2024年11月9日(土)午後5時18分 北海道網走市/網走駅

 釧路から3時間5分。網走に到着すると、この日は一切現地ですることなく乗り換えるだけ。


35.網走17:27発→札幌(22:51)22:55着 特急オホーツク4号/札幌行き キハ283-18
 階段を介して1番線にいたのは、中1日でキハ283の3両。ここからはあえて指定席を確保せず、自由席に乗っていくこととしていた。


 自由席は3号車の1両のみとなっており、網走の段階で空席が多いことを予想していた。JR東海の383系電車に似通った車内をしており、案内装置を見るからして同一な品だろう。あちらも置き換え計画が具体化してきている。


 2024年現在の自由席は指定席と異なり、全体的に角ばっているほか可動式ヘッドレストもない。座席そのものは2002年に登場した785系の指定席『uシート』を源流としているようで、形状面ではヘッドレスト部分の突起がそこそこ小さくなっている。電源コンセントは搭載されていない。


 外は暗く景色を見られないので、堂々の5時間半にわたる消化試合へ突入。寝ながら進むもよし、釧路で買っていたバナナ饅頭で対決を仕掛けるもよし。そんなキハ283に乗っていると、なんとなくキハ261にないような機械音が聞こえてくる。


 石北本線は遠軽で進行方向を変えるため、キハ283の自由席に座りっぱなしということにもならない。これはかつて直進方向の名寄本線が"本線"になっていた名残であり、1989年の廃止を経て現在まで至っている。

(A)鶏五目おにぎり(日糧製パン) 149円[軽]
 遠軽を出てから鶏五目を投入する。以前は狙ってでも鶏五目を求めていたところ、いつしか和風の直巻おにぎりもツナマヨに取って代わられた。だがやはり和風炊き込みご飯が出てくると嬉しいし、不思議とまた求めたくなるんだ。

 パンをあと2つ残しているものの、もう1日程度期限を有しているためもう少々温存するとした。

 さあ、1日置いて最終日。当日中に新函館北斗から発ち、名古屋まで帰ることとなる。札幌から新幹線を経ていく指定は一切取っておらず、流動的な要素を残していた。大沼公園には名物の団子があり、この際だからと狙っていたり…。新函館北斗からの新幹線は、合計2万円程度あれば十分だろう。

(現)カフェオレ500ml(セブンプレミアム) 118円[軽]
 釧路で現金購入した2本目。豊かなコクと香りのコーヒー飲料とあるから見れば、サントリーから供給された品だったりする。BOSSのBOSSがいないだけで、中身はBOSSのペットボトル入りカフェオレ。


 旭川からは自由席への乗車が多く、石北本線から一転して埋まってきた。本数が多くなることで、特急の自由席需要も多いのだ。

 結局最終日の結論を出せず、そのまま"継続審議"となった。そこでもともと予定を組んでいなかった、6日目をどうするか考えたい。とりあえずは指定席が1回分余る計算になるため、そちらをどうやって消化していくのかということになりそうだ。

 旭川にはセイコーマートがあり、店内調理の『ホットシェフ』も扱っているという。札幌ではJRタワーもあり、展望台まで上がっていきたくもある。札幌といえば、ラーメンも食べたくなっていた。

 まあ…、もう少し時間があるので考えよう。
(つづく)