UFC196 コーリー・アンダーソン VS トム・ローラー | UFC好きやねん!!  (UFC試合結果&試合レポート&ニュースブログ)

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UFC196 (2016年3月5日:ネバダ州・ラスベガス

<ライトヘビー級/5分3R>
○コーリー・アンダーソン(米国)
(判定:3-0/30-27、30-27、29-28)
×トム・ローラー(米国)


(↑左がコーリー・アンダーソン・右がトム・ローラー)


選手紹介
(※戦績・ランキングは試合前のものです)

コーリー・アンダーソン・・・アメリカ・イリノイ州出身。26歳。身長191cm。体重92.5kg。MMA戦績8勝1敗。TUFシーズン19ではチーム・エドガーに所属し、ライトヘビー級トーナメント優勝。UFCライトヘビー級12位。直近5試合で4勝。大学時代はレスリングで2度のオールアメリカン。ニックネームは“
ビースティン 25/8”


トム・ローラー・・・アメリカ・マサチューセッツ州出身。32歳。身長183cm。体重92.8kg。MMA戦績10勝5敗1無効試合。
TUFシーズン8準々決勝でライアン・ベイダーにKO負け。2008年UFCデビュー。近年はミドル級で戦っていたが、一つ前の試合からライトヘビー級に上げている。ニックネームは“フィルシー”



入場

先に入場はトム・ローラー。もみあげからアゴまでタップリとヒゲををたくわえ、コナーマクレガーを、少し膨らませたような風貌。

コーリー・アンダーソンは非常に静かな入場。筋肉ヤバいっス!めっちゃ強そうな体のフレームと体つきをしている。

レフェリーはビッグ・ジョン・マッカーシー。いざ試合開始!!




試合内容

1R

サウスポーのトム・ローラー。オーソドックスのコーリー・アンダーソン。アンダーソンの右ローがヒット!トム・ローラーが前に出てパンチの連打!アンダーソンが組みつきにいくも、お構いなしにパンチを連打していく!何発か入ったか少しグラつくアンダーソン!さらに前に出るローラーに組みついてアンダーソンが押し返す。


近い距離でパンチを打ち合う両者。アンダーソンの軽めの右ローがヒット。プレッシャーをかけるのは、トム・ローラー。アンダーソンも下がりながらパンチとキックを返す。この展開がしばらく続く。


プレッシャーはトム・ローラー。アンダーソンも左のジャブと、ワンツーを出していく。アンダーソンの手数が少し増える。アンダーソンの右フックがローラーの顔面をかすめる。アンダーソンが左ジャブと右ローを出していく。前に出るのはローラーだが、アンダーソンのパンチが当たる回数が増える。リズムにのってきたかアンダーソン。アンダーソンの左ハイが空振りしたところで1R終了。


序盤はトム・ローラー、後半はコーリー・アンダーソン。難しいラウンドだが、ワイはプレッシャーの差でトム・ローラーにつける。



2R

ローラーがアンダーソンの左ローをキャッチしてアンダーソンを仰向けに倒す!しかしアンダーソンが足をバタつかせすぐに立つ。いい動きだアンダーソン。


両者のパンチが交錯!ローラーの右に巻き込まれるカタチでアンダーソンが少しバランスを崩すが立て直す。スタンドでのボクシングが続く。お互いにやり合いパンチを当てる。アンダーソンが左ジャブを突いていく。アンダーソンの右ローがヒット。アンダーソンがワンツーを放っていく。


トム・ローラーはプレッシャーをかけ続けるも手数が減ってきた。逆にアンダーソンのワンツーやボディブロー、ローキックがヒットする数が増える。プレッシャーをかけているローラーのほうが劣勢になりつつある。


残り30秒を切った時点で、トム・ローラーの左ストレートが、アンダーソンの顔面を捉える!アンダーソンに金網を背負わせ、ローラーがラッシュ!!一気にいきたいローラーだが、アンダーソンも負けじと打ち返す!被弾したローラーがタックルにいくもアンダーソンを倒せず。逆にアンダーソンが投げをうってヒザとパンチを放ったところで2R終了!


このラウンドは打撃の着弾数で上回ったアンダーソンのラウンド。



3R

アンダーソンの右ローがヒット!ローラーが距離を詰めてチャンスをうかがうが、アンダーソンがリーチの差を活かしパンチを当てていく。


アンダーソンがダブルのタックルでローラーをテイクダウン!!サイドポジションをとる!サイドから顔面への細かいパンチとヒジ、ボディへのヒザで削りにかかるアンダーソン!ローラーも上体を起こして脱出を図るもアンダーソンがコントロール。ローラーはハーフガード。


上から攻めたいアンダーソン。下からしがみついてディフェンスするローラー。この展開がしばらく続く。両者の動きが少なくなったところでブレイクがかかる。スタンドでの再開。残りは約1分。


最後までしっかりステップを踏むアンダーソン。左ジャブ、右ストレート、右ローを放っていく。ローラーは疲れたか、なかなか手が出なくなる。このまま試合終了のブザー! このラウンドもコーリー・アンダーソンのラウンド。ワイの判定ではアンダーソン勝利だけどはたして結果は!?



判定

30-27、30-27、29-28の3-0で勝者!コーリー・アンダーソン!!




ワイの感想


トム・ローラーは以前プロレスをやっていて、新日本プロレスのKUSIDA選手と知り合いなんやて!前日計量の時に自分の胸にコナー・マクレガーのタトゥーを真似したシールみたいなの貼ったり、髪型も真似したり面白い選手だよね。


試合のほうでは、1R序盤と2Rにパンチのラッシュでチャンスもあったけど、アンダーソンを倒すほどのクリーンヒットはなかったね。アグレッシブだし、インタビューとか見ても人が良さそうだし、ちょっと応援したくなるキャラではあるよね。


一方のアンダーソンは、恵まれた体格しとる。長身でリーチも長く、前ライトヘビー級王者・ジョン・ジョーンズの体型に似ている。 それと3R終盤でも動きが落ちなかったのでスタミナはかなりあると思う。いや、むしろ終盤になるに連れて動き良くなってきた感じがしたしな。


レコードを見ると直近の3勝で完全決着での勝ちがないらしく、決定力不足が課題だね。ワンツーをはじめパンチは上手いし、体格的にも秘めたるポテンシャルは高いと思うんだよね。年齢も26歳だし、これからどう成長していくのか楽しみな選手やねコーリー・アンダーソン。