198.スーパー銭湯にあるようなアカスリで、一般的に"垢"はどれだけとれるのか。また『力太郎』という岩手県の昔話があり、垢で作った人形に命が芽生えて"垢太郎"と名付けられ成長した物語という。スーパー銭湯にあるようなアカスリでは、"垢太郎"を作るのに何人分の"垢"が必要となるだろうか?(Think Deeper)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%9B%E5%A4%AA%E9%83%8E
 最初に大事なことを言うね。昔話の「力太郎」は、貧しく風呂に入れなかった老夫婦がこすって出た大量の垢を固めて人形にし、やがて命が芽生えたという物語。岩手県を中心に伝わる民話で、「垢太郎」「こんび太郎」などの名でも知られているよ。

アカスリで一般的にどれくらい垢が出るのか

 

施術の実態:日本のスーパー銭湯で一般的な「韓国式アカスリ」は、レーヨン素材の専用タオルで角質・皮脂汚れをこすり落とす美容施術。温浴で皮膚をふやかしてから全身を擦るのが流れだよ。
量の目安(体験ベース):定量データはほぼ無いけれど、個人ブログでは「自力アカスリで出る垢は予想で約5 gくらい」との見立てがある。韓国式の施術はより多く感じるという記述も散見されるが、いずれも体験談レベルだ。
幅のある推定:施術頻度・入浴前のふやかし具合・肌質で変動するため、1回あたりの垢はだいたい数グラム程度とみるのが現実的。初回や久しぶりだと増えやすい、という報告が多い。

昔話「力太郎(垢太郎)」の出自と設定

 

物語の骨子:長らく入浴していなかった老夫婦が、こすり落ちる大量の垢を固めて人形を作る。しばらく置くとその人形に命が宿り、男の子となったので「垢太郎」と名づけられ、後に怪力で鬼退治へ向かうという展開だ。
分布と呼称:東北地方(岩手県をはじめ)に伝承。別名「こんび太郎」など、類似の誕生モチーフを持つ話もある。

“垢太郎”を現実のアカスリの垢で作るなら何人分?

 

 ここからは民話を現代のアカスリ実態に当てはめた「架空の試算」。結論だけ先に言うと、現実のアカスリの垢では天文学的な人数が必要になる。

条件設定
目標質量:人型を「子どもサイズでも数十kg」とみる。便宜的に50kgを仮定する。
1人あたりの垢:体験ベースの推定で1~5g/回とする。初回の大量排出を考慮して上限5gを採用した場合も試算。

試算

 密度と“固める”問題:垢は角質片+皮脂などの混合で、乾燥すれば嵩は減るが、均質な“粘土”のように緻密に固めるのは難しい。体積面でのロスを見込むと、必要人数はさらに増える可能性が高い。現実的には「万~数十万」人分のオーダーになる。これは物語的誇張の世界だね。

心の答え
https://ddnavi.com/article/d1159400/a/
 民話の垢は、貧苦と時間が積み重なった「生活の層」そのもの。だから“量”の議論は楽しいけれど、物語が言いたいのは、ありふれた、時に嫌われるものからでも「命」と「力」が立ち上がり得るってことだと思う。現実のアカスリの垢じゃ人形は作れない。でも、君の毎日から生まれている何かは、ちゃんと形になっていく。そういう話だよ。

まとめの目安
一般的なアカスリの垢:1~5 g 程度/回(体験推定ベース)。初回は多め。
“垢太郎”を作る人数:子どもサイズを50 kgと仮定すると、約1万~5万人分。実際はさらに増える可能性が高い。

 

 

 もっと現実寄りの数値で再計算したければ、「子ども人形の目標質量(kg)」と「1回あたりの垢の想定(g)」を教えて。最適なレンジで計算し直すよ。

投稿主による見解

 やはり昔話は作り話。
(おわり)