2024年5月5日(日)午前5時22分 愛知県あま市/セルフ甚目寺北
(現)エザキ・セルフ甚目寺南店(アポロステーション/愛知県あま市) 169円×2.48L
2024年も早いもので大型連休。せっかくの機会だからと原付シリーズとして、堂々の早朝5時スタートとしたく。加えて今回は企画性質上、ガソリンもフル状態でスタートしたかったのだ。
名古屋駅付近で待機する新幹線ひかり531号が気になりつつ、今回も愛知県護国神社から始めるとしよう。大型連休にして早朝も6時前となれば、官庁街に人は少ない。
もも「原付で呼んだっていうからさ…、早いわよ。なんならこのメンバーで鉄道系でも。」
ひろ「原付だろ、ここ集合ってのは大体。どこだか…。」
たか「…結構遠いんだろ。」
めぐ「恵那とか、中津川にね。363の。」
今回の目的は国道363号の制覇と、中津川市の踏破(到達)である。早朝からスタートとするのは、豊田市から瑞浪市まで国道419号を押さえようとすること。さらに国道257号も一部制していきたいのだ。
もも「でさ…、行動自由な原付ってのに"例のモノ"まで用意しちゃって。」
めぐ「せっかくだし、今日は決めてて…。」
ひろ「いいから、早く走りたかったんだろ?」
晴れて朝6時前から日差しも注ぐ名古屋市内をスタート。久屋大通公園もこの時間らしく、人も車もまばらにしか見られない。そもそも開いている店もほとんどないはずだろう。ある種、貴重な風景だ。
めぐ「欲ったらアレだけど…、夜明けっていうか。日の出ぐらい?」
ひろ「ああ、前に稲武でな。寒く無けりゃ最高だった、雰囲気とか。」
たか「それで去年、伊勢で合宿とかったのか…。」
ということで外堀通りから東区へ向かい、名古屋環状線を右回りに進む。国道153号へは名古屋高速2号と交差する前に、斜め左へ進められる道がある。そちらからは直進でいい。
めぐ「…ま、ここは軽く流して。」
もも「アンタ最初から飛ばしすぎなのよ、毎回毎回。これだっていつ完成するのよ?前のもあるのに。」
名古屋の中心市街地からは着実に離れつつ、集合住宅などビルは多い。杁中を前にして斜め左へ進む箇所があり、そちらへ進んでから(あるいは杁中で直接)左折するのが国道153号ルートとしても最短だ。
たか「ああ、2段階右折対策?」
ひろ「わかってんだろ、こっちも最短ルート。」
八事日赤の病院を抜け、昭和区の起伏ある地に開かれた住宅地を進む。やはり早朝となれば出歩く人も多くないようだ。どうも写真は失敗らしい。
めぐ「…ごめん、あんまりかも。」
もも「いきなり止まりながら慌てるからよ。雰囲気いいってのもわかるんだけどさ?」
東山公園の縁にかかる都市計画道路は起伏ある地形を抜けており、高規格道路の延長計画線らしい雰囲気を見せる。片側2車線の用地が確保されたところ、都市計画が中止されたことから片側1車線のままとなった。
国道153号 植田一本松(名古屋市天白区)→西町4丁目(豊田市)
都市計画道路から国道153号へは豊田市に向けて直進で進められる。起伏ある地形を片側2車線。特に国道302号との交差は地下トンネルで抜けており、高規格道路らしく線形も悪くない。
めぐ「毎回ここ通りたくなっちゃうの。」
もも「アンタもそんな小さい癖に偉そうに。」
ひろ「2車線あるから抜かしてもらうんだろ。」
東郷町に入り、和合ゴルフ場前にあった和合温泉の跡地は病院となった。そんな和合ゴルフコースは『中日クラウンズ』大会最終日となり、早朝から周辺など警備が物々しい。
たか「…中から覗けんよな。」
ひろ「いいけど…、そろそろ20kmぐらいか?どこか。」
小休止のタイミングを測れず、そのままみよし市へ。豊田西バイパスの完成形は片側3車線なり、現行の中央分離帯部分に上から高架橋を通したり。周辺の住宅地もセットで開発されたことで、独特な雰囲気になっているのが結構好きだったり…。
もも「いいけど…、何。また朝マックでグリドルとかって?」
めぐ「まあアレもあるし、チキンタツタって24時間やってて。」
豊田市に入ってから、豊田インターまでは4km。東名高速の下を抜けてから回り込む位置にあり、距離を有することとなるのだ。
ひろ「市街地とかなら、何かあるだろ。」
めぐ「じゃあ…、そうする?」
高架橋から国道155号バイパスを見下ろすと、ある程度形を見せつつ舗装がなされていない。国道153号もバイパス区間を抜けて、市街地までは中央分離帯のない区間となる。周辺に店などは増えてくるも、やはりしっくりくるものはハマらず…。
豊田市の中心市街地で国道153号から外れ、豊田市の駅前でようやくの小休止。愛知県護国神社から実に31.6kmも引っ張りながら、駅前が駐輪禁止とされていたため何もなく終わる。5階建てのマクドナルド(朝マック)は今回もお預け…。
もも「…はい、次行きましょ。」
たか「419号だったな?」
早朝で交通量もあまり多くなくペースがよかったのも、30km以上引っ張る要因になったことだろう。さあ、豊田市からは国道419号で瑞浪市だ。
(東美濃の周回ルートで大周遊 つづく)