お久しぶりの鉄旅リターンズプラスにござりまする
もも「これやるってことは…、ネタでも切れたんじゃなくって?」
めぐ「まあしばらく大きな新作はしないって決めたし。まあ、結局やりたいこと詰めちゃうんだけどね。」
今回は『平成』時代で最後の東京ドーム遠征となり、配布されたのが"黒とオレンジ"のユニフォームだったことから"BLACK橙魂祭"と称した続き。当日夜は流れで御茶ノ水の"キャンプ地"へ向かい…、過去の"驕り"で無計画だった旅行班に落とし穴が待っていた。大きな変貌を遂げていたのだ。
改めて翌日は『ゆりかもめ』とりんかい線(東京臨海高速鉄道)を回ることとしていた。午前に早々と終えてからは予定を決めていなかったところ、成田空港へ…。では時間を2019年4月12日、夜の東京都内に戻そう。(※上記旅行用ブログからの再編集記事です。)
2019年4月12日(金)午後10時頃 東京都文京区/マクドナルド水道橋外堀通り店
(A)マックシェイクSチョコレート(マクドナルド) 0円
マクドナルドがあればスマートパスプレミアム(現:Pontaパス)会員の無料クーポンを利用できる。ひとまずはレギュラーメニューのマックシェイクで、最後に残った"チョコアイス味"にしよう。なお2025年現在は隔週金曜日となり、コーヒーMもしくはポテトSとなった。
もも「こういう時、手出しするの早いんだもん。」
なぎ「使い道あったんならいいだろ。」
さく「にしても、休憩時間もするなんてね…。今度はスマホの。」
めぐ「新しいのだと、標準の入ってなくって。仕入れてきた。」
スマートパスにて仕入れた高機能メモ帳『Jota+』を用いり、今日の試合内容をYahoo!スポーツナビからコピー。それらをまとめつつおよそ1時間、そろそろ時間だ。なお高機能メモ帳『Jota+』は2021年にスマートパスでの稼働を終了したため、以降は別の手段を使用している。
なぎ「じゃあ、そろそろ行くか。」
さく「どこまで進んだ?」
めぐ「どうだろう…?一応あそこはパソコンないし、帰ってからもうちょいぐらい?」
18.水道橋23:03発→御茶ノ水23:07着 普通/東京行き モハE232-10
例によって1駅だけ乗るJRも、この時間になってようやくオレンジ帯の車両が用いられる各駅停車。本来行先となりうる千葉へは、御茶ノ水で乗り換えとなる。こちらも2020年以降は各駅停車に用いられなくなり、東京乗り入れもなくなった。
(S)JR運賃:水道橋→御茶ノ水 133円
もちろん今回も"キャンプ地"は決まっていた。御茶ノ水の聖橋口から歩いて、少々のところに位置する銭湯だ。
もも「いいけど、また朝早いんでしょ?」
さく「6時間だと…、5時起きになるね。」
ところがたどり着いて状況は一変。深夜営業を行う銭湯は2018年まで『神田アクアハウス江戸遊』だったはずが、2019年に来てみれば『らくスパ1010神田』になっている。
さく「…あれ、違ったっけ?」
もも「…これはどういうことなのかな?」
めぐ「そんなのわかんないもん、調べなくたって。」
どうも建物は千代田区の所有らしく、設備老朽化による修繕の際に"テナント"も入れ替え。結果、中身は全くの別物になってしまったのだろう。
とりあえず深夜滞在できる以上、ここを"キャンプ地"としたい。1階の靴箱は位置を変えてスペースを拡大、フロントに鍵を渡して入場。らくスパコースは10時間で1460円になり、深夜料金1200円が追加される。料金は全面後払い式になり、時間制限も事実上なくなったようなもの。
めぐ「こういう…、雰囲気とかあんまり慣れないし。」
もも「アンタがここしようったんでしょうよ。」
3階が風呂場になっているのは変わらないが、脱衣所は広くなりロッカーもリニューアル。風呂場の内部構造は"居抜きらしく"そのままであり、露天風呂はない。ただ以前の古代ヒノキ湯が炭酸湯となり、二股カルシウム風呂のあった場所は日替わり湯となった。
さく「大して変わってないならいいだろうし。」
なぎ「ここだけならな…。」
大きく変わったのは4階。かつてはプールがあったものの、過去に"キャンプ地"とした時間帯はプールも営業終了。後に全面閉鎖となり、今回の"大改造"で館内着専用スペースへ。リラックスチェアやハンモックなど、リラックスできる用意がされている。
もも「こんな時間に結構、人いるもんね。」
めぐ「…前よりアウェー的な?」
漫画類も自由に読むことができるほか、作業用スペースまで確保。雰囲気が本当に"キャンプ地"になってしまった。地下は女性専用エリアとなる。
さく「グランピングって?」
なぎ「それよりも、館内着もだし。やっぱりアウェーな。」
(現)ミニッツメイド・果実と野菜でおいしい1日分の緑黄色野菜(コカ・コーラ) 150円[自]
(現)い・ろ・は・す(コカ・コーラ) 130円[自]
深夜は自動販売機が頼り。風呂上がりの甘みを求めて、また野菜フルーツ系を投入。これもまた味が違い、トマトが強調してきた印象。同時購入した水は2日目に向けてのモノだったが…?
もも「じゃあ、おやすみ…。」
湯上がりで冷暖房も完備、稼動されている館内。ブランケット類に頼りつつ、クッションと段差を枕に寝ながら迎えた朝。気づけば窓の外が明るくなっており、時計をよく見れば6時…。
さく「おはようさん。」
なぎ「あれ…、もう時間なった?」
もも「もう6時回ってんの。」
2階は以前から食事処であり、営業しない夜間に休憩室として開放していた。ここも大きく内装を変えて、木材を多用したオシャレなレストランへと一新。夜間に休憩室として開放されるのは同じだが、畳敷きのスペースは廃止されている。4階共々、電源コンセントを設けた区画も用意された。
めぐ「これじゃ、前みたいなのはダメか…。」
さく「ま、今日はお試しみたいなもんで。」
(現)ジョージアジャパンクラフトマンラテ(コカ・コーラ) 150円[自]
(現)い・ろ・は・す(コカ・コーラ) 130円[自]
キャンプに使うような椅子でもうひと眠りなどできないので、とりあえず少々の甘さを求めてクラフト系ラテ。さらに水を飲みきってしまったので、持参用に追加しておく。
もも「一晩で飲み切るなんて。」
なぎ「ってより、乾燥してんだよ。」
(S)らくスパコース+深夜料金(らくスパ1010神田) 合計2660円
これにて時間制限実質フリーと引き換えで、料金がそこそこ値上げとなった今回の夜間滞在を終える。従来の銭湯利用者向けに一部料金(大人3時間460円)も残されており、従前からの利用者に配慮した形だろう。支払いには各種電子マネーが利用可能だ。※価格は2019年当時のもの。
ということで滞在可能時間も延長され、結果的に今回の出発が遅れる次第だ。
(平成末年ゆりかもめと成田空港の旅 つづく)