3日目の朝へ
2024年11月7日(木)午前6時42分 札幌市北区/札幌駅
A20.札幌6:52発→網走12:12着 特急オホーツク1号/網走行き
3日目は"乗る鉄"に専念する。網走までは早朝から『オホーツク』へ乗り込み、札幌からは5時間半ほどの長丁場。特に石北本線などの"東回り"は2016年北海道全線フリーきっぷで回れず、2020年にも"無謀な計画"を立てたものの断念していた。
かくして網走へ到達は4年越しであり、8年越しでもある。釧網本線を回って釧路というのも同じだ。一方で2020年計画は日の長い春に組んでいたため、実行できていれば塘路(2016年到達済み)まで景色をしっかり見られたのだろう。その関連事項については5日目の検証へ回す。
B21.網走12:37発→旭川16:16着 特急大雪4号/旭川行き
さて2024年ダイヤでは石北本線のみ運行の特急『大雪』が、曜日限定の運行となっている。では運行される日曜,月曜,金曜,土曜に、網走からそのまま折り返すならばどうなっただろうか。網走では駅前の撮影だけで終わっていただろうし、駅前で昼食とするにも時間が足りなかっただろう。
ということで釧網本線を制し、2020年に立てていた計画は分割しながらも完遂。あとは釧路から札幌まで、特急で一気に帰ることができればよかったのだが…。
A22.釧路19:00発→札幌22:59着 特急おおぞら12号/札幌行き
では釧路から乗車した特急に、少なくとも石勝線の倒木等が発生しなかったならばどうだったのか。釧路から札幌への最終となるおおぞら12号は、新得まで一般的であろう停車駅となる。白糠には停車し、芽室,十勝清水は通過する。
加えてトマムからは新夕張,追分を通過し、時刻表上では南千歳まで停車しない。さらに2025年3月改正からは夜間帯らしくトマムも通過となり、新得から南千歳が時刻表上無停車というとんでもないモノとなる。
ということで、本来ならば午後11時に札幌着。3夜連続となるネットカフェで夜を明かし、翌日のスタートも午前11時と遅くしていた。そちらについても、そのまま検証していこう。
A23.札幌11:24発→苫小牧12:14着 特急すずらん4号/室蘭行き
今回のメインテーマには電車特急を乗り比べることも含まれており、室蘭本線の『すずらん』と函館本線の『ライラック』で成立する。後者は『カムイ』も入り混じって運行しており、この場合は789系1000番台が『すずらん』と共通となる。785系は『カムイ』に入らなくなった。
ということで…、実は苫小牧で乗り換え時間が少々生じている。この間に昼食をいただきたくあるところ、何かいいところはあるだろうか?
A24.苫小牧13:22発→岩見沢14:50着 普通1469D/岩見沢行き
改めて、苫小牧から岩見沢も室蘭本線となる。元々は名称のとおりこちらが"本線"であり、遅くとも千歳線開業までは華やかな時代だったに違いない。多くの区間で非電化ながら複線なことからも、往時の繁栄ぶりがわかるだろう。
A25.岩見沢15:00発→札幌15:25着 特急ライラック26号/札幌行き
ということで余裕はなくなるものの、岩見沢から札幌は『ライラック』に乗るとしたかった。かつて青函連絡特急で活躍した789系0番台が転用され、同じく電車特急の『カムイ』と共に札幌~旭川を行き交っている。789系0番台は『すずらん』に入ることがない。
当初計画のまますんなり進んだ場合も、この日は午後3時半に札幌着で終えることとなっていた。4夜目になるかもしれないネットカフェは早すぎるので、それこそ湯処『ほのか』になるか…。結局変わっていない。
(つづく)