SIGMA 500mm F5.6 DG DN | kamuymosir カムイモシリ北海道

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何を隠そう、噂の段階で購入準備をしましたです。

最後のEFレンズ、キヤノンEF 500mmF4 LISをヤフオクで売り、マウントアダプターも売り、ついでに使用頻度の少なかった魚眼レンズも売り、、、それでも全然足りないじゃん!あれぇ

 

Eマウント版は高速連写において制限がかかっている。αの…9とかその、凄いカメラで凄い性能を発揮できるのはソニー純正レンズだけ!!SIGMA含めサードパーティは秒間15コマ!何てこった!

 

あーでも今使ってるα7R5ってAF追従で8コマじゃなかったっけ。今後積層機がお安くなって手に入る可能性、α9IIIかα1を追加購入する可能性は…ないな。テレコンも嫌いだから使えなくても別に良いや。

 

てかソニーよ、80万のサンニッパはやっぱり買えません。そして今回のことで悟っちゃった。同様のスペックが純正で出たとしても買えないわ。シグマでよんじゅうごまんえんだもの。

じゃあそういうことで

 

ローンでお越し頂きました。頑張れ未来の自分。

ということで、正直このレンズが超高性能じゃなきゃ困るのだ!!

 

第一印象としては細い。とても細長い。

横に置いてある100-400mmGMがずんぐりして太い鏡筒なので随分違う。そのせいか軽いような気がする。重量は100-400と変わらないのだが何か軽いような気がしないでもない。

 

マウントアダプターを介したキヤノンEF500mmF4はさすがに動作が遅く、とても重いものだから取り回しが悪いのが難点だった。登山中心なこともあって使用頻度は低く、年末年始の遠出と秋のシギチドリ、あとは気が向いた時にたまに使うくらいで、一年のほとんどを防湿庫の中で過ごしていたのだ。

 

しかし、大口径が生み出す大きなボケ量は魅力的で、ゴチャゴチャした場所でも強引にいい感じに写し出してくれた。

望遠レンズお約束の2線ボケ傾向はボケ量でカバー。ピント面のシャープさと大きくボケた背景の極端な差が生み出すメリハリが素晴らしい。

ピント追従が遅いから打率低いけどね。

低い打率でもホームランを狙いたいのだよ、アマチュアだからね。

それに比べると100-400mmGMでもピント面は十分シャープなのだが、2線ボケ、ボケ量小さい、口径食でグルグル(いわゆるレモンボケ)という三重苦からは逃れられない。まあこんなシャープな超望遠ズームは他に出会ったことがないレベルだが。

 

以前はSONY FE 200-600mmGも使っていたことがある。

実はEF500mmF4ISII → 200-600mm → EF500mmF4ISと(ちょっと旧型になっちゃったけど)出戻りしてしまったのだ。

 

理由は解像力の低さとボケの汚さ。ピントが合うだけの超望遠はいらないな、と思った。そういう意味では口径の同じ500mmF5.6ってどうなのよという一抹の不安がよぎる。っていうかそもそもシグマの望遠レンズって良い印象がないから二抹目の不安が増量中。

 

やっと本題、ここからSIGMA500mmF5.6 DGDNの話だ。

口径は約95mm、125mmあるゴーヨンとは大分差がある。小型軽量。裏を返せばなんかショボい。ゴーヨン売ってよかったんか?あ?

 

上のマガモの画像、氷の小さい玉ボケを見れば口径食が大きく出ているのがわかる。

ピント面は十分シャープで、SONY 200-600mmよりもずっと良い印象。常用しているFE100-400mmGMとはどうだろう、同じくらいかちょっと劣るかもしれない。いずれにせよ6100万画素でも十分な解像はあって問題はない。

 

ピントの追従はイマイチだなあ。いやこれはカメラ側の問題か。もともと被写体認識が甘く、緩慢なa7RVだからこんなもんかな、という印象。1か9ならもっと差が出るのかも。

 

…ここから画質評価が延々と続くと思いきや、まだ2回くらいしか使えていないので今後の検討課題とさせていただきます。それではまた