2025年9月27日(土)午前9時56分 岐阜県大垣市/美濃赤坂駅を出発

3.美濃赤坂9:56発→大垣10:03着 普通3710G/大垣行き クモハ313-3023
そのまま往路の折り返しであり、復路も同じ車両となる。午前10時前に美濃赤坂から乗る客はあまりいないようだ。

往路と反対側の景色を見ていくとしたところで、復路の景色も昔からある住宅地そのもの。線路も道路も狭く、田畑も見られるようなそれである。

荒尾で多く乗ってきた。あとは左にカーブしながら本線へ合流して、そのまま大垣まで続くのみ。複線であり、最高速度は露骨に違ってくる。

美濃赤坂から7分で大垣に到着した。切り欠かれた3番線から前進することはできず、折り返しは再度美濃赤坂行きとなる。

養老鉄道の乗り換えは通路を経て、乗り換え改札を介することとなる。3番線に近い通路は古き良き木造で、上下移動は階段のみ。乗り換え先となる1番線もこちらが近そうだ。

4.大垣10:11発→名古屋10:43着 新快速5320F/豊橋行き クハ312-5006
東海道本線名古屋地区は少数の例外を除いて313系で統一されており、これから乗る新快速は5000番台を含む8両。適当に座っていけばいいだろうか。
穂積と西岐阜で多く乗ってきた。岐阜で多く入れ替わる形になり、尾張一宮では結構な混雑模様を見せている。
稲沢の貨物基地にはEF64が多くあり、今後国鉄機関車の廃止が進められるらしく動向を注目したい。名古屋まで軽く流す程度に済ませたかったが、ここは画を入れるべきだったかもしれない。

大垣から新快速に乗ること32分で名古屋へ。お次は亀山を経て津に向かいたいので、12番線か13番線か。

11番線からは特急ひだ7号が発車。HC85の8両でグリーン車付となる1~4号車は高山までとなり、グリーン車のない7~10号車が富山まで行く。電気式ながらディーゼルエンジンを回すため、特有の音が響くのも特徴だろう。今後は一般向けに、315系の見た目をした車両も登場するというが…。

続いて11番線には、長野から来た特急しなの4号が入ってくる。6両は先行試作編成とはいえ製造から30年以上が経過し、ステンレス車体も結構ガタがきているようだ。

12番線に入ってきたのがこれから乗るワンマン快速で、313系1300番台の2両。こちらも315系の4両編成へ統一されることが決まった。

5.名古屋11:05発→亀山12:09着 快速5305G/亀山行き クモハ313-1327
先に座っておけば、発車する前には結構な混雑を見せている。

時刻表上は桑名までノンストップながら、蟹江で交換待避のため停止する。名古屋方向のホームではすでに多くの客が待っており、入ってくるのは315系の4両編成。あちらへ車種が統一されることとなり、ワンマンは全ドアを開閉させる中編成の方式となる。表記はどうなるだろうか?

永和では先に名古屋への快速が入っており、あちらも315系の4両編成となった。あちらがそこそこな乗りようなことを考えれば、こちらの2両で混雑する様は明らかに合っていないのだろう。

弥富から桑名は複線となっており、木曽川を渡って三重県へ。最高速度は120km/hということだが、実際出しているのはどこからどこまでの区間だったのだろうか。

桑名での下車は多くあれど、空席が出るには至らず。桑名を出ると少しだけ単線区間を挟むこととなる。並行する近鉄の線路を押さえところ、もう少しタイミングをずらせばアーバンライナーが通りがかったばかり…。

JRの四日市は中心部から離れており、駅も国鉄由来のまま古めかしいコンクリート造となる。亀山行きの快速はここから各駅に停車していく。

南四日市も古いコンクリート造の駅舎が残っており、今となっては無人のままだ。長島から先の無人駅では駅舎らしい駅舎がある駅とない駅で分かれており、かつて有人駅だったかとは別にどういった基準があるのだろうかと。
伊勢鉄道"から"分かれていき、河原田に停車する。以降もまとまった乗車があり、車内は引き続き混雑している。

加佐登も無人化されて以降にかつての駅舎が解体され、新しく設けられたものも簡素になってしまっている。ICカードのみであれば簡易端末で必要十分だろうが、やはり現金利用の場合に中編成ワンマンで車内精算ができなければ不安を否めない。

井田川での下車が多かった。こちらも駅舎としては設けられておらず、ホーム上に切符等の回収箱とICカード簡易端末のみとなる。隣接する待合所はJR東海の駅舎でなく、亀山市が独自の事業で整備したものだ。
(つづく)