JR東海の211系は2月11日、引退セレモニーを兼ねたツアー列車が浜松,三島から静岡に向けて運行された。そんな引退走行以降、廃車回送などの音沙汰がない。ということで動向について述べようと思ったのを先送りし、小話をいくつか。
JR東日本がE235系をこれ以上投入したくないならば、E233系をリニューアルというのはどうだ。そこでE233系0番台の外装(正面)をE235系風にすれば…、白色部分を残したことで意外に悪くなさそう。
まあリニューアルと言えど、実質は機器更新みたいなものだろうか。行先のカラーLED装置や、車内の液晶画面式案内装置を更新させよう。なおグリーン車は製造当初からリニューアル後を想定している。
JR東海は今後キハ75を初期型から置き換えていくことだろうが、先に投入していたHC85準拠のハイブリッド方式となることだろう。そうすると内外装がどうなるか気になってしまうのが性分だ。同様にハイブリッド車両が2両編成単位となりそうなJR四国も参考になることだろう。
キハ75に準拠するかどうかはともかく、HC85や315系電車とどう融合するのだろうか…?
さて『しらさぎ』の処遇に関する私案も懲りずに少々。なんとなく225系の『Aシート』4両編成を前面貫通構造としたうえで4本新規投入し、JR東海へ貸したうえで試験に供しても面白い。試験終了後はJR西日本へ返却し、223系と合わせると『Aシート』編成は8本になる。
本命はJR東海との車両共通化だ。JR東海としても快速の指定席需要はあるかもしれない。そこで…、315系によって置き換えられる311系を使ってみよう。指定席の設置試験を行うべく、8両固定編成改造をするのはどうだ?
指定席用のリクライニングシートは新幹線N700スモールAから廃車発生品が流用できるだろう。試験終了をもって、311系は役目を終えることとなる。
(おわり)