ユーミンの楽曲「緑の街に舞い降りて」
に登場、そしてモデルになった空港、花巻空港
久しぶりに行ってみました
新しいターミナルビルになってからは初めてです
以前の記事でも書いていますが、私は岩手県盛岡市の出身です
以前は、国道側から入れましたが、逆側に駐車場と入り口が変更になってます
「緑の街に舞い降りて」 この曲は1975年に(おそらく盛岡市でコンサートの為)岩手を空路で初めて訪れたときの印象をモチーフに、創られたと言われてます
岩手を舞台にした、この素敵な歌を、是非いわて花巻空港のイメージソングに!との熱意を松任谷由美さんに届けたところ、快諾をいただき実現する事になり、新ターミナルビルのオープンに合わせて2009年3月から、いわて花巻空港のイメージソングになりました
そして、2009年4月20日に直筆歌詞レリーフ除幕式に、松任谷由美さんが御出席されてます
歌詞の
「三つ編みの髪をほどいてごらんタラップの風が肩にあつまる」
当時の花巻便はおそらく、YS-11型のプロペラ機だったのでしょう
プロペラ機だと、屋根が付かないタラップ使用で、一旦エプロンに降りなければ
ならないので、飛行機のドアを出ると歌詞の通り、風が肩に集まった状態になったのでは?
尚、羽田空港〜花巻空港の空路便は、東北新幹線開業で廃止になりました
私がターミナルビルに行った時は、飛行機発着の時刻では無かった為か、「緑の街に舞い降りて」のイメージソングは流れていなかったのが残念でした
松任谷由美さんが盛岡でコンサートをする時、アンコール曲で歌ってくれる確率が高い楽曲でも有ります
2023年1月に、アメリカのニューヨークタイムズが2023年に行くべき52ヶ所を発表して、イギリスの首都ロンドンに続く2番目に盛岡市が紹介されました!
クレイグ.モドさんが盛岡を推薦して書いたその時の記事では、盛岡市を「歩いて回れる宝石的スポット」と高評価。
東京から新幹線で数時間で行ける便利さ、大正時代に建てられた和洋折衷の建築美の建造物、盛岡城址公園、「NAGASAWA COFFEE」「東家」「BO OKNERD」「開運橋のジョニー」等が紹介されていました
今、盛岡市には海外の方が多く旅行に訪れています
また、盛岡駅から街側に向かって少し歩くと北上川に架かる開運橋が有ります
街側からは、盛岡駅に行く時に、開運橋を渡らないと行けません
この橋は「二度泣き橋」と呼ばれ、転勤で訪れた人がこの橋で立ち止まり、なんと遠いところまで来てしまったのかと一度泣く。数年後この街を転勤で離れるとき、自然豊かな景観や人情を思い出し、ここを離れたく無いと二度目の涙を流す。
そんな転勤族の心情から命名されたと言われています
この開運橋から見る岩手山が、特に綺麗な名所としても知られています
建造物も紹介されてましたが、盛岡街中を流れる中津川、中の橋のすぐ近くの煉瓦造りの「岩手銀行赤レンガ館」は、明治44年盛岡銀行本店として建てられました
この建物は東京駅を設計した建築家、辰野金吾の設計ですが、東京駅建築の3年前に建てられているので、建造物に興味が有る方も満足出来るのでは?
開運橋から歩いて行ける北上川沿いの材木町に有る、「光原社」(建物は当時のまま、カフェも楽しめます)に宮沢賢治の童話「烏の北斗七星」の一部を刻んだ石柱と、同じ童話「注文の多い料理店」を当時出版した場所なので、出版の地の記念碑が建ってますので、賢治ファン必見ですよ?
松任谷由実さんも、当時に歩いたかも?ですね
盛岡三大麺(盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこ蕎麦)の他にも美味しい食べ物がたくさん有りますし、松任谷由実さんが訪れた五月の他にも、四季の景色がとても綺麗です
魅力が多い、盛岡市に是非
おでんせ
(おこしください)
おしまい
(関係資料や、写真はネット上からお借りしました)