2025年4月29日(火)午後3時23分 岐阜県各務原市/新鵜沼駅
今回は新鵜沼の駅を見ていこう。ホームの間は地下通路で結ばれており、JRの駅は地下通路を通っていくのが近い。エスカレーターは設置されず、エレベーターが1面につき1つずつ。
名鉄の新鵜沼は3面5線式となり、各務原線へは改札に面した1番線のみ。2~5番線は犬山線となる他、1番線からも犬山線へ折り返すことが可能らしい。
古来からあったであろう西改札口にのみ駅員が配置される。自動改札機は有人通路を兼ねた幅広い1通路と、通常幅は一般型とICカード専用が1通路ずつ。
西改札口にのみ、名鉄の駅舎らしい2階建ての駅舎がある。中山道の鵜沼宿があるためか、趣深い雰囲気を持っている。駅前広場にはトイレもあるため、用を足すことに一応は困らないだろう。
西口からJRの駅がある東口まで、空中を跨ぐような自由通路がある。この通路にのみエレベーターの他、エスカレーターが完備されている。
東西自由通路は名鉄の3面5線を跨いでいるため、結構な長さを有している。ところでかつて名鉄からJRへ直通していた特急『北アルプス』は、ホームのない短絡する線路を通っていた。名鉄の4・5番線は廃止された跡地に設けられたホームだ。
東口は以前の様相をと思えば、2022年分の写真がなかった。
さて東口にあった、名鉄とJRを直通する線路。こちらは現役時代に非電化単線であり、特急『北アルプス』のみが通過していた。2001年に廃止以降はこの線路が使われなくなっており、線路そのものは2011年に撤去されていたらしい。
その後整地され、2013年に線路跡が住宅地の道となった。何度も言うが強引にでも2005年まで存続を図っていれば、中部国際空港直通ルートも形成できていたのだろうに…。
(つづく)