MSWのひとり言                     ~がん、そして「生」と「死」について~ -4ページ目

MSWのひとり言                     ~がん、そして「生」と「死」について~

MSW(医療ソーシャルワーカー)として、がん(終末期医療・介護・福祉)を中心とした医療・ケア・療養支援に携わっております。                               そこで日々、思い・感じていることをブログにします。

本日2本目!!

時間がある時に更新しま~す。


タイトルどおり、あくまでも医療は医療であり、生活の一部である事をお伝えします。

って言うか分かっていますよね!!


今回のテーマは、どちらかと言うと一般人より医療・介護・福祉従事者への発信ですかね!!


前回も少し記載しましたが、治療・療養を行うに当たり、主となるのは本人・家族の選択と決定です。


本人・家族がどうしたいのか?


これが無ければ何も進みません。ただ、とても大切な事は、ただ選択肢を提供して、決定をしてもらうのではなく、医療・介護・福祉従事者が寄り添うという事が一番大切であり、難しい距離感なのです。


癌など病気に対して、一時的に対応&指示するのは、医療・介護・福祉従事者ですが、生活として、ず~と付き合っていくのは、本人・家族です。だからこそ、医療・介護・福祉従事者はエビデンスに基づいたエンジニアに徹し、本人・家族のニーズを十分に聞き入れ、生活にどのようにマッチングさせて行くかに従事すべきなのです。


医療・介護・福祉従事者が前に出すぎず、本人・家族を主にサービスを提供する事が、今後とても大切になってくると考えます。


じょーじ



エビデンスとは?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B9

本日の1本目は映画紹介です。


小出しにしていきますので、ご興味がある方はご覧下さい。

もちろん。当アメブロ関係映画です(内容がという事です)。


1.ぐるりのこと

http://www.gururinokoto.jp/


この作品で、一番印象に残った言葉を紹介します。


「生きるのも技術。死ぬのも技術。」


深いですね。人はいろいろなものを背負い生きています。だからこそ最後まで生きるべし。


2.像の背中

http://dogatch.jp/cinema/zounosenaka/index.html

http://www.ponycanyon.co.jp/zo-tabi/ (こっちもシミジミとして、とても好きです。)


この作品の、一番印象に残った内容は、


う~ん。難しいですが、それぞれの生き方をまっとうする事が大切。って事ですかね。

身勝手な所もありますが、それもそれです。


以上です。得意げ

本日は、症状緩和医療・ケアが必須になってくる、末期がんに焦点を当てて、お伝えします。

(この条件がクリアできれば、他の内容も、ほぼクリアできると考えられます。)


条件としては、大きく下の7つが挙げられます。


1.本人の希望

2.家族の希望

3.介護力

4.症状緩和(主に疼痛緩和医療・ケア)

5.24時間体制(いつでも連絡が取れるという安心)

6.在宅医(法律上、死亡確認が出来るのは医師のみ)

7.訪問看護師(医師以上に密な関わりがあり、細かな相談が出来ます)


以上、その他、細かなものが必要となりますが、最低限、この7つは必要となります。


これら7つが整えれば、医療依存度が高くても、ご自宅療養が可能となります。


ただ、お気づきな方もいらっしゃるかもしれませんが、大切な上3つには、医療が関係するの・・・・?


本日は、病院という所は療養場所ではナイことをお伝えいたします。


確かに、”現実”そうも言えない”ご家族”が多くいらっしゃる事も現実です。

私も、自宅療養が難しくなった家族(患者)がいて、自分自身や相方、又は残されている片親が身体的・精神的に大変となれば、どこでも良いから入院・入所させてと思います。これも現実!!


