2025年3月22日(土)午後5時4分 愛知県常滑市/三反田交差点


 菜の花で黄色く色づいた風景をしばし堪能しよう。道路風景と花々が合わさるのも、なかなか季節感が出ていいことだろう。正直こちらについては下調べなど全くしておらず、偶然の産物かもしれない。


 常滑市は国道247号沿い、三反田から西阿野にかけてある菜の花畑。地元ではそれなりに知られていたためか、この日も訪れる人が見られた。

 国道247号を引き返し、常滑の市街地へ戻っていこう。片側2車線となってしばらくすると原松町の信号となり、事実上国道155号の起終点となる。今回は左折して常滑駅のほうへ向かおうか。

 常滑の駅はかつて行き止まりとなっていたため、片側2車線の道路に線路はかからず踏切もなかった。高架の線路は名鉄空港線となり、新規で建設されたものだ。常滑の付近にあった既設線路も同時に高架へ移動した他、工事期間中は線路そのものが休止されていた。

 とこなめボートの付近を過ぎれば埋め立て地たるりんくう地区となっており、開業20年を経てもまだまだ空地が目立っている。もっともイオンモール常滑やコストコホールセールなど、駐車場共々大規模施設の面積を大きく取ることもできたのだろう。

 三反田にある菜の花畑から5.0km。中部国際空港連絡道路のインターから分かれるように、りんくうビーチの駐車場へ入ることとなった。春の砂浜をイメージしたかったため、見ていこう。


 3月下旬で完全なシーズンオフといえど、この日は最高気温が20度を超えるなど暖かい。日没が遅くなり夕焼けの時間にかかるためか、りんくうビーチは人が多く賑わっていた。


 りんくうビーチから見て対岸にある中部国際空港と、人々の思うがまま過ごしている海浜。どこかで開放感を求めているのかもしれない…。

 ヨシヅヤ名古屋名西を出てからここまで52.8km、海の画もそこそこにしてお暇しよう。りんくうインターを回り込むような形を取り、りんくう地区から常滑の市街地へ進めたい。中部国際空港連絡道路は高架から半地下へと進んでいく。

愛知県道252号 多屋町5丁目(常滑市)→蒲池駅入口(常滑市)
 今回は国道の旧道を進んでいこう。設定当初からの2級国道であり、そこまで広くも狭くもなく対面通行で必要十分かと考えればそれまでか。バイパスがない時代ならば、さすがに苦しいと思われる。

 また、現道より近い位置で名鉄常滑線と並走している。榎戸までは2003年当時に代行バスとなっており、この道を通っていたかもしれない。榎戸からは常滑線が地上を走行し、旧道に踏切を有するのだ。


 りんくうビーチから7.7km。旧道を外れた防波堤沿いからは、海を渡った先にある新舞子海岸を見られるところ。すっかり日没となっており、この時間から渡っていくのも良くないだろう。まあ海の画は常滑はりんくうビーチで得られたので、今回はここまでにしておく。

愛知県道468号 新舞子駅(知多市)→北畑(知多市)
 旧国道へ戻って踏切を再度進むと、新舞子駅の入口となった。左折すれば新舞子海岸に至る橋となるため、覚えておこう。直進するとそのまま少々して、旧道から現道へ進む。交差した国道は自動車専用であり、原付は通行できない。

 そして県道をもう1本走行していた。この路線は新舞子の駅から、国道155・247号の現道までを結ぶ短いもの。名前を『新舞子停車場線』という。

 あとは過去に走行しているので、軽く流す程度でよかったはずだ。すると愛知県道46号が交差しており、前半で県道259号へ進まなければここに出ていたのだろう。次に新舞子海岸を目的地とする際は、こちらを通っていこうか。

 それと岡田地区。おかきの店では当地に伝わるカツ丼があり、食べて行きたくもある。機会を得られるのはいつになることかと…。

 国道155号が離れ国道247号としても太田川駅付近のトラップを抜け、現道はあまり広くもない対面通行で続いている。最後のトラップとなる名和を前にして、オドメーターが14000kmに達していた。


 ということで、新舞子海岸の見られる堤防から16.6km。この信号は二重トラップだったりする。国道を示す案内は少々見づらい上、手前にもう1つ信号があるのだ。逆方向からであれば流れを遮断できないため、こちらの赤信号を長く設けた時差式となる。ということで、帰宅が午後7時を回ることも確定。

 ともあれ、左折できれば早い。国道247号は愛知県道55号へ合流する際、信号もない一方通行となる。程近い名和北でバイパスとなる西知多産業道路が合流するため、おそらくそのままだろう。また名和北に広告看板を出している『ユースケ』は、2023年から雰囲気はあまり変わらず文言が一新されていた。

 そのまま熱田神宮を経て帰宅。この間は面倒になったので、特に記載することなく締めくくっておこう。今回の合計走行距離は118.0kmと、ようやく本気を出すことができただろう。


(A)西日本宇佐美/甚目寺南(アポロステーション/愛知県あま市) 177円×4.19L
 22日は久々に大台を突破した。エンジンがあまり冷えなかったのか、ガソリンも割と燃費よく持続した。予算や編集分などの都合はあるにせよ、暖かい季節なのでまた出かけ回りたいな…。なお宇佐美グループでauPAYアプリ内蔵のPontaカードは対応しなかった。
(愛知の黄色い春を求めて おわり)