MSWのひとり言                     ~がん、そして「生」と「死」について~ -3ページ目

MSWのひとり言                     ~がん、そして「生」と「死」について~

MSW(医療ソーシャルワーカー)として、がん(終末期医療・介護・福祉)を中心とした医療・ケア・療養支援に携わっております。                               そこで日々、思い・感じていることをブログにします。

亡くなる前は、どのような状態なのか?


一般の方でも分かる指標が3つあります。


1.食べる量が減っていきます。

2.移動距離が減っていきます。

3.寝る時間が長くなります。


これら3つが亡くなられる前に起きる状態変化です。

もちらん、以前から寝たきりの方や急変など病気によって、先行するものは違ってきます。

主には、末期癌や老人の方で徐々にという場合、適応するケースが多いかと思います。


それに加え、よく残りの時間を何々単位という話もします。

例えば、年単位・月単位・週単位・日単位などです。


先月までは・・・。

先週までは・・・。

昨日までは・・・。


と言うのが、何々単位に該当します。


前まで出来ていたものが出来なくなってくる。

受け入れがたい現実ですが、それが変化です。

キーマンは、辛いと思われる本人の側で耳を傾けるだけで良いので、側に居て上げて下さい。


残りの時間って何ですかね?長さですか?質ですか?両方ですか?

どうすれば一番本人が良いかですかね?


考える事は、山ほどございます。


じょーじ

本日は、痛みの話です。


皆様も聞いた事があるかと思いますが、「がん」には痛みがつきものです。

がんの患者さんの8割が痛みが生じると言われています。


ただ治療中だとなおさら、本人含め主治医も痛みは、二の次・三の次に成りがちです。

何か可笑しくないですか??

治療中は痛みをほって置いて良いのですか?


そんな事はありません!!


ちゃんと治療中でも痛みを取って下さい。

身体的痛みの緩和が心の緩和にも繋がります。


痛みがある場合、まずは主治医へ訴え、相談下さい。

それでも主治医が耳を貸してくれない場合、病院の相談室(いろいろな呼び名があります。)に行き、同じ内容を伝えてください。病院によっては、緩和ケアチームや疼痛専門看護師などがいる場合があります。

良いアドバイスを頂けると思います。


WHOにもあるように身体的痛みの症状コントロールは普通に行えば、ほぼ100%緩和できます。

それが出来て初めて、もっと大切で必要な段階へ入っていくと考えます・・・。


じょーじ

ご無沙汰しています。


本日は、少し勘違いしていると思われる、在宅死についてお話します。


一般的に在宅で亡くなられると警察(検死)が入るのでは!!っと思われていますが、そんな事は全くありません。たった一つ条件をクリアできれば、全くもって法律的にも問題ありません。


それは、在宅医です。

在宅医がいれば、警察の「け」の字も出てこないまま、自宅で看取る事が出来ます。


その為には、そんなに難しい事はいりません。地域資源(病院も含む)を活用して、身体状態に合わせて、然るべきところへ相談することで、自ずと必要なものが整えられるという事です。


ただ、そこがミソです。


医療・介護・福祉従事者にとって、本人・家族がサービスの主体です。

本人・家族がどうしたいか?

どのように生活を行いたいか?

を明確にすることでサービスの提案寄り添い行ってくれます。もちろん、2転3転・180度は全く問題ありません。分からない事を分かるように教えてくれる所を探して頂き・相談してみて下さい。

例えば、病院の相談室、市・区役所、地域包括支援センター、民生委員の方など。


自分たちとして、どのようにして行きたいのか。

無理な医療を積極的に受けず、のんびり病気などと共存して、自然を全うするのか?

はたまた、出来る限り積極的に治療を行うのか?などなど。

ただ、ここでも大切な問題なのは、正しいメリット・デメリットを確認する事です。


それができれば、医療や介護、福祉に依存することなく、自分たちでより良いサービスを選択・決定し、医療・介護・福祉従事者と良い付き合いが出来ると考えます。お互い人間ですし!!


話が少しずれてしまいましたが、自分たちが如何したいのかが一番大切で、それを考える事でサービスが加わっていきます。在宅死も同じこと。


以上、長くなってしまいスミマセン。


じょーじ

ブログ更新は,久しぶりです。


本日は,がん告知をテーマにお話をします。


告知には,話し手(医師)と受け手(本人・家族)に,大きなニュアンスのギャップがあります。


何を話したいのかと申しますと。


話し手は,全てを語っているものの,可能性が高いものを強調せず,曖昧に話を進めてしまいます。医師も人間ですし,バットニュースを伝えたくないと心のどこかで感じ,自分を”いい者”にしたいと思っています。ただ,実はそれがNGであり,受け手の今後をおかしな方向へ進めてしまう要因となります。


受け手としても,いろいろな話の中から良い方へ話を取るのも心情であり,人間の性かと思われます。


これらの事が,後々,ギャップを生み出します。


このギャップは,決して良いものでは,ありません。

多くの問題を解決しないまま,進めてしまう恐れがあります。日本人的かも知れませんが!!


一つの解決策としては,少なくとも家族は,正しい情報を把握下さい。

刻々と迫り来る現実の中で,一番不安なのは本人です。一人で乗り越えることは,到底不可能だと思います。

家族の寄り添いに勝るものはありません。その為にも,客観的情報の収集や行うべき最大限の事を行って下さい。それが本人や家族の為になります。


ただ,やはり一番大切なことは,主役である本人を最大のイベントに参加させることだと思います。

ニュアンスのギャップはあるにせよ,心豊かに生活をする為には,いろいろな所から支援を得て,自立・自律しながら生活を営む事と考えております。


本日は,以上となります。


じょーじ



Part1です。

忘れた頃に続編を出そうと思います。


先ずは、Part1で!!


と言っても当たり前のことを当たり前に一味加えお伝えします。


がんと分かった場合に、医療サイドより正確な情報を得る事が大切となります。


そして、何よりも主は自分です。


主である自分が、エビデンスに基づいた情報の中から何を選択し、決定して、どのように生活するか!!に尽きると思います。

ご家族・ご友人間での話し合い、今後の治療や社会生活の事での情報収集も必要かと思います。その為にも、主治医からよく話を聞き、より多くの情報を得る為には、医療相談室や地域医療相談室なども上手に利用れると良いかと思います。



本日は、

1.病気になっても頼る・判断すべきは自分であること。

2.医療サービス(医師含む)を上手く利用すること。

を主に挙げてみました。