ずんだもん「お待たせしましたのだ。今回は新時代最初の夏休み、7月19日午後から23日朝にかけての東北旅行。目的はプロ野球本拠地で最後に残った楽天生命パーク宮城、現在の名前は楽天モバイルパーク宮城なのだ。」

 

 

 加えて仙台地区の鉄道未乗車路線(左沢線,利府支線,仙台市地下鉄ほか)を制していった。5日中、初日と最終日は移動のみとなる。実質の最終日は何をするのやら…?
ずんだもん「では時間を2019年7月22日、仙台のネットカフェで迎えた朝に戻すのだ。では、始めるのだ!」

 

2019年7月22日(月)午前7時30分頃 仙台市青葉区一番町

(A)フルフラット席・9時間パック(快活CLUB仙台一番町店) 2484円
 3夜連続ともなれば合計でそれなりの金額を利用したこととなり、一気に翌月のゴールド会員(ポイント3倍)へ昇格したらしい。問題は翌月の中長期旅行予定がなく、恩恵をほぼ受けられずに終わること。

(A)シャワーセット(快活CLUB) 540円
 さて"4日目"の目的地で必要なものもあった。Walletが使用可能な上200円単位でauのポイント付与となれば、こちらにも用いたくなるもの。大量ポイントを生かせるかは別問題として…。
もも「鳴子温泉のよね?」
さく「ちょ、先言っちゃダメだって。」


 今回の仙台遠征における、仙台市で迎える最後の朝。この日もやはり雨模様となった。
もも「…これがアンタの言うジンクスって?」
さく「いいじゃん、雨っぽくても2試合見れたんだし。」

 もうネットカフェへは戻らないのだから、大きい荷物は持ったまま地下鉄へ。


26.勾当台公園7:39発→仙台7:42着 富沢行き ※仙台市1000N系
 この地下鉄車両もこれで最後。乗車位置が悪く、平日朝の混雑した中では車両番号を記載する余裕もない。
もも「いいけど、時間大丈夫?」
めぐ「ちょっと遅いけど、1本遅くなってもいいぐらいだし。」
なぎ「いや、ダメだろ。7時過ぎって、7時半過ぎてる。」


(S)仙台市地下鉄運賃:勾当台公園→仙台 200円
 地下鉄の仙台駅から地上へ出て、JR仙台駅に向かう。元々7:47発で組んでいたものの、1本遅らせても大丈夫な程度に時間的余裕を持たせている。
さく「いや、そうじゃなくって。」
めぐ「仙台で次のにしても、小牛田から乗るのが…。」

 とりあえずJRが主体となる以上、この日は『青春18きっぷ』を使用する。


(S)い・ろ・は・す(コカ・コーラ) 110円
 ここから小牛田へ向かうには6両で入ってきた前方2両、701系ワンマン車両に乗ることとなる。後方4両、E721系1000番台は常磐線へ折り返していく。とりあえず座席を確保して、必要な水分を仕入れよう。

27.仙台8:01発→小牛田8:47着 普通525M/一ノ関行き クハ700-1023
 運用が決められているワンマン車両とはいえ、長距離運用でオールロングシートとはいきなり気分も削がれてしまう。
もも「本当、そういうのを。」
めぐ「これも案外、座りとかは悪くないんだよ?」
さく「じゃあ、景色?」
なぎ「ああ、前って夜とかだった。」

 岩切までは利府へ向かった際と同じルートであり、景色もあまり代り映えしない。
めぐ「…トイレ入りたいんだけど。」
さく「あ…、じゃあいいよ。」


 トイレから出ると、この701系は陸前山王に差し掛かっている。
なぎ「全然晴れないもんな。」
もも「一応だけど…、傘。」
めぐ「あるよ?」


 国府多賀城に停車。2001年に開業した比較的新しい駅で、多賀城市の請願により設置されたという。
もも「…いや、もうちょっといいタイミングあったでしょうに。」


 塩釜で下車する客が結構多い。左側から右側の景色は写真にできないものだが、座った正面に海が見られるのはいいもの。
さく「そういや仙石東北ラインって、乗ったの明け方だったっけ?」
なぎ「あ、そういやちょっと明るくなりかかった。」


 品井沼から鹿島台にかけて、見られるのは水田地帯の風景。過去に通った区間ながら景色を見ていないため、小睡眠のタイミングが図れない。
めぐ「…なんだよね。今日今から、小牛田まで乗るんだけど。そこから一ノ関,花巻,盛岡って。」
さく「確かにないね、下だと。新幹線はあるのに。」


 乗ること46分で小牛田へ。ここで今回乗り換える陸羽東線は、同じホームで隣から発車する。701系2両の普通は、ここからワンマン運転で一ノ関へ向かう。
さく「案外余裕あったし。」
もも「ここから鳴子温泉って、時間いつよ?」

 乗るのは9:07発であるため、仙台を出たのが8:01発でも時間的余裕はあったということ。さらに実際は回送を先に出さなくてはならないため、ホームでさらに待つこととなる。
もも「ってか、最初そのままだったらまた時間ばっかり余らせて。」
さく「ふふ、大成功。」
なぎ「お前は何もやってない。」
(つづく)

ずんだもん「ということで7月19日から23日にかけての東北旅行。実質の最終日は"南東北湯けむり紀行"と題して、小牛田から鳴子温泉へ向かいますのだ。天候は生憎模様ながら、また景色も違って見えるはずなのだ。前夜までの疲れも溜まってますから、鳴子温泉でゆっくり休めておけばいいのだ。」