今回はJR東海、東海道本線名古屋地区の話。金山と名古屋でホームドアが導入されており、3ドア車両の中央ドアにQRコードが貼り付けられている。特に両端はドア位置にバラつきがあるため、やや幅が広くとられているのも特徴だろう。
もっとも中央ドアにQRコードがあり、ホームドアはそちらを読み取って作動させる方式となる。315系は313系よりドア窓が小さいので、313系のドア窓をペイントとペイント3Dで小さくしてみた。
で、本命は指定席専用車両の導入だったり。特急車両ベースとするならば2ドアになってしまい、QRコードを貼り付けられない。そこで3ドアのまま中央ドアを狭くすることとしたい。理想は名鉄2000系などのドア形状だったが、元画像の都合もあってそこまでできず…。
やっぱり『しらさぎ』は快速のほうがいいような気がする。特に西日本管内完結運用では、あまりに距離が短い。加えて当該改正で全席指定にしてしまったため、いろいろと使い勝手が悪くなったのだ。さすがに指定席2両のみ特急扱い、自由席6両は快速とするわけにもできなさそうか。
で、編成について。ひとまず指定席付き8両編成に統一し、車両からまずは『しらさぎ』と快速を共通化させたい。固定編成が望ましいところだが、既存車両も数多い。よって指定席車両のみを2両単位で新製し、既存編成と連結というのを考えた。
A.指定席付き8両固定編成
B.指定席2両+313系5000番台6両
C.指定席2両+313系8000番台3両+313系8000番台3両
313系5000番台は17本。さらに5本ある5300番台(2両編成)も新規で中間車両を連結させ、6両編成とする。このため自由席専用となる6両編成が22本になった。
313系8000番台については静岡にいた6本を、大垣の3両編成と交換。2本ずつ連結させ、6両編成3本分に再編させよう。これらが5000番台と共通運用ならば、何一つ問題ないのではないだろうか?
よってある程度の8両固定編成と、指定席専用の2両編成を25本。加えてそれぞれ予備を製造することとなる。で…、自由席車両を共通化させたことでこんな編成パターンも。
D.指定席2両+313系4両+313系2両
E.指定席2両+313系3両+313系3両
F.指定席2両+315系3000番台4両+313系2両
ここでいう313系4両編成は0番台,1000番台,1100番台となり、2024年3月改正で合計31本が正式に共通運用となったらしい。
2両編成は300番台となり、一部が静岡へ動くなどよくわからない。3000番台は飯田線などワンマン用であるが、東海道本線での運用も有することから組み合わせに加えた。5300番台は300番台と共通運用を組み、6両編成化改造されない限りは現状維持かと。
3両編成については1500番台,1600番台が大垣に残留した場合。合計7本+1700番台1本分となり、常時2本連結された状態で入っている。1700番台は3本中2本が飯田線で運用され、1本が通常の3両編成に混じることとなる。よって3本まとめて1本分とみなす。
また神領の315系3000番台はオールロングシートだが、武豊線で運用が始まったことから組み合わせに加えた。
まあ、まずは需要を探るのが優先だ。既存の313系5000番台を使用して、指定席運用の試験を行ったほうがいいだろう。あくまで需要調査が優先なので、並行する名鉄との座席格差はいったん無視すること。
格差を無視したくないなら…、どうせ廃車になる311系を活用してもいいだろう。それならばリクライニングシートへも交換できそうだし、リクライニングシートもキハ85やN700スモールAから流用すればいい。
…ってか、ドアの話からなんで指定席へ?指定席車両をQRコード対応させるため、3ドアのままドア幅を狭めたかったというだけの話だった。
(おわり)