2024年11月8日(金)午前8時30分 北海道苫小牧市/苫小牧駅


26.苫小牧8:37発→岩見沢(10:11)10:18着 普通1467D/岩見沢行き キハ150-108
 苫小牧から乗る室蘭本線の普通には電気式気動車が投入されず、従来型となる液体式のキハ150が1両で発車を待つ。2016年に富良野線で乗った0番台と異なり、冷房を搭載しない100番台となる。隣の電気式気動車は国鉄時代らしい装いとなっていた。


 車内は東日本のキハ110みたく、2列1列のボックスシートが主体となる。非冷房にして2段式の窓は下段が固定されている。座席はしっかりクッション性のある座面を有していた。


 乗客は多くないまま発車する。沼ノ端で千歳線が分かれており、引き続き室蘭本線を進んでいく。元々こちらが幹線であり、非電化ながら複線で線形もさほど悪くない。


 程なくして周囲は雪が積もり、霧が濃くなってきた。


 そのまま国道234号と並走している。早来の駅は"はやきた"と読むので、覚えておこう。付近は少しだけ市街地らしさを見せていた。岩見沢までは54kmあり、そこそこな距離だ。


 農地の広がる風景になってきた。霧がかかっているも、次第に晴れてきたようだ。


 やがて停車する安平には何があっただろうか?安平町には道の駅があり、名前が『あびらD51ステーション』だったかと…。


 一面のホワイトアウトを改めて収めてみよう。


 南千歳から新得を結ぶ石勝線が合流してくる。あちらは単線の非電化ながら、札幌から新得の短絡ルートとなるため立場が上位らしい。線形もあちらが勝ることだろう。


 追分は3番線に停車。2番線は室蘭本線と石勝線が共有する形になっており、やはり駅舎に面するのが1番線となる。


 せっかく追分では9分停車するので、少しばかり外へ出てもいいのだろう。この2線3線式ホームはどう扱うのが正解だろうか?

(A)ゆでたまむすび和風マヨ(日糧製パン) 162円[軽]
 札幌で購入したモノをここで投入する。緑茶と合わせるは2日目に購入した、醤油ご飯に醤油煮卵と醤油マヨネーズを合わせたおにぎりだ。


 接続する石勝線の普通は、定刻より遅れて追分に入ってきた。駅舎に面した1番線は、やはり上下移動のないようにして特急が多く使うのだろう。


 石勝線が単線で分岐していく。付近には道東自動車道の追分町インターがあり、石勝線から根室本線にかけて並走。2024年11月時点では釧路の手前(阿寒)まで開通しており、年末には釧路市内へ直通する予定だ。


 雪原と山々を眺めつつ、遠目には空の下に霧や雲が溜まっている。その光景は雲海のようであり、どことなく幻想的だ。


 三川からは単線となっている。引き続き国道234号と並走しており、岩見沢までは29km。栗山まで12kmとなり、そこそこ距離を有するも着実に近づいてきた。
(つづく)