2024年8月13日(火)午後4時29分 愛知県津島市/津島駅


0.木田16:16発→津島16:25着 普通/弥富行き 名鉄5051
 8月13日はなんとなくバスにも乗りたくなった。ということで午後4時半という遅い時間ながら、津島駅から名古屋市内に向けて乗っていこうと思う。


 名鉄バス津島営業所はその昔、津島駅に構えていた。現在でこそ大坪に営業所を構え、津島市内から鉄道のない2経路で名古屋市内に特化しているのだが。当時は手狭な津島駅前から、富吉や東海大橋へも路線があったらしい。


1.津島駅16:43発→地下鉄太閤通(西)17:29着 路線43/栄行き 名鉄バス4708
 では乗っていこう。そのまま駅前で待機していた、2017年式の三菱ふそう製車両だ。とりあえず安松を経由して、栄まで向かう。岩塚経由の栄行きは存在しない。


 この路線は愛知県道68号の、バイパスのない現道(旧道)を進んでいる。バスや原付含めて何度も通っていることから、乗車する感覚を重んじて軽く流して済ませておこう。気付けば座席は埋まって、立ち客も出ている。


(M)名鉄バス運賃:津島駅→地下鉄太閤通(西) 700円
 作戦変更。地下鉄太閤通で降りて、名称変更後の駅を少し見ていくこととした。高速道路の案内標識と共に、市バスに続く名鉄バスを見送っていく。今回は津島駅まで名鉄のICカードを使えず、乗り継ぎ割引が適用されていない。


 駅はちょうど愛知県道68号と名古屋市道環状線の交差箇所にあり、入口が交差点の四隅に設けられている。周辺にあった中村区役所が移転したため、駅名が『太閤通』に改められた。


 地下鉄の駅へは事実上、階段しか見られなかった。エスカレーターは上りのみが途中までしかなく、意味を成していない。


 改札は1か所のみとなる。自動改札は幅広タイプを含めて3通路と、有人通路のみで比較的規模は小さい。


 地下鉄桜通線のホームは島式で統一され、ホームドアも全駅に完備。車両は運転台を右側に有している。太閤通では2番線に到着後、一旦引き上げてから1番線に入線させる方式らしい。


2.太閤通17:42発→久屋大通17:49着 徳重行き 名古屋市営6709
 桜通線の開業時からある車両は現在でも古さを感じさせないが、車内のLED案内装置やインバーター制御機器は更新されている。続くは照明のLED化だろうが、車両ごと置き換わるのが先になるだろうか?

 太閤通からの乗客は少なく、次の名古屋からは多く乗っていく流れ。やはり大型休暇の期間とはいえ、平日であることにかわりはないのだろう。


 久屋大通の桜通線ホームはやけに広い。持て余していることもあってか、中央部分を利用して展示コーナーとしている。今回はここから栄まで、歩いて向かおうか。さほど距離もないわけだし。


(M)名古屋市営地下鉄運賃:太閤通→久屋大通 240円
 久屋大通から栄へは地下街が続いており、オアシス21まで徒歩で結ばれている。距離もあまり長くなかった上、地下街であるために店も豊富にある。何よりも空調が完備され、直射日光もなく快適なのが大きいだろう。


 中部国際空港へ向かうバスがちょうどいいタイミングにある。次にバスで向かう先はこれで決まった。


3.栄18:10発→中部国際空港(第1)18:55着 高速セントレアリムジン/中部国際空港(第1)行き 名鉄バス3509
 来たのは折戸を持つ、日野製の近距離高速路線車両。この形状が初登場した当時は、従来のバス像から一新した斬新さに魅力を感じたことだ。


 青系の座席は2人掛けで、中央に肘掛けがなく補助のあって前後間隔が小さめなタイプ。リクライニングはそこそこ深い。どうやら午後6時を回っていることもあって、こちらには乗ってこないようだ。隣から発車するネオポリス行きは多くの乗車がある。


 特に遅れることなく名古屋市の繁華街、栄を騒がしくも静かに出発した。ここから中部国際空港の第2ターミナルまで40分、第1ターミナルは45分を予定している。


 東新町から高速走行をスタート。名古屋高速道路は都心環状線から3号大高線へ、ビルも多い都市部を進んでいく。特に渋滞しているというような情報はなさそうだ。


 大高からは知多半島道路へ進む。中部国際空港までは30km、そのまま順調に進めば25分で到着できる。それにしても、車内の時計は時刻が機能していない。大きくズレている。


 大府のパーキングが両方向共に設けられたのに対して、名古屋方向の阿久比パーキングはなく整地中らしい。さて羽豆岬から名古屋へ進んでいく間、かつては武豊にパーキングがあった。そのため現在、大府まではまともな休憩設備がないこととなる。


 知多横断道路(セントレアライン)へ進んでおり、西知多道路とのジャンクションも着実に工事が進んでいるようだ。そちらが開通した際は距離が短縮されて、空港へのバスも経路が変わっていくのだろうか?


 右にりんくうビーチを眺められれば、空港はもうすぐ。夏日の夕暮れ空と雲、海岸線はどこか異国的で美しい。


 バスは第2ターミナルから先に停車していく。このため少々ながら、従来より乗車距離が長くなった。


(M)名鉄バス運賃:栄→中部国際空港 1500円
 特に遅れることなく到着した。とりあえずバスについては今回、これまでとしよう。
(つづく)