2023年3月19日(日)午後6時54分 横浜市旭区/二俣川駅
考えた結果二俣川から乗り換えて、海老名へ向かうこととした。西谷もそうだが、分岐する駅らしく2面4線式のホームを有する。乗り換える快速に、他社から直通する系統はなかったはずだ。
めぐ「海老名だと、小田急もJRもあるじゃん。」
さく「湘南台も小田急あるよ?」
めぐ「いや…。JRからだと、茅ケ崎のほう抜けられるの。」
なぎ「いいから、来たら乗れって。」
来たのは相鉄自慢の新車で、外装からして高級感漂う10両編成。座れないほどに混雑しており、とりあえずは車内の雰囲気から堪能していこうか。
もも「また失敗じゃないのよ。」
めぐ「いや?これも1回。」
6.二俣川18:58発→海老名19:19着 快速/海老名行き 相鉄20306
時間帯等によって色味を調整できるLED照明を搭載し、暖色系となった車内は落ち着いた雰囲気にさせてくれる。先程まで乗車した都営や東急の車内と比べ、天井がやけに高い。
さく「あ…、なんか高いかも。」
めぐ「そうだよね。なんか高くて…、いいかもこれ。」
なぎ「何が成功なんだよ?乗って、座るまでか?」
優先席はひじ掛け付きとなっており、座れるようなので座れば座面がかなり高い。この設計は明らかに長時間乗車を想定せず、高齢者など短時間の着席に特化したためだろう。
さく「うゎ…、これ全然よくない。」
なぎ「これ、わざとそうしてるんだっけな。すぐ座って立てる。」
特急の停車する大和は地下にホームを有し、1面2線式となる。結構な下車があったため、ここからは通常の座席に座ろうか。白銀のロングシートは思いのほか座面など柔らかく、なかなか好みのタイプだと思う。
めぐ「…N3000かな?」
もも「いやいや、何のことかわかんないって。」
さく「鶴舞線の?多分違うでしょ。」
三田線の水道橋から3社を合わせて3本乗り継ぎ、91分で海老名に到着した。ロングシート仕切りのガラス面は大きく取られ、ちょっとした簡易個室のような雰囲気にもなる。
めぐ「419系もこんな感じに…。」
もも「だから、変な例えやめて。」
さく「これ天井も高いからね。419系ないけど、暖色系の。好きでしょ。」
ホームはシンプルに1面2線の島式となっており、どうも工事中らしくホームドアも設けられていなかった。隣はJRの車両がJRルートで新宿に直通すべく、発車を待っている。
なぎ「これまた…、もう1回ってあるだろ。」
めぐ「あるかもだけど、すぐにはない。」
(S)都営・東急・相鉄運賃:水道橋→海老名 1024円
2023年3月19日時点では改札が1か所であり、頭端式ホームそのものである。こちらも工事が進められるため、なんとなくゴチャついていた。
改札を出ると黒色やレンガ調の壁面など、オシャレな雰囲気を見せている。ここまで乗車した相鉄の新車が『ヨコハマネイビーブルー』なるメタリック濃い青色であり、高貴なデザインにしていることだろうかと。
さく「いつから相鉄ってこんな高級路線になったんだろうね?」
なぎ「それは…、よくわからん。」
さあ、海老名からどうするか。相鉄で戻ってもいいだろうが、小田急もあるしJR相模線もある。それこそここで夕食会としてもいい。
めぐ「…JRもE131ってあって。」
もも「もうアンタさ…、今日だけでどれだけいきなり盛ろうってんのよ。」
さく「いいけど…、ここって何かある?」
しっくりこないので夕食は後に回し、JR相模線で茅ヶ崎を経ていくこととした。JRの駅は相鉄や小田急と離れており、真新しい通路を経てこじんまりした橋上駅舎となる。
もも「こんな違うの?」
さく「やっぱ海老名でJRって"裏"なんだよ。4両だし。」
相模線のマイナーぶりは単線であることからもわかるだろうかと。こちらのホームもシンプルに1面2線の島式となっており、そもそも4両編成しか入ってこないことから短めにまとまっている。本数が多くないことで時間まで余ってしまった。
もも「ってかさ…、色々あったのに。まーたいつものアレじゃないのよ。」
めぐ「あるにはあったんだけど、…先進んだほうがいいかなって。」
7.海老名19:47発→茅ヶ崎20:16着 普通1966F/茅ヶ崎行き クモハE131-510
来たのは4両のワンマン車両となるE131系。JR東日本は短編成向けの新車も各線区へ設計し、相模線へも直接投入されることとなった。ロングシートはそこそこ空いているので、迷わず座っていく。
さく「E235を…、から必要最小限?」
なぎ「だんだん誰も何言ってるかわかんなくなってる。」
(つづく)
めぐ「…相鉄の話はいったんここで区切られることとなるんです。まあ流れで鉄旅リターンズプラスとして作っちゃいましたし、次回は相鉄関係ありません。飛ばしていいです。相鉄の本線は4月18日に飛びます。」