E263を汎用特急車両としての位置付けとして、東武も共通設計で導入する可能性。またE261の番台区分変更扱いで投入する可能性。さらに既存のE259も、改造して共通化する可能性についても考えてみたが…。
もっともJR東日本は関東地区で運用可能な汎用特急車両が不足しており、既存のE259系を『しおさい』に回している。まあ考えているうち…、E259系をより多用途化する方向へ向いていたり。
加えて既存のE259系もそろそろリニューアルする時期だ。内装デザインよりも、車両内外における電気機器類の更新がメインとなろう。その際に『成田エクスプレス』車両が不足することも、追加投入する目的になる。
既存のE259系と混用が前提となるため、新規投入分は共通設計のまま(E263系でなく)E259系2000番台としよう。また既存編成はリニューアル施工後、同じE259系の1000番台とする。
これにより『成田エクスプレス』や『しおさい』のみならず、現在E257系5500番台を使用する『草津・四万』にも持っていくことが可能となろう。また合わせてE257系のうち、500番台のまま残った『さざなみ』や『わかしお』もリニューアルすることができる。
さて新規投入分については東武鉄道とも関連してくる。東武鉄道では新しく特急車両の開発や投入が公表されており、これは6両編成にして『スペーシアX』と異なるらしい。そこでE259系2000番台(仮)と共通設計の、600系としたい。
設計面で共通化する一方、内外装(カラーリング)には個性を出すべきか。とりあえず参考となるのが、3両編成で分割併合対応の500系か。少数だけ高級仕様車として、100系の『日光詣』塗装と同様な金色がいいと思う。それはそうと、野岩鉄道や会津鉄道へ6両って対応したっけ?
で…。共通設計とするのはJR東日本との直通があるためであり、JR東日本側が用意していた253系の置き換えも兼ねるためだ。E259系2000番台は"3班体制"となり、成田班,日光班,その他多用途班とするか。
既存編成との混用(共通運用)を前提としたため、INTEROSは非搭載とした。E263系やE261系としなかった理由はそれだ。
(おわり)