2025年4月29日(火)午後4時13分 岐阜県可児市/新可児駅
今回は名鉄広見線、新可児の駅を見ていこうか。駅そのものはJRの駅と分かれており、隣接している。
駅前からある構造体は橋上駅舎にあらず、あくまで線路の反対側へ渡る自由通路に過ぎない。よって可児の駅舎そのものが新しくなったわけではなく、特にJRの駅舎は昔ながらの木造で残っている。
駅前には自由通路のみならず、新しく広場も整備される。さらにもう1つ公共施設と思しき新しい建物が佇んでおり、可児市子育て健康プラザ『マーノ』という。2019年6月時点で駅前広場は完成しておらず、ロータリーなどまだ整備途上らしくあった。
それぞれJRと名鉄の駅舎があり、そこへ新しく自由通路が設けられた可児の駅。自由通路と広場が新しい分、それぞれの駅舎はそのままなので古めかしいまま浮いてしまったか。
改札はまず有人窓口に面した幅広い自動改札が1通路と通常の自動改札2通路。駅そのものは昔のままであまり変わっていなかったが、発車案内がカラーLED式に交換されている。窓口の営業時間も短縮されており、窓口の向かいにある区画は団子屋が入っていた。
以前の発車案内は"行灯式"と言われるもので、発車ホームのみを示していた。御嵩へはさらに乗り換えの中間改札を介することとなり、そちらは自動改札3通路中1通路が遠隔対応らしい。ICカードが使用できないため、有人窓口にて精算処置を取ることとなる。運行も犬山行きと完全に分離されている。
(御嵩駅につづく)