2025年7月20日(日)午後0時53分 滋賀県米原市/米原駅


4.米原12:59発→野洲13:32着 普通※高槻から快速779T/網干行き クモハ223-3005
 元々米原から関西へ普通でじっくり進めていこうと考えており、今回はちょうど時間も合致したということ。来たのは223系のうち多数を占める2000番台であり、グレーの窓があることから初期型となる。


 転換式クロスシートそのままの車内だが、近年大きな変化が生じている。ドア上にある案内装置は液晶画面へと交換されており、相変わらず調子があまりよろしくない。天井には防犯カメラも取り付けられた。

 普通だけあってあまり乗ってこないまま発車。東海道・山陽本線などの快速系統にも車載型自動放送が新しく導入され、チャイムなど関空快速と同等な仕様となる。こちらを調べることも今回は目的としていた。


 彦根は近江鉄道の駅があり、やはりいずれ乗っておきたいのが性分だ。車両基地もあり、JRの車中から見れば西武鉄道から最近入ってきた4ドア車両。


 米原から草津は複線であり、駅周辺は住宅など多くあれど離れていれば農地が多い風景となる。意外に右側の景色を見なかったかもしれない。


 安土はかつて定期で終着となる普通(高槻まで快速)があったとされる。安土城のあった地であり、何か周辺にあるのだろうか?


 野洲を前にして、留置線の多くある区画が現れた。職員の輸送用なのか連節バスが見られたものの、タイミングが合わずピントも合ってくれない。


 米原から33分で野洲に到着。2面3線のホームを持ち、1番線と3番線が"本線"となる。ここからの始発や終着が毎時一定数設定されており、2番線から発車する京都,大阪,神戸方向のモノが見られる。


 これから乗る新快速『Aシート』は、正確にいうと列車名でないことから発車案内に列車名として表示はされない。一方で乗車案内では9号車の位置が別でされるほか、指定席についての事項が流れる。


 乗車位置も指定席については専用の案内表記がある。指定席には9号車固定となる新快速『Aシート』のほか、快速『うれしート』がありそちらは最後尾車両(8,10,12号車)の後方となる。


 そうこうするうちに入ってきた。専用車両は改造された223系1000番台2本と、新規製造された225系700番台2本。今回は前者となる。外観は専用塗装をまとっているほか、改造車両では中央のドアが埋められているため異彩を放つ。


 2ドアとなった車内へ入ると、簡易型仕切りの奥にリクライニングシートが並んでいる。客室部分の壁面は濃い木目となり、天井の照明も暖色系となったため高級感を覚えられる。


 座席は683系4000番台と同等で青系モケットとなっており、異なるのはひじ掛けのインアームテーブルが省略されたこと。683系になかったコンセントがひじ掛けに設置されたことだ。背もたれはなかなか厚く、リクライニングも結構深い。


 背面テーブルもそこそこ大きいので、モノを置くに不足はしないだろう。とりあえず今回使用している券類や、名古屋駅で購入した昼食などを並べておく。指定席に表記される列車名は『新快速91号』であり、号数からこの便(指定席の設定)が臨時扱いであることを示している。

 食べたモノについては別記事にて紹介しており、こちらでは割愛する。
(2025年の大阪にA乗り鉄旅 つづく)


さるぼぼちゃん「とりあえずここで区切っておきましょうか。原付で樽見に行った翌日のことで、スタートも遅れてしまいました。元々大阪でちょっとしたいという程度で、乗り継ぎパターンなどノープランでしたのでそこは影響ありません。それではこれにて…。」