ただ、今日はご家族の立場ではなく、本人の立場になった時、一番療養・ケアに向いていない所が、病院であることをお伝えします。

とは言っても、前回、「キュアとケアの違い」で病院はケアを提供できる場所でないことは、十二分にお伝えしたかと思います。治療やリハビリには適していますが・・・。


具体例としては、落ち着いている方(治療やリハビリの必要がない患者)は、何も行う事がない為、放置され(外部刺激がない状態が続く)、物忘れや認知症の進行、身体機能の低下などがおこります。やはり人間は、外部刺激を受ける事や体や脳を動かし、自立・自律を促すことが一番大切となります。自分で選択して、決定するということは、とても素晴らしいことだと思います。


その為には!!


1.病気の情報を集めること

2.病気の今後を伺うこと

3.各専門家(医師・MSW・ケアマネ・行政・包括・専門情報機関など)によく相談すること

  (分からない場合は、専門家に専門家を紹介してもらうこと)

4.どのような療養例があるか詳しく伺うこと

5.現状との擦り合わせをよく行い、最適な決定を本人を主体に行うこと

6.先手・先手で行うこと


1と2が必要ない方もいらっしゃいます。ただ、1と2が必要になった場合、とても重要となりますので、情報の収集は欠かさないで下さい。


以上のように、”あれ!?もしかして”と思われた場合、1~6を実施して、できるだけ本人の選択と決定を大切できる支援を行って下さい。それが本人の為にもなりますが、家族の為にもなります。その為には、早めに情報を収集すると共に専門家への相談を行ってください。


もちろん、緊急時など、一時的キュアには、病院は無くてはならない場所となります。

今回は,誰もが当たり前に分かることが,当事者となると分からなくなるので,記事にしました。

なぜなら,医療・介護従事者も実際,ごっちゃになっている人がいっぱいいますので・・・。

悲しいかな現実です。(T_T)


一般的に医療・介護業界では,

キュアは,治療などを表わし,急性期(積極的治療)やリハビリなどをさします。

ケアは,介護・看護・援助を含むサービスなどを表わし,療養支援などをさします。

主にキュアは医療管理で,ケアは自己選択と自己決定のことだと思います。


ココにすら一般人と医療者のズレがある気がします。


キュアに該当する所は,大学病院・総合病院など積極的治療を行っている所とリハビリなどを行っている所が主になります。それと予防医療も含め,町医者などクリニックもこれに該当します。

皆さんもご存知の通り,現在,それらキュア病院は入院期間短縮が急務である共に,ケア体制が整っていません(と言うより,ケアを行いたくても行えるシステムでは無いと言うことです。たぶん,今後も変わらないと思います)。要するにキュア病院は,ケアを行うところではないということです。


大まか言うと,それ以外の病院・施設・自宅などは,ケア機関・サービスとなります。

これらケアとは,在宅などの介護保険を中心としたサービスとなります。ただ,生半可医療従事者が関わることでキュアの癖が抜けきれず,必要でないキュアをケア領域に提供してしまうということが多々あります。なぜなら,本当に必要か否か判断できないという事もありますが,ケア従事者がキュア従事者より力関係上,下に見られ,言いたいことも言いにくいと言う現実があるからです。

もちろん混在し,医療管理が必要なことも多々あります。ただ,ケアの大部分は,医療管理が必要ありません。押さえる所を押さえれば,良いと言う事です。逆にキュアが必要にも拘らず,ケアでカバーしてしまうと問題が生じますので,逆には気を付けて下さい。要するにケアは,生活そのものです。自己選択・自己決定を行うために,どのようなサービスを受けるかという事になります。


これらキュアとケアが混合することで,無駄な力・お金を費やすこと,無駄な管理が行われることなど,いろいろと社会的・サービス的に問題が生じてしまいます。


一般人も医療者も早め・早めに状況の確認し合い,適切な所へ進む・薦めることが大切になると思います。

例えば,キュア病院への入院で,入院初日からケア機関への移行話を持つとか。


医療・介護業界のキュアとケアを適切に把握することで,最適な総合サービスが受けられると思っております。


以上,長くなってしまいましたが,ここまでお読み頂き,ありがとうございました。

なるべく分かりやすく短く,伝えたいと考えております。

質問含め,いつでもお受けしております。メッセージもお書き頂ければ幸いです。


じょーじ