2024年3月27日(水) 身内からの依頼品


 2024年春の青春18きっぷは使用機会がありつつも、体調面の都合から断念することとなり返上。その代替として行程の策定を依頼されたため、今回は机上で検証しようと思う。


A1.名古屋6:11発→亀山7:29着 普通1305G/亀山行き
 名古屋から亀山へ乗車可能な1本目は、列車番号末尾が"G"とある。これはJR東海管内でワンマン運転を行うことを示しており、ワンマン運転に対応する313系の2両編成で固定される。

B1.名古屋6:33発→亀山7:47着 普通1307M/亀山行き
 2本目は列車番号末尾が"M"とあり、ワンマン運転を行わない。このため4両での運転が可能となり、4両編成の315系も使用される。313系は2本連ねて運行されることがあれば、2両編成単独もある。いずれも運用は原則として固定されている。

A2.亀山8:03発→加茂9:29着 普通233D/加茂行き
 亀山から加茂は本数共々閑散した区間であり、名古屋から1本目で到着しても2本目との接続だ。1両で運行されることもあり、特にシーズン中とあって乗客数が読めない。使用されるキハ120はオールロングシートかセミクロスシートで、全てリニューアル済み。

A3.加茂9:45発→天王寺10:33着 大和路快速3351K/大阪環状線外回り
 加茂からは大阪の近郊路線となり、221系の6両ないし8両となる。本数も多くなり、着席は余裕だろう。

 さて大和路快速では設定がないものの、一部の区間快速で指定席『うれシート』が用意されるようになった。モノは221系で変わらず、通常の座席で区画が分けられるだけだ。

A4.天王寺10:40発→関西空港11:33着 関空快速4141M/関西空港行き
 関空快速と紀州路快速は連結された8両となり、前方の編成が必ず関空快速となる。223系と225系は共通運用となっており、どちらがどちらに入るのかは決まっていない。

 今回行程を提供したのはここまでとなる。ここから先は関西国際空港を見て回ってから、阪神甲子園球場へ向かうとのことだ。JRならば甲子園口が近いとされつつ、距離を有するためバスが出ている。


 実際には大阪梅田から阪神電車に乗ったほうがいいのだろう。このほか復路の関空快速を西九条で乗り捨て、そこから甲子園まで向かう手段もあったり。なおICカードは使用可能なので、問題はないとされる。

 ところで選抜高校野球の期間ながら、実際は現地観戦することなく終わったらしい。また復路は東海道本線経由と思われるところ、やはり行程を用意してもらっていない状況下では勝手が違ったとも…。
(おわり)