2024年6月22日(土)午後2時21分 愛知県日進市/赤池駅


 赤池の駅は名古屋市営地下鉄が管理しており、鶴舞線では唯一無二の2面3線式ホームを持つ。中央の1線は両面にホームを持ち、2番線は降車専用となる。鶴舞線関連分で待避可能な駅は全て名鉄犬山線。


 階段を上がったところはコンコースだ。方向別にホームが分かれているため、そのまま目的地にあたるほうを選べばいいだろう。発車案内も、通常型で必要十分だ。エスカレーターは上りのみとなる。


 改札は自動改札と、窓口という一般的な構成。名古屋市営地下鉄全般にありがちな、茶色がかったタイルが薄暗い雰囲気を感じさせるモノ。上前津はリニューアルされたのだが、波及するには時間を要するかと。


 地下鉄と名鉄の表記が共にある駅ビルは、愛知銀行の支店というのが正しいだろう。レンガ風味のタイルで囲われた外観は、今となっては古めかしく感じられる。


 駅前にはロータリーがあり、各地へのバスが出ている。周辺は丘陵を開発した地であり、コンビニやマクドナルドなど店もそこそこに集合住宅が多い。


 ここからプライムツリー赤池へ行くことも考えていたところ、駅前から見た限りでは微妙に距離がある。今回はさほど用事らしい目的もないので、遠目に覗いて後にしよう。


 道路に近い位置にも出入口が設けられており、そちらも同じ改札の構成となる。券売機は地下鉄と名鉄がそれぞれ別にあり、間違えないよう気をつけよう。


 場所は変わって名鉄三河線、若林の駅。高架駅となる橋脚が順次組み上がり、鉄筋の下部はコンクリートで囲われてきている。そのまま進んだ三河知立の旧駅があった跡地は、すっかり構造物がなくなっていた。


 知立の高架駅は新しい名古屋方向の構造物が組み上げられ、部分的にはカバー越しに構造体が姿を見せている。待避線部分については現在の仮線が干渉しており、もう少し時間がかかりそう。


 豊橋方向も重量ある鉄骨が組み上がっている。以前の通路があった下部は地中が掘り進んでおり、やがては同じように基礎工事を経て鉄骨が組まれていくことだろう。
(おわり)