いよいよJR東海一般型電車に関する一連の流れも終盤になってきた。では7月から9月の動向を見ていこうか。
315系も7月に入って3000番台4両編成2本が追加される。311系が完全に退役したことと合わせて、既存編成は東海道本線の快速運用にも8両で入るようになった。また211系6000番台は、残存分となる2両編成4本が流鉄へ輸送された。
既報のとおり311系は7月12日に引退セレモニーなど兼ねたツアーを行い、最後まで残った4両編成2本がそのまま西浜松へ走行。最後の運用を終えた。315系は3000番台4両編成2本が8月21日に追加され、9月に入ってからも同じく3000番台4両編成2本を追加。残り2本なのであと1回か。
残す315系はあと1回分(2本)だが、9月26日までには納入されていない。よって置き換えも10月以降となる。ということで、2025年9月末現在の関係分はこうなっている。
- 315系:3000番台名古屋地区4両編成×26本
- 311系:4両編成×0本(全編成退役)
- 213系:2両編成×10本
- 313系:300番台大垣区2両編成×5本
- 313系:1300番台神領区2両編成×20本
- 313系:1300番台大垣区2両編成×4本
合わせて2026年3月から関西本線(快速『みえ』を除く)と武豊線で中編成ワンマン運転を開始することとなり、両路線は315系へ統一することとなる。何度も言うが…、両路線の無人駅は遠隔管理システムを全面導入したほうがいいんでは?
(おわり)