なぎ「鉄旅リターンズプラスです。前回までは2018年8月、2夜連続の東京ドームってことでよかったんだっけな…?で、今回はその続き。」

なぎ「2夜目となる試合終了後、当時都内で"ベースキャンプ"というわけではなかったんですが。御茶ノ水の銭湯は深夜も開いているので、一夜を明かすこととしました。最終日はまだ小分けで使用できた青春18きっぷで…、どこでしょうか。では時間を2018年8月22日、夜に戻します。」

 

2018年8月22日(水)午後10時50分 東京都千代田区/水道橋駅

 

28.水道橋22:50発→御茶ノ水22:53着 普通2214C/津田沼行き サハE231-611
 山手線から移ってきたE231系500番台も、結構増えてきた中央線各駅停車。中間付随車(サハ)のうち、600番台はE233系の要素も兼ね備える車両だ。


(S)水道橋→御茶ノ水:JR運賃 133円
 座ろうとするまでもなく3分で降りると、時刻はそろそろ夜11時。今夜はそのまま、先月と同じ"キャンプ地"へ…?
もも「…昨日と同じ八王子じゃないのよね?」
めぐ「行かないよ?」

(現)深夜サウナ6時間コース(神田アクアハウス江戸遊) 1780円
 先月と同じく、深夜に休憩できる銭湯を"キャンプ地"とした2日目。浴室はこれまで何度も取り上げたので省略。そのまま体を洗い、汗を流してから湯船でゆっくり伸ばす。


(現)明治コーヒー(明治) 140円
 入浴後は糖分等、甘みあるものを欲するもの。そのまま2階の畳敷きスペースで朝まで過ごす…。
もも「ルート確認でしょ。」
さく「あ、そうだった。」

 3日目の予定ルート。まずは御茶ノ水から、中央東線を岡谷までひたすら進む。そこから飯田線(正確には辰野まで旧中央東線)に乗り換え、駒ヶ根で途中下車。
めぐ「そっち乗りたくって…。」
もも「本当、わかりやすいんだもん。」

 駒ヶ根から飯田まで南下したあと、高速バスで名古屋まで帰るのだ。
なぎ「先月のリプレイじゃないだろうな?」
さく「リプレイってより、ショートカット的な。」

 ひとまず備えるように寝ておこう…。
なぎ「おやすみ…。」

 

2018年8月23日(木)午前5時36分 東京都千代田区/神田アクアハウス江戸遊


(現)延長30分(神田アクアハウス江戸遊) 200円
 出発はさほど早くない3日目。延長料金は少々かかったものの、わずかながら睡眠時間を多く確保できたもの。なお程なくして運営主が変わり、現在は『RAKU SPA 1010 神田』となる。
もも「本当、みんなして反省よ。こんな朝っぱらなのに。」
さく「はい…。」
なぎ「…どうかしてた。」
めぐ「こっちは想定内だけど。」


 ビル群に囲まれた中、佇む銭湯の休憩室で迎えた朝。先月の反省を生かして上着を着込み、冷房の強く効いた室内でも寒く感じるまでには至らなかった。反面、外は朝から暑い。
めぐ「じゃあ、また朝はあそこの蕎麦屋かな?」
もも「アンタはもっと反省しなさい。」


 線路沿いを歩く道のりも、日の昇っていない冬場と違ってわかりやすい。JR御茶ノ水の聖橋口までは上り坂だ。
さく「…この画、焼き直しだったり?」
めぐ「前、暗い冬だったし。明るい時にね。」


(現)玉子丼(そば新) 360円
 こちらもさすがに先月と同じ失敗は繰り返さない。朝食はさほど重いものにせず、比較的安価な丼飯にしよう。要するに"カツ丼のカツ抜き"であり、同時に"親子丼の鶏肉抜き"。卵でとじた"割り下"とタマネギである。
もも「だいたい何よ、わかめ単品って…?」
めぐ「だから、押し間違いだって。」
なぎ「わかったから…、食え。わかめ単品…!」
もも「こっちはこっちで何をツボったか。」


(S)フロムアクア(JR東日本ウォータービジネス) 110円
 朝食らしいボリュームでごちそうさま。出発前に水分を補給しておこう。なお御茶ノ水の『そば新』は2020年5月に閉業している。
さく「いいけど…、足りなくなったら。」
めぐ「買い足すだけだけど。」


(現)塩山→小淵沢:JR運賃 970円
(現)塩山→小淵沢:B自由席特急券 1180円

 もう少し時間があるので、先に途中区間で必要な"ワープ分"を仕入れたい。指定席券売機はどのJR区間の切符も購入できるのだから、登場させた方々は素晴らしいものだ。
もも「いや…、わかってたし。いいんだけどさ?」
さく「普通だけじゃ間に合わないもん。」


29.御茶ノ水6:16発→高尾7:10着 中央特快609H/高尾行き モハE233-247
 3日目に乗る1本目はさほど乗っていない、早朝の特別快速。座ったら睡眠不足分を補うべく、寝られる限り寝るだけだ。
なぎ「じゃあ、ここから次は高尾…。」

 そのまま乗ること54分…。


 高尾に着いたら乗り換えよう。時間はそこそこあり、乗車距離から見て確実に座っておきたい。
もも「…ま、アンタらが乗っかるから座れるんだけどね。」
めぐ「え、今更?」

 先に出るのは大月行きであり、客が乗っていたことから高尾始発でない。
(2018東京ドーム2DAYSライヴ つづく)