(※上記旅行用ブログからの再編集記事です。)

2019年4月13日(土)午前7時 東京都千代田区/らくスパ1010神田


 夜を明かした『らくスパ1010神田』。1階はフロントのほかに"ランニングステーション"があり、ジョギングの人が入っていく。ということでこれまでと比べて、かなり遅い出発となる今回。
もも「これさ…、普通に考えたら完全アウトな時間よ。」
さく「それが、今日は今までと違うんだよね。」
めぐ「ここからゆりかもめとりんかい線乗って、それぐらい。」


 まずは少し歩いてJRの御茶ノ水駅へ向かい、晴れた朝の聖橋口を収めたい。考えれば東京駅から2駅と至近であり、千代田区という"中枢"にあるところ…。
なぎ「…馴染んでるのがちょっと怖いんだ。」
めぐ「他、あんまりわかんないもん。」


 新しいビル群とニコライ堂。よく見れば昔ながらのビルもあり、かつての様子がどうなっていたのか気になるもの。
なぎ「最初、2009年だったっけ?」
もも「あ、もうそんな前?」
さく「昨日の見沼代親水公園?と、同じ日だけど。」


 手間をかけて各種工事が進められるJR御茶ノ水。もう少し時間があるので、御茶ノ水口の新しいエスカレーターを見物しておく。本体は2019年時点でまだ完成しておらず、内装材が張られていなかった。快速12両化の進む2025年はどうだろうか…?
めぐ「…どうしようかな?」
もも「新橋からゆりかもめじゃなくって?」


19.御茶ノ水7:15発→錦糸町7:23着 普通642B/千葉行き モハE231-590
 このところ黄帯の各駅停車で遭遇するのが、元山手線のE231系500番台ばかりな気がしてならない。通勤客の少ない土曜日とあってか、ゆったり座って進められる。
さく「金曜土曜で本当よかった。」
もも「こういうの、いつまで続けられんのかねぇ…?」


 隅田川と東京スカイツリーの画。常々進化を止めない東京の姿を、大きな川は絶えず見守ってきて…。
めぐ「…なんだっけ?」
なぎ「またまとまってない。」


 両国は各駅停車用ホームのほか、臨時ホームが設けられている。209系『B.B.BASE』がいたものの、タイミングが合わずに捉えられない。
さく「自転車ってどうやって入るんだっけ?」
もも「さあ?調べりゃいいし、こんなとこまで自転車なんか無理。」

 錦糸町までは10分も乗らずにたどり着く。ここからは"折り返す形"で新橋へ向かうべく乗り換えよう。


 快速ホームから見るスカイツリーは、隅田川とまた違った姿を見せてくれる。駅からは徒歩20分、バスに乗れば10分だ。
めぐ「もう、東京タワーも上ったし。」
もも「じゃあ、次はお願いね。」


20.錦糸町7:28発→新橋7:42着 快速664F/久里浜行き モハE217-2047
 青とクリームのツートン帯、登場以来ほぼ専属で担ってきたE217系。これらも2020年からE235系へ置き換えられ、編成中3両あったボックスシートは廃止された。乗ったら乗ったで空席がないのはご愛嬌な、E217系のオールロングシート車両。
さく「じゃ、適当で。」


 単独の駅ホームとしては、JRで最も低い位置にある馬喰町。複数路線が乗り入れる駅では、東京の京葉線ホームが最も低い。
めぐ「ここの画を前にとったんだけど…。」
もも「前っていつなのさ?誰もいないとき?」
なぎ「アレか?すごい最初の、新橋から帰れなくなった。」
めぐ「そうそう。前の前の前ってか、パソコンに残ってなくって。」


 東京からは横須賀線になり、快速から普通となる。停車時間の間に、隣から255系『しおさい』が発車。駅番号(JO19)は系統ごとに付番されるため、快速でも通過駅が基本的に扱われないと…。
さく「西日本と違うんだよね。」
めぐ「なんか、西日本のほうが合ってるかも。」


 新日本橋からは座っており、新橋まで14分の乗車。到着した地下ホームは列車接近の際、ホーム床面に埋め込まれた"LED"が赤く点滅する。両国から続く地下区間は山岳トンネルと同様の扱いになるため、車両前面の貫通扉は不要となった。
なぎ「じゃあ、上。」


 新橋の横須賀線地下ホームは地中深いため、地上へ上がるエスカレーターも長いもの。雰囲気はともかく、地上からか風が強く吹き付けてくる。
もも「アンタ大丈夫?」
めぐ「東京ってまだ花粉飛ぶらしくって、花粉症持ちだし。」


(S)JR運賃:御茶ノ水→新橋 154円
 改札を出て、案内に沿って向かう先はどこだ。当初計画より30分強遅くなっているが、ここからの予定事項は同じ。土曜日の朝8時前とあって、通路に構える店々は開いていない。
さく「見てけばいいんじゃない?今日結構時間あるんだし。」
もも「本当、毎回そうだといいのに。」


 ひとまずJRの地上駅に出てきた旅行班。こちらのホームは高架にあるため、地下ホームとはそもそも移動時間がかかるもの。


 反対を向けば今回の目的路線、ゆりかもめの駅がある。こちらも高架路線であるため、乗り場へはまだエスカレーターが続く。
めぐ「…ひとまず。」
なぎ「まあ、押さえたかったと。」


 改札階まで上がると、ガラス面から周囲を眺められる。新橋地下道は二輪車と自転車が通行禁止であり、標識も珍しい組み合わせで表記される。
もも「車とバイク、トラックとバス。自転車と…、リヤカーみたいなのよね。」
さく「そうそう、だいたいそれが多い。どこかでトラックとバイクはあったけど。」


(M)ゆりかもめ普通乗車券:新橋→豊洲 380円
 ここから乗る『ゆりかもめ』。IC運賃では381円となり、今回はあえて1円を削る形で"紙媒体"の乗車券を購入。ついでに末尾が"0"になるため、あえて名鉄のICカードを使用する。では10年ぶりとなるゆりかもめで、車中から散策していこう。
(つづく)