2025年6月28日(土)午前8時42分 愛知県あま市/木田駅


 今回は久々…、というより正味2ヶ月ぶりのメイン旅行シリーズ。

 

 

 4月から6月まで放送された某旅行アニメなどに触発されており、まだ残していることある。ということで"ある1要素"を除いて、6月の土曜日を使って"ざつ"に進めていくとした。


0.木田8:51発→須ケ口8:59着 普通/須ケ口行き 名鉄5055
 まずはいつものように名鉄から名古屋駅へ向かおう。時刻から合ったのが須ケ口行きなので、先を急ぐか否かにかかわらず乗り換えなければならない。


1.須ケ口9:04発→名鉄名古屋9:12着 急行/豊橋行き 名鉄3530
 乗り換える名古屋本線の急行は3500系にして"らしからぬ"4両であり、特に津島線からの客が多く結構な混雑をみせる。この編成は未更新のままヘッドライトがLEDに交換されており、少々の違和感を隠さずにいられない。


(A)レジ袋(ベルマートキヨスク) 3円
 旅行モノはいつもの名古屋駅広小路口から始まる。今回は以前に構想していた"企画"のうち、最後まで残っていたことをしたい。今回は昼食の場所など確保に苦心することを想定しているので、先に名古屋でモノを買っておこう。


2.名古屋9:21発→多治見9:57着 快速5707M/中津川行き サハ315-508
 中央西線は統一された8両編成となる。8番線から出る快速は発車が近く、空席があまりないので適当に座っておこう。結果、4号車のサハになった。

 もっとも快速が区間快速と異なるのは、新守山と神領を通過することだけ。普通以上が最高130km/hとなっており、感覚は区間快速とそこまで変わりないだろう。速度を出すかどうかは停車駅間の距離と線形、運行間隔によるものが大きい。

 区間快速以上は定光寺と古虎渓を通過する。この2駅間は直線状のそこそこ長いトンネルを介しており、速度を上げていく。実のところ特急のような車体傾斜装置を使用せず、最高130km/hで運行できるのは線内でここだけともされるらしい。


 まずは名古屋から36分で多治見に到着。ここから今回は太多線で美濃太田へ乗り継いでいこう。


(M)JR運賃:名古屋→多治見 680円
 少し時間が空いたので、何もなく終わるぐらいならばと外へ。すると駅前で再開発していた3階建ての『プラティ多治見』が完成しており、駅からデッキで直結している。

 せっかくだからと見ていけば、空き区画が多いこともあってモノはしっくりない。以前のビルは地下に『たじみそ焼きそば』を食べられる店があり、新しいプラティ多治見でも十分に期待できたはずだ。自ら引退を決めたのか、多店舗を含めて交渉がまとまらなかったか…。


 3階は屋上にもなり、公園のようなスペースとなっていた。とりあえず時間もあまりないので、これにてお暇しよう。


3.多治見10:22発→美濃太田10:53着 普通621C/太多線経由岐阜行き キハ25-1006
 本来は乗車時間の関係から、太多線に(1エンジンの)オールロングシート車両を用いるのが適正だろう。ところが(2エンジンの)クロスシート車両となるキハ75は、ホームとの段差が生じる関係で下呂までしか乗り入れられない。


 オールロングシートに空きが多いまま多治見を発車。小泉,根本と有人駅が続きつつ、多治見の市街地から離れていく。


 姫,下切と無人駅が続き、可児は名鉄と乗り換えられる有人駅。太多線で通って行く自治体は多治見市,可児市,美濃加茂市となる。非電化単線で普通列車のみ、ワンマン運転も行いながら沿線人口がそこそこ多いことでオールロングシート車両を適正と考えたのだ。


 三の河合を出ると美濃太田まで右に車両基地を見ることとなり、傍らにカバーをかけた保留車両が留置されている。さらにキハ75が"急行/鵜沼"を示しており、それこそ名鉄犬山線だ。


 多治見からだいたい31分で美濃太田に到着。特に待避や接続をとることもなく、多くの乗降を済ませて発車していく。


(M)JR運賃:多治見→美濃太田 330円
 美濃太田ではここから乗る路線の都合上、JRからは無条件で改札を出ることとなる。時間を見ればまた少し空くこととなるため、せっかくならばと駅から少し見ていくこととした。


 駅前にシティホテルはあるものの、駅から続く通りにしっくり来るものがなくコンビニもない。閉業したまま活用されない店も多く、かつて研究に使ったとはいえ寂しさを否めない。では原付でどうなのかといえば、駐車場にバイク用の扱いがわからないままだ。


(A)セブンチケット1日フリー乗車券(長良川鉄道) 2700円
 ということで駅に戻ったら、いよいよ今回唯一"ざつでない旅要素"。それがあらかじめ『セブンチケット』で購入していた、長良川鉄道の1日フリー乗車券となる。どう見てもモノは野球のチケットだが、自動改札のない路線とあってそのまま利用できるらしい。


 美濃太田ではJRの橋上駅舎から設備が分けられており、長良川鉄道の改札は有していない。
(岐阜県最後の完乗へ!長良川鉄道の"ざつ"な旅 つづく)