今回はJR東日本の動向やら、個人的な提案などを進めていこう。
E1.仙石線、E131系を投入へ
https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241223_s01.pdf
2024年末、仙石線へのE131系投入が正式に発表された。
(※JR東日本の公式リリースから引用)
仙石線は東北地方のJR路線で唯一直流電化となっており、長らく新車としては導入されてこなかった路線である。今回は新規で投入されることとなっており、随分と久々な事項でもあるのだ。
4ドアオールロングシートは踏襲され、E131系らしく中編成ワンマン用の側面カメラを搭載。東北の寒冷な気候から、耐寒構造にはなることだろう。また前面の貫通扉は完全に省略された。
新規の要素としては、側面行先表示が液晶画面式になるということ。2024年末時点で採用例自体が京阪3000系プレミアムカーしか思い当たらず、どうなるかは注目されよう。名鉄で一時期採用されていたものは、厳密にいうと液晶画面式にあらず。
投入本数は4両編成14本ということとなっており、205系よりは減少している。減便を推進するようでは不安だろうが、まあ不足すれば追加で入れることができる。それは新車の強み。
E2.中央東線の東京都内および山梨県内関連分はE233系として投入すべし
続いて中央東線(主に大月~塩尻)にE131系を投入するという動向があるが、これには反論したい。確かに東京都内乗り入れのホームドア関連で3ドア車両を置き換えたいのだろうところ、まずE131系に6両編成はない。
加えて長野県内は年1日程度(諏訪湖祭湖上花火大会)を除き、3ドア車両のほうが適しているのではないだろうか?2両編成と3両編成を投入することで、短編成と中編成双方のワンマン運転を見越す。さらに直通先となるJR東海やしなの鉄道とも、3ドアならば関係性を維持できようか。
そこで考えたのが、あえてのE233系である。E235系はおろかE131系でもなく、あえてのE233系(大事なことなので2回言いました)。
目的は6両編成に相応する編成を投入しつつ、4両編成とも連動させる。さらに既存の0番台と併結をも図り、新宿乗り入れ復活どころか東京乗り入れを果たそうとの目論見だ。6両編成は6両編成で、グリーン車の連結を想定させた。
6両編成については長距離利用向けボックスシートが適切であろうところだが、その配分自体は編成内で多くなくてよさそう。もっともそのままでは女性専用車設定などが厄介になり、色々と制約が出そうか。
本命の4両編成はあらゆる運用に対応させたい。このため長距離利用向け4両編成として、トイレは必須となる。同じくボックスシートが適切なので、配分が少なくとも取り入れよう。なんなら東京方向のE233系0番台とも、長野方向の新規3ドア車両とも連結させられれば。
ということで4ドア車両はあくまでE233系としつつ、前面には連結運転を想定した貫通扉をE129系やE131系みたく設置することとなる。3ドア車両はE129系としつつ、仕様変更が大きくなることを想定。そちらはまたいずれ取り上げたい。
(おわり)
めぐ「改めまして、あけましておめでとうございます。今回は東日本で気になった話をしていきましたが、…あくまで個人の感想です。では次回からは、前年の北海道旅行が残っていますし。そちらを進めていきますか。では、2025年もお願いします。」
めぐ「あ、そうそう。長久手古戦場近くでのイベントもよろしく。」