UFC203 CMパンク VS ミッキー・ガウ | UFC好きやねん!!  (UFC試合結果&試合レポート&ニュースブログ)

UFC好きやねん!!  (UFC試合結果&試合レポート&ニュースブログ)

UFCの試合結果&レビューを中心に、好き放題に書き殴るブログです。
格闘技経験は、幼少のころに空手を少々かじったのみの、ズブのシロウトです。
感想はかなり主観の入ったものになるのでご容赦ください。

UFC203

日時:2016年9月10日(日本時間:11日)
場所:オハイオ州クリーブランド

 

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガウ(米国)
(1R 2分14秒 RNC

×CMパンク(米国)

 

 

(↑上:RNCを仕掛けるミッキー・ガウ 下:CM・パンク)

 

 

【選手紹介】

 

CMパンク・・・アメリカ・イリノイ州出身。37歳。185㎝.77㎏。今大会UFC203でMMA&UFCデビュー。元WWEのスーパースター。柔術黒帯のヘナー・グレイシーとトレーニングしていた。トライアングルチョークとクリンチ中のニーが得意。

 

 

ミッキー・ガウ・・・アメリカ・ニュージャージー州出身。24歳。187㎝.77㎏。2015年プロデビュー。MMA戦績3勝0敗。サブミッション勝ち2回(RNC2回)、1ラウンド決着は2回。グレイシー柔術茶帯。トライアングルチョークと顔面スマッシュが得意。

 

 

 

 

【ワイの感想】

 

世界最大のプロレス団体WWE。 そのWWEのスーパースターであったCMパンクがMMAデビューすると発表された時、世間からはいろいろな声が聞かれたという。その中には『お前なんかが通用する世界じゃない』的な批判も多かったらしい。

 

 

CMパンクはそんな批判の声を黙らせようと、そして自分が今本当にやりたいことをやるという強い信念を持ってトレーニングに取り組んだ。そして37歳のルーキーはこの日デビューを迎えた。

 

 

一方のミッキー・ガウはデイナ・ホワイトが有望な新人ファイターを発掘する番組で発掘したファイター。グレイシー柔術茶帯でプロ2戦2勝。CMパンクとの対戦を自らアピールして勝ち取った野心溢れる22歳の若者。

 

 

そんな2人の対戦はかなりの注目を浴びていた。どんな試合展開になるのか?CMパンクはオクタゴンでどれぐらい戦えるのか?ワイも期待と不安が入り交じる複雑な心境で見守った。試合を振り返ってみるぜ。

 

 

試合開始早々CMパンクがスルスルっとミッキー・ガウに向かい前進すると、ガウがカウンターのダブルレッグをきめてテイクダウンに成功!サイドポジション〜マウント、首を狙いながらパンチも入れて流れるようにCMパンクをコントロール!最後はバックからRNCを極めてタップアウト!!ミッキー・ガウの一本勝ち!!

 

 

CMパンクはあまりに不用意だった。もっとガウのタックルを警戒すべきだった。いくら寝技のトレーニングをしてきたと言ってもガウの寝技の技術は本物で、一度寝かされトップを許すと逃げるのは難しかった。

 

 

文字どおり何もできずに敗れたCMパンク。これが勝ち負けが決まっているショーではない世界なんだよなぁ。CMパンクもそんなことは百も承知でオクタゴンに上ったんだろうけどやっぱり残酷なまでにシビアな世界だぜ。

 

 

ミッキー・ガウは試合後のオクタゴンインタビューで自分と同じくデイナの秘蔵っ子セージ・ノースカットとの対戦をアピールした。ワイがちょうど『ミッキーはセージくんとやったらおもろそうやな( ̄▽ ̄)』って思っていたところにそのアピールが聞こえたからビックリ!!わかってらっしゃるよミッキーくん!

 

 

続いて行われたインタビューでCMパンクは『一番の失敗は何もしないことだ!』とメッセージを残した。そしてまた帰ってくるとも。何もできずに負けたけど、ここまで一生懸命に準備をしてオクタゴンで試合ができたことによる充実感もあったのかもしれない。ぜひCMパンクのもう一丁!が見たい!(^ー゜)