2013年7月13日(土)午後8時20分頃 名古屋市瑞穂区/瑞穂陸上競技場

 後半16分に玉田が勝ち越しゴールを決めるとヒートアップ。


 しかし雨はやみつつあったのか、わずか2分後に豊田が決めて同点。流れも悪ければ居心地も悪いので、後ろの立ちスペースに移動。雨もすっかり上がり風が心地よく、ゴールが正面に見えることから応援も熱くなりやすい。そして結局はつられてしまう。
ももか「結局立ってんじゃないのよ。」
めぐみ「20分ぐらいなら…、ね?」


 そして後半の36分、藤本が決めて3点目。その場のノリで見ず知らずの他人とハイタッチしてしまった。そう、この一体感がたまらない。
さくら「さあ今度こそ追いつかれないかな…。」


 本日の入場者数は9237人と発表される。見ればホーム側以外は空席が見られ、特にバックスタンドとアウェー側でそれがよくわかる。
さくら「連休の初日なのに…?」
ももか「ちょっとこれは…、ね?どうしたもんなの。」


 そのまま追いつかれず試合終了、3―2で名古屋が鳥栖を下した。歓喜あふれるサポーターズシート。


 選手がファンの元へ来るという"恒例の儀式"。"6年目のガラケー"に搭載のカメラでははっきり映らないのが残念だ。決勝ゴールを決めた藤本選手のインタビューは場内に流れるも、残念なことにスピーカーがないために聞こえが悪い。

 応援歌のことはサッカーではチャントと言うようで、藤本選手のそれは…。
めぐみ「あれ…、これなんか聞いたことあるような…?」
さくら「GoマティーGoマティー俺たちのフランコ…。」

 野球の話にもなるが、元千葉ロッテマリーンズのマット・フランコの応援歌に似ていたり。後に神戸拓光へ引き継がれ、"応援団騒動"のあった2009年まで使われた。


 せっかくなので休憩がてら、個別席のあるメインスタンドにも足を運んでおこう。
ももか「…座りたいだけよね?」
めぐみ「座りたいけど。」
なぎさ「あんまり早く出ても出れなかったりとかあるからな。」


 試合終了直後の混雑がひと段落したと踏み、程よきタイミングで出よう。だが手元に水分は残っていない…。
ももか「…それ何買ったのよ?こんな青い。」

(現)パワーエイドフューエルエックスマウンテンブラスト(コカ・コーラ) 150円[自]
 試合終了後の自販機で購入。FIFAワールドカップの公式スポーツドリンクとなっているが、実態はいつぞやのバブルマンを想わせる青色の炭酸飲料。この手の飲料は汗をかいてから飲むとより甘く感じるもの。青色なのにイチゴ味のかき氷も思わせる味って…。
めぐみ「…わかんない、なんでもよかった。」


 では最後にスタジアムの夜景を1枚。暗いこともあってようやくデジカメの出番となる。結局この形態におけるパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂陸上競技場)は、これ以降実観戦の機会がなかった。
ももか「今日持ってきた意味なかったんじゃない?」
めぐみ「あるよ、…使ってないだけで。」


 少し時間を置いたものの、残っていた人はまだ多い。せっかくなので往路とは逆に進んで、瑞穂運動場西から帰ろう。桜の名所で知られる山崎川を越えると、そこからは比較的平坦な道となる。夜間はカメラがぶれやすい。

 瑞穂運動場西までは結構歩くこととなった。歩きや自転車といったネタは春先もしくは秋めいた日中が最適だろう。今日のように、夏の夜の試合後では仕方ない。

7.瑞穂運動場西21:41発→名古屋22:01着 中村区役所行き 名古屋市営6320
 瑞穂運動場東が開業した後、栄や金山へは名城線のどちら回りでも大丈夫となった。そのためか桜通線は予想以上に空いている。
なぎさ「…寝とくか?」
ももか「いや、遠慮します…。」


 では今日のまとめ。まずは名鉄岐阜からモレラ岐阜までバスに乗車し、バス好きらしいことを"アピール"。続いては"しゃぶしゃぶ"食べ放題で、しっかりと満腹になった。
ももか「アンタ肉ばっかりで野菜全然だもん。」
めぐみ「ごめん…、でもおいしかった。」

 次の外食系企画はしゃぶしゃぶ以外を選ぶとして、食後は樽見鉄道で樽見まで乗りつぶし。
さくら「まず乗ってから、後で攻めるんだったよね?」
めぐみ「そうそう。今までこれでやってきたから変えなくてもいいし。」


 樽見からは大垣まで通し乗車し、JRと地下鉄で瑞穂へと向かう。
ももか「そういや今日はJR軽く見てるわよね…?」
なぎさ「まあ何回も乗ってるからな。」

 そして、試合は名古屋が鳥栖を下したということ。終わってみればここまで全7夜となり、規模とすればなかなかの長編になろうかと。
なぎさ「…昼のしゃぶしゃぶからどうだ?」
めぐみ「ソーセージと串カツ食べちゃったけど十分持ってる。」
ももか「それアンタが食べたかっただけじゃないの?」

 20分で名古屋駅に着く。総じて今回は、野球の時とは似て非なるパターンとなった。
さくら「今日はもうここで解散で…。」
ももか「別にこんな時間から用事あるわけじゃないんでしょ?」
なぎさ「もう用事終わった。」


 ではこれにて本日終了。
さくら「ありがとうございました。」
ももか「次回は奈良でお会いしましょう。」
なぎさ「またか…。」
めぐみ「ごめん、奈良あるかも…。」

8.名鉄名古屋22:20発→木田22:42着 準急/弥富行き 名鉄6462
 そして前回と同様に、"軽いディナー"をコンビニで買ってから家路についたのであった。

 






 なおサッカー観戦自体は名古屋グランパスがJ2に降格(1年でJ1へ再昇格)した2017年、当時J2だったFC岐阜(現在はJ3へ降格)と公式戦での"名岐ダービー"が実現。豊田スタジアムと長良川競技場へ、双方とも出向いている。2024年現在、サッカーの現地観戦は後者が最後だ。
(2013年樽見鉄道とJリーグ おわり)


めぐ「いかがでしたか?まあサッカーとは疎遠な"いつもの旅行班"ですから、大した内容にはならなかったことでしょう。2013年の"バスとしゃぶしゃぶと樽見鉄道とサッカー観戦の旅"。」


 

めぐ「本編はこれで終わりますが…、2024年にサッカー。特にJリーグの諸問題が大きくなりまして。ちょっと番外編として、そちらを取り上げていきたいと思います。」
(スタジアムの要件が必要かを少し考えよう)