手稲山はルリビタキだらけ | kamuymosir カムイモシリ北海道

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早起き3日目。

もう眠いから朝は天気だけチェックして二度寝しようと思っていた。ところが予報に反してよく晴れて穏やかだ。いやもう眠いんじゃあ

 

手稲山スキー場からスタート。昨日は暗くて荒れ荒れだったが今日は風がなく、気温は昨日より低いもののずっと暖かく感じる。

海岸線が見える。立ち並ぶ風力発電施設は札幌を動かす原動力か。

行き先は山頂!

…いや、今日は夏鳥探しでは?

 

日当たりの良い斜面は雪が少ない。と思いきや、少し登るとずっと残雪が続く。朝は凍りついてよく滑る。チェーンスパイク装着。

今日はツグミは少なかったが、ホオジロとベニマシコが雪面に下りて採餌していた。

 

ピポ、ピポ、と特徴的な声。まだ赤みの薄いベニマシコ。

 

ゆっくり探鳥するために登山しない。靴は冬用の長靴、シャツはヒートテックと登山向きじゃない装備なのはそのためだ。

だった…はずなんだけど山頂。思わずスキー場を直登してしまった。1時間くらいで山頂に着いた。

羊蹄山。

長い尾根が特徴的な…なんだろ

小樽は祝津の岬までよく見える。

山頂にホーホケキョを響かせていたのはもちろんウグイス。

山頂付近は残雪が多く、夏鳥はほとんど見られずウグイスとヒガラの世界。

 

と思いきや、スキー場上部で目立ったのがルリビタキ、たくさん。

とはいえ青いのは1羽だけ。雪の照り返しで綺麗。

灌木から雪面に下りて採餌する。ヒタキ類は動きがシャープで枝に止まるとピシッと静止する癖があるから遠目でも分かりやすい。

青い鳥。また高山でも会いましょう。

なかなか良いところに来てくれない。というか、低い枝から地面に下りるから必然的にゴチャゴチャしてしまう。

3,4羽いるようだが雄成鳥はこの個体だけ。後は茶色。

若い方が愛想良い。

すぐ近くの枝に下りてきて

 

地面でチョロチョロ。

 

同じ場所ではシジュウカラも。カラ類は枝の上でも常にチョロチョロ動くから、例えば逆光で色が見えなくてもルリビタキとの違いは大体わかる。

今日もこの後仕事なのでそろそろ行かねば。もっと時間をかけたかったが。

 

アオジ。いつも通り。

 

今日はツグミもさえずっていた。ツグミ類共通のキョロンという美しい声だ。さえずりの練習なのかもしれない。

 

さて、明日からは天気が下り坂かな。

キビタキ見たいなあ