一部で根強く人気の…ビミョウな面白さが乙な味、『ベストヒットUSA』。
ラジオ放送回数ベースの謎のランキングは、局のサイトでは非公表。
そこでオレが、興味の続く限りメモしておくチャートは、以下のとおり。
変化が乏しく、今週はチャート内の20曲が先週の20曲とまったく同じ。参ったね。
1+. When I Was Your Man (Bruno Mars)
流れたとたんに「ダサッ!」と叫びたくなる、脳の溶けるオトコ演歌。またも1位で、がっかり。
2+. Stay (Rihanna featuring Mikky Ekko)
これもダサい若手演歌のたぐい。というわけで1位、2位がダブル若手の演歌チャート。
ひどい光景である。将来の禍根となるだろう。
3. Daylight (Maroon 5)
甲高い「デイラ~~~イト」のサビも超のんきな「モテる男はつらいぜ」、おのろけソング。
4. Thrift Shop (Macklemore & Ryan Lewis featuring Wanz)
いかんせん曲調は古いが、声の通りがよく、ハズしかたの渋いラップさばきに味がある。
5+. Suit & Tie (Justin Timberlake featuring Jay-Z)
息抜きにピッタリ、疲れたオヤジにうってつけの、ちょっとカビ臭いオシャレなバー専用BGM。
いいかえれば、洗練されて毒がなく、だんだん「コレでいいかも」という気がしてくる、旨い安酒みたいな歌。
6. Sweet Nothing (Calvin Harris featuring Florence Welch)
今週のEDM1位。聴く価値は低いが、どこか中毒性があるのかもしれず、研究の必要はありそう。
7+. Feel This Moment (Pit Bull featuring Christina Aguilera)
使用されたA-haの"Take On Me"のメロディーもバカ調アレンジ。ギトギトおじさんのネアカ音頭。これぞ下町ダンス・サウンドだ。急上昇で困っちゃうね。
8+. Just Give Me A Reason (P!nk featuring Nate Ruess)
現在のチャートでは、かなりマトモな部類。見ているだけでむずがゆくなるコラボ、ムキムキ女とクネクネ男の、しぶしぶながらの共同作業?面白い。
9. I Knew You Were trouble (Taylor Swift)
180cmの長身から繰り出した才女の変化球。カーンと売れたわりには、ココロに残らず。
10. Don't You Worry Child (Swedish House Mafia)
お笑いトリオのネプチューンを思わせる滑稽な3人組の密着DJスタイル。心細いオトコたちの手作りで、古風なパワフルEDMができあがりました。スウェーデンの輸出品です。
11+. Heart Attack (Demi Lovato)
周期的に生産されるアメリカン・デブ娘によるアメリカン・デブ娘のための応援ソング。
12. It's Time (Imagine Dragons)
ラスベガスのバンド、でも、オルタナ・ロック、だから、ド派手なのか?アリーナ向けのサウンドが、ちょっぴり古臭い。けれど、デビューからいきなりこの路線って日本的かも。
13+. Troublemaker (Olly Murs featuring Flo Rida)
ルックスの悪い小太り歌謡曲シンガーとルックスの悪い小太り元ヒップ・ホッパーのぬる~いコラボ曲。
14+. Alive (Krewella)
シカゴ出身のEDMトリオ。詳細は不明だが、ジャハーン・ユーサフとヤスミン・ユーサフの姉妹(パキスタン系)に、クリス・"レインマン"・トリンディで構成される。
15. Scream & Shout (will.i.am featuring Britney Spears)
ウィル・アイ・アム会心の駄作、その空虚さゆえに人気のダンス・ポップ。ブリトニー・ビッチもどうしてここまで「ゆるゆる」でなければならないのか……
16+. I Will Wait (Mumford & Sons)
「ブリティッシュ・フォーク・ロック」というジャンルの微妙さのうえに、かろうじて成立している、ウエスタン(ロンドンの西?)テイストの不思議な曲。順位に変動なし。
17+. 22 (Taylor Swift)
才色兼備の巨大なお嬢様、わが世の春の22歳をうたい、これも順位に変動なし。
18. Little Talks (Of monsters and men)
ど田舎・アイスランドからの新たな輸出品。ひんやりしたインディー・ロック。同じく順位に変動なし。
19. Carry On (Fun.)
「青年の主張」を連想させがちな青くさいFun.。尖ったものが感じられないこの曲も、やはり順位に変動なし。
20. My Songs Know What You Did in the Dark (Light Em Up) (Fall Out Boy)
(減量中の)ちょいデブ・メガネ・メタルによる「ロックンロールを救え」的なゴシック世界。これまた順位に変動なし。
結局、16~20位に変動なく、だったら数字を操作して下位に新曲5曲ぶちこんだほうがマシではないかとおもう。
(順位の横に+が付いているのは、今週ポイント増加の曲。)
ところで、リクエストで流されたNEW KIDS ON THE BLOCK(NKOTB、ニューキッズ・オン・ザ・ブロック)の懐メロ・バラードには、「チャカッ、チャカッ」の手拍子が安っぽく多用されており、いかにも時代を感じさせられたオレだったが、じつは、最先端のラップも、サンプリング軽視の傾向で、スカスカのチープ・テクノに、「チャカッ、チャカッ」の手拍子。
似ている。
まったく好ましくないことだが、似ている。
同じくニューキッズ(新ガキ)の看板で、アラフォーのあの連中が再結成し、新曲発表というニュースもチラと流された。
誰が誰だかさっぱりわからない。
区別の付かないオッサンだらけ!なにがニューキッズなんだ。