JR東日本はE657系(10両編成)1本を改造して、夜行列車用に改造すると発表した。首都圏から東北地方への運用を想定しており、列車名や料金体系などは今後公表予定とされる。おそらく運行形態はJR西日本の『銀河』みたく固定せず、運行経路など複数用意されるのだろう。
夜行用らしく寝台車らしくなりつつ、こちらも『銀河』みたく寝台車としては扱われない。1~4人用のグリーン個室扱いとなり、プレミアムグリーン車として扱われる車両も用意される。これまでグリーン車だった車両は共用ラウンジとなり、物販もあるという。外塗装は夜行列車らしく、濃淡のブルーを採用。
ところでもう1度ばかり話すが…、E655系が高級車(5両編成+貴賓車1両)1本のみというのもどうだろうかと。ということで今回はそんな話。
もしE655系を寝台車として量産していたならばどうだったか。以前の私案では1000番台を考えており、名乗らせればどうだっただろうか。もっとも2010年時点で残存していたのが『あけぼの』,『北陸』,『北斗星』だけであり、実質は上野から上越~羽越本線経由の『あけぼの』だけになったと…。
また電車と気動車の双方を兼ね備える、EDC方式を採用したE001系『四季島』はE655系の増備扱いらしい。
もしE655系に座席車があれば、実際のE657系に相当する。こちらに3000番台を名乗らせればどうだったか。そして今回の夜行列車向け改造につながったということ。
(おわり)