言が1つだけ。

症状は頑固で難治であり継続した関わりを要する。

これだけは何年・・・いや、十何年経っても変わりませんね。

一番最初の診断書こそはまだ受診して日が経っていなかったのでそこまでの記述はなかったけど、2回目の診断書からはこの言葉が必ず書かれています。まぁおそらく目的は「重度かつ継続」の対象であることを示すためなんだろうなぁ・・・と自分なりに理解はしています。

 

しかしながら初診から18年、治療は現在も続いています。

ということは・・・先生の言っていることは間違っていないですね。継続した関わりをしているのは事実だし、難治なところも事実。今年の仕事初めで発作の前兆症状が久しぶりに出たので、やっぱり「頑固で難治」なんですよね。

 

まぁ今はあんまり言葉だけに捉われないようにしています。

なんだかんだ言いながら社会生活は送れていますし、自分の病気の経験もそれなりに仕事に役立っていますから、医療が必要な状態でもいいのかなと思っています。自分の病気・障害とうまく付き合っていくことも必要なことですから。

 

次の更新は来年だけど、診断書の提出は再来年。

きっと再来年も同じネタを書いていると思います。その時の診断書は、果たしてどうなっているのでしょうね。