
まりえ「2019年夏の東北旅行、3日目はお姉ちゃんが案内します。仙台市内で迎えた日曜日の朝。この日は仙台市地下鉄の路線を制する目的があり、2路線という単純な構成であることから行程も行って戻っての繰り返し。制すべき地下鉄路線が単純に2路線なことから、行程としては緩く仕上がっています。」
では仙台市内でゆるやかに3日目。時間を2019年7月21日に戻そう。本編は旅行ブログからの再編集となる。
2019年7月21日(日)午前9時39分 仙台市青葉区/快活CLUB仙台一番町店
(A)フルフラット席・12時間パック(快活CLUB仙台一番町店) 2916円
先月に月間3000円利用したため、ポイント2倍になることを生かして長時間滞在の予定とした今回。昨日に一部予定を前倒して回ったため、滞在時間が増えている。結果は…、まさかの12時間扱い。
(S)ビニール傘(快活CLUB仙台一番町店) 167円
さらには昨日置き忘れたビニール傘を、ジンクスの意味を含めて調達。こちらは利用料金や飲食代金と別で支払うため、200円に満たない。ポイントを気にしない決済手段で支払おう。
めぐ「そりゃあね…。」
さく「ま、ないよりいいでしょ。また降るかもだし。」

日曜日の朝。雨は降っていないようだが雲は多く、路面はしっかり濡れている。
もも「本当に9時半すぎるなんてね…、今日がどこなのかもアレだし。」
めぐ「今日は地下鉄乗って、あとは昨日と同じの。」
(現)地下鉄土・日・休日一日乗車券(仙台市地下鉄) 大人620円
この日は仙台市地下鉄を全て乗っておこうと考えており、休日用の1日乗車券を利用する。元々はJRの利府支線もこの日を予定していたが、前日に済ませていた。このため別料金だったものも浮いた計算だ。午後からは2夜連続の楽天生命パーク宮城だ。

(現)コインロッカー小(勾当台公園駅) 400円
ひとまずは前日と同じように大荷物をコインロッカーへ預け入れよう。
もも「…ってことは3連泊?」
さく「そうなるね、戻ってくるわけだし。」
(現)ファミマの天然水・新潟県津南(ファミリーマート) 100円
水分補給も忘れてはいけない。
なぎ「時間大丈夫か?」
めぐ「あ、もう終わる。」

16.勾当台公園9:57発→泉中央10:10着 泉中央行き 仙台市1206
ここ2日同じような地下鉄の画だとか言ってはいけない。北仙台までは前日に乗っている区間なので省略するとして、地下区間は続いている。
さく「ズレてて正解。こんな座って優雅なの、多分今までないかも。」
もも「アンタら詰め込みすぎなのよ。こういう日が1日ぐらいね。」

旭ヶ丘からは構造体に"スリット"が入り、外の様子が見られるもの。次の黒松は駅が半地下構造となっている。
さく「あれ、いつの間にこんなとこ来ちゃった?」
めぐ「地下鉄なのにわかんないよ。」

そのまま地上の高架橋へ上がっていく。同じ仙台市にして地下鉄路線ながら、木々の多い景色が続いている。
もも「昨日のも仙台市内よね?」
さく「仙台市内だけど、あっちは山のほうってわかってるわけだし。」

八乙女など、駅の周囲は住宅が多い。当然と言えば当然だろうが、見事に分かりやすく体現している。
なぎ「これ…、三田線じゃないんだよな?」
めぐ「ああ、そんな感じだったかも。」

泉中央の近くは公園となっている。反対側に大きな施設を有しており、復路で見ていくこととしよう。

13分で泉中央に到着。全区間全駅で1面2線の島式ホームとなっており、運転台も車両右側に設けられている。ここはそのまま車止めが設けられ、交互に入って折り返す方式だ。車両編成を溜めおくことはできない。
もも「なんか…、いずみちゅうおうって。」
なぎ「同じ読みって?」

先月訪れた和泉中央(泉北高速鉄道)とは、読み仮名が同じ『いずみちゅうおう』の駅。東口からは地下鉄路線を補うべく、市内など周辺各地へバスが発着する。
さく「またつながっちゃったし。」
もも「確かに似たようなもんだったわよね。」

駅ビルは東口にあり、ペデストリアンデッキのある2階以上がビル施設となる。改札は1階にあり、ホームが地下という構成だ。
めぐ「じゃあ、次。」
なぎ「時間なかったのか?」

一方の西口は勝手口みたく、そのまま道路に面しておりこじんまりした印象。周辺はマンションが多く、ドラッグストアやコンビニがあるので買い物には困らないだろう。
めぐ「…終わり。」
なぎ「終わるな。」
17.泉中央10:20発→仙台10:35着 富沢行き 仙台市1206
10分で軽く散策を終え、乗った車両でそのまま折り返し。少々高架橋区間が続くので、往路と反対側の景色を見ておきたい。

すぐに見えてくる、サッカーのユアテックスタジアム仙台(仙台スタジアム)。地下鉄の高架橋を挟んで公園内に位置している。試合日には泉中央が便利で、多くの利用があることだろう。
さく「…いいんじゃないかな?あそこ、満員でも18000か何かぐらいって。」
もも「あのさ…、じゃあ昨日のは何?26000で。」
めぐ「1回中…。」
なぎ「また来た時な。」

八乙女までは住宅の多いところ。以後は木々の多いところを通りつつ、黒松からは地下へ進んでいく。いくら仙台市の面積が広く、山形県との境が山間部となっているとはいえ。中心市街地からあまり遠くないところで景色のギャップを感じてしまった。

15分乗ったら仙台市の中心部、仙台に到着する。東西線へ乗り換える際は案内に従えばいいだろう。
もも「本当、同じ仙台市なのかしらね?」
なぎ「そうなってるなら、そうなんだろ。」

東京の地下鉄路線を全て制した身にとって、地下鉄の乗り換え通路は長いものと考えていた。もっともそうとは限らないようで、仙台も比較的分かりやすい。2路線(+JR仙石線)しかないためだろうか?
めぐ「ほら、札幌とかって。」
さく「札幌は、大通で南北線と東豊線。」
(つづく)
