釧路を出発して納沙布岬に向かいながら途中で落石花咲など港を巡るの巻。
先に書いてしまいますが、納沙布岬にはヤツがいた。
ヒメウの群れ。背中の緑がかった金属光沢が美しい。
茶色いのが混ざっている。
そこの口を開けてる君。
チシマウガラスだ。
本当は夏羽が見たいのだけど今は冬なので斯様に地味な佇まいとなっております。
釧路スーパーホテルからの景色。ここは安くてお気に入り。正月の朝食にはおせち料理が出るよ!
ということで朝食を頂いてから出発になりました。
釧路から納沙布岬まで145km、札幌から旭川と同じくらい距離があって近いようで遠いのだ。
まずは落石。大きな漁港だ。
規模が大きいだけに鳥までの距離が遠いのが難点。
ハジロカイツブリ。
クロガモ。この辺りにはビロードキンクロがいる印象があったが港内にも外海にも見えなかった。アイツどこ行ったんだ。
オオハクチョウ。
その時は気づかなかったが岸壁の陰にヨシガモやオナガガモがたくさんいる。
道東名物どこでもオジロワシ。
花咲港。
落石車石があるのは落石港ではなくて花咲港の近く。
車石ってこんなに小さかったっけ?
って言うか見たことあったっけ?初めてかな?なんだか記憶があやふやだ。
車石っぽい乱れた柱状節理は気にしてみるとそこそこあるな。
岩に波が打ちつけて荒れた海にはもちろんシノリガモ。こういうとこ好きよね。
波間に顔を出すのはゴマフアザラシ。浮いたり沈んだり。
遠くにはアカエリカイツブリだ。冬羽で地味だなあ。
その辺の電線にノスリ。
チョウゲンボウも飛んでいた。
納沙布岬に到着する頃にはもう昼になっていた。遠いなあ
なんか緩い感じのお店が。
花咲蟹と秋刀魚なんですか。
…さんま?
胴体を消したような跡もあるし、どうなってんだコレは
さて、納沙布から北方領土を望む沖合を見てみる。
カモメ類が少ないのは正月で漁に出ている船が少ないせいか?そんな中でもユリカモメは飛び交っていた。
ウミアイサが多い。漁港にも沖合にもたくさんいる。こんなに多かったっけ。
とおぉ〜くを飛ぶのはコオリガモの群れだ。こんな群れが漁港に入ってくれると嬉しいんだけど、今回は近距離での観察機会がなかった。
ウミアイサがカレイ?を捕らえた。
ヒメウもカレイ。
クロガモにコオリガモ。ビロキンいないし謎の海鳥系(ウミスズメとか)もいない。なんか道東感薄い気がします。
車で5分の温根元へ。
沖の岩にオオワシが3羽。
そんなとこにワシがいたらチシマシギは来ないんじゃないの?とも思う。いませんでした。ただただ岩を眺める。
手前にミミカイツブリがきた。
ミコアイサが飛んで行った。温根元は淡水性のカモが多いのかな?
近くにはヨシガモとオナガガモの集まる水路。
夕暮れ時、小さな漁港にスズガモの大群。
綺麗ね。
さて、もう暗くなってくるので札幌に戻りますか。
日没。