2025年4月29日(火)午後3時32分 岐阜県各務原市/鵜沼駅
今回はJRの鵜沼から美濃太田を経て、可児まで乗っていくとしたい。高山本線は岐阜から美濃太田でICカードが利用でき、以降の下呂,高山は先日導入が決まったばかりだ。太多線ではICカードが利用できる。
5.鵜沼15:43発→美濃太田15:57着 普通1723C/白川口行き キハ75-3502
キハ75はせっかく長距離向けのクロスシートと2基エンジンを装備しながら、ホーム高さの制約があって美濃太田から高山へは普通のまま乗り入れることができない。下呂は乗り入れることがあるもごく少なく、この白川口行きは結構貴重だったり。
ひとまず空きは多かったので、日本ラインなど右の景色を見ていくとした。坂祝は駅舎が解体されており、ICカード用の改札端末が置かれているだけになってしまった。
6.美濃太田16:04発→可児16:12着 普通642D/多治見行き キハ75-1204
美濃太田では階段を介する乗り換えとなり、キハ75が3両だったことからこの時点でワンマンに非ず。3両運転が可能な長所はあれど、もて余す装備を活かすためやはり一旦は快速で起用すべきだろう。
美濃川合を出ると、木曽川にダムがかかっている。この画はこれまで収めたことがあるだろう。
ということで今回は新可児から御嵩へ、名鉄広見線を乗っていくこととしたい。
7.新可児16:19発→御嵩16:31着 普通/御嵩行き 名鉄6210
御嵩への往復は蒲郡線と共通化されており、専用のワンマン装備を有する6000系2両が用いられる。5本それぞれが異なる塗装を纏っており、この日はサーモンピンクにマルーンと呼ばれるタイプであった。車内はオールロングシートで問題なし。
ワンマン化以前は犬山線とも直通があり、運行区間内で進行方向を2度変えていた。これはこれでなかなか興味深かったことだろう。それはそうと…、かつてあった学校前はどこだったのだろうか?
沿線の景色は農地が広がりつつ住宅も結構見られ、山々も近く田舎らしい田舎のそれかもしれない。開けたところに道路も線形などが良く、やはり自動車利用が優勢かもしれない。
かつての明智は八百津線が分岐していたこともあり、2面3線式という広見線でも有数の豪華を誇っていた。現在では1本のみによる単純往復となるため、1面1線で間に合ってしまう。
顔戸と御嵩口は古来から1面1線のホームとなり、2両以上は収まらない程に簡素なモノとなっていた。駅舎はなく、券売機とベンチにそれぞれ屋根があるだけだ。券売機もICカードには対応しない。
そこそこ席が埋まった程度で終始して終着駅、御嵩に到着した。そのまま新可児へ折り返すこととなり、同じ編成が御嵩へ戻ってくるのは30分後となる。そちらについては別記事で。
(つづく)