2024年11月8日(金)午前9時57分 北海道夕張郡栗山町/栗山駅


26.苫小牧8:37発→岩見沢(10:11)10:18着 普通1467D/岩見沢行き キハ150-108
 由仁から栗山は複線になっていた。栗山の駅も公共ホールのような佇まいをしており、なんとなく造りの良さが気にさせてくれる。乗ってきた普通はこの時点で12分ほど遅れているという。


 栗山からは単線となっており、栗丘,栗沢と片面のホームを廃止した痕跡を残す駅が続く。栗沢の駅も無人だろうが、こちらも造りがよく待合所の中を気にしてしまう。


 志文を出て、岩見沢にかけては雪が見られなくなった。


 函館本線と合流するように並走すると、岩見沢はすぐ近い。用地が広くとられていたことからも、往時の繁栄ぶりがわかることだろう。室蘭支線(室蘭~東室蘭)もそうだが、室蘭本線が元来工業路線だったこともあるそうだ。


 苫小牧から通常101分のところ、10分弱程度遅れて岩見沢に到着する。今となっては1面1線を間借りする格好となっており、肩身が狭そうだ。


 ここからはどういう形であれ、札幌へ戻ればこの日の予定は終了。乗り換える札幌への普通は階段を介して、なかなか離れたホームで発車を待っていた。

27.岩見沢10:31発→札幌11:13着 普通172M/小樽行き モハ731-119
 特急とするには時間が空き、普通も発車までにはまだ時間がある。ということでそのまま乗っていても、札幌まで先着するのだ。前後編成とも731系なので、これにて…。


 流してもよかったのだが、せっかくなので景色を見ていこう。国道12号と並走しながら夕張川を渡っていると、これまで晴れていた空が雲がかって怪しくなってきた。


 野幌は高架化されて以降、単純相対式ホームにしてオシャレな雰囲気を有している。


 森林公園からは札幌市内の駅となる。江別市から札幌市にかけてはまた雪が多くあり、足元がなかなか危なっかしい。


 苗穂を出ると、次は札幌。北海道日本ハムの室内練習場は球団ロゴ共々そのままあったところ、北広島にある新球場へのアクセスをしっかりアピールしていた。快速や区間快速で、札幌から最短16分ともある。


 岩見沢から42分で札幌に到着し、この日の予定は全て終えたこととなる。乗ってきた731系の普通は9分停車した後、引き続き小樽へ向けていく。

(A)コインロッカー延長・小(札幌駅東改札付近) 400円
 いい加減、預け入れていた大荷物を取り出さねば。ロッカーは1日単位となるため、延長料金が発生することとなる。支払いは同じくICカードや、auPAYなどコード決済も利用できる。

 とはいえ、昼から翌朝までネットカフェというのもどうかしている。最優先すべきは、前夜に浴びられなかったシャワーだろうか…。ひとまず着替えは必要だ。


(A)コインロッカー・小(札幌駅東改札付近) 400円
 大荷物から荷物を一部入れ替え、区画を変えて再度大荷物をロッカーへ預け入れることとした。


 …どうやら傘を、また忘れてきたらしい。

 さて新千歳空港行き『エアポート』は、2024年改正で特別快速と区間快速が常時運行されることとなった。せっかくならば"乗っている感覚"を比べていきたいのだ。

 さらに湯処『ほのか』は手稲の店(手稲温泉)もある。なんなら新札幌から送迎バスとしたところも、上野幌から歩いていく範囲にあった。加えて上野幌には、店内調理の『ホットシェフ』を有するセイコーマートもあるのだ。
(つづく